概要
葉蓮とは、『シャーマンキング』に登場するキャラクターである麻倉葉と道蓮のカップリングの作品に付けられるタグである。
麻倉葉は、1985年5月12日生まれ。牡牛座のA型。趣味は音楽鑑賞、好物はカレーうどん。日本・島根県・出雲市出身。本作の主人公。
頭のヘッドホン、首に掛けた熊のツメと木製の便所サンダルがトレードマーク。一人称は「オイラ」。
13歳で出雲から単身上京し、シャーマンファイトに参加する。「楽に生きられる世界」を作るため、シャーマンキングを目指す。
自他共に認めるユルい性格で、口癖は「なんとかなる」。
道蓮は、1986年1月1日生まれ。山羊座のAB型。趣味はストレス発散、好物は桃まん。中国・貴州省出身。頭のトンガリは彼のトレードマーク。
中国の歴史の陰で1800年間暗躍してきた道家の御曹司。
人間に対する強い怨みと憎しみを抱く道家の思想に囚われ、大勢の人間を殺めてきた。この世の全てを破壊することを目的にシャーマンキングを目指していたが、麻倉葉に出会い戦いの中で心を通わせ、人の温かさに触れたことで今までの考えが間違いであることに気付く。以降、破壊しか生きる術を知らなかった彼は、憎しみが憎しみを生む連鎖が続く世界を変えるためにシャーマンキングを目指すようになる。
お互いが初めてできたシャーマン友達。ユルい葉とお堅い蓮は一見反りが合わなそうに見えるも、葉の隔てない優しさと『なんとかなる』という諦めない信条に感化され、予選での戦い、道家の戦い、パッチ村への旅を経て友情を深めていった。
葉の想いの深さが如実に表れたのが対月組ペヨーテ戦の彼の決断である。蓮は戦いの渦中でペヨーテに命を奪われ死に至るものの、そこに再び手を差し伸べたのが葉だった。葉はかつて蓮と同じく世界を怨み憎んでいた少女との約束の元シャーマンキングを目指していたが、その約束は蓮の命にも等しい重さを持っていた。葉は蓮の為ならば惜しくはないと、彼女との約束を反故にして蓮の蘇生を鋼鉄の乙女に願う。
当の蓮は霊体となってその事実を知り、自分の禊のために葉の夢を台無しには出来ない、そのくらいなら葉を行かせる道を選ぶと蘇生を拒絶するが、仮死状態では如何ともし難く、結局蓮は息を吹き返す。蓮は命の恩人であるメイデンに悪態をつき、激昂したマルコに刀幻境の一撃を加えると、謝謝(ありがとう)、葉と心中密かに礼を述べるのだった。