概要
主に以下の2つの用法がある。
1.仏具の金属音の表現、もしくはそれに関係する用法
仏壇で用いられる鉢形で金属製の仏具「りん(鈴)」の音を表現する擬音語。
故人に対して手を合わせる際に鳴らすことから、人やキャラクターが死んだことをコミカルに表現するときに用いられる。
転じて、何かが失敗したり終了したりした際のひどく虚しい印象を表現する擬態語としても用いられる。
2.男性が「オチンチン」に物理的衝撃を受けたことを表現する用法
男性の金的(男性器)に蹴りなどが当たったり、ボールなどが直撃したりして、男性がダメージを受けた様子をコミカルに表現する擬態語。
もちろん実際にこのような音が鳴る訳ではないが、男性器のうち陰茎の部分は一般的に「チン」を含む名称で呼ばれることや、睾丸の俗称の「キンタマ」が金属を連想させることから、暗に男性器を連想させることができる擬態語として定着した(後者は「キーン」と表現されることもあり)。
テレビ番組やドラマ・アニメなどでも、男性が金的を受けた場面では、そのことをわかりやすくするために高い金属音や先述の仏具のような効果音が鳴らされることが多い。
参考動画(効果音は5:42ごろ)