捨て犬とは、飼い主に捨てられてしまった可哀想な犬のことである。ダンボールなどに入れられて路上に捨てられることが多い。
人間が飼い犬を捨ててしまう理由は「世話が面倒になったから」(人間の育児放棄と同義)「犬より猫の方が好きになったから」「別の犬が飼いたくなったから」、「子供を産み過ぎて子供だけを何匹か捨て犬にするしかないと思ったから」など様々であるが、いずれも人間がいかに自分勝手な生物であるかがわかる理由であろう。
なお、現実では動物を捨てる(野外に放置する事など)ことは動物愛護法の違反となる犯罪であり、懲役や罰金が科せられる。逆に言えば、人間の子供などと同じく親が育児放棄をして虐待となるのと同じ悪い事であると分かりやすいか。
その対策のため動物愛護協会、環境省などその他の動物保護団体によれば、全世界の国々でマイクロチップを埋め込むための手術を購入した飼い主は必ず動物病院でする事が義務づけ(命を保護するためしばしば強制)られる事になっている。チップを生物に埋め込むというのは抵抗あるが自分勝手な人が普及される恐れがあるので仕方ない事だと思われる。
不運にも捨てられてしまった犬は、上のイラストのように、通りすがりの動物愛護者なる人など他の誰かが自分を拾ってくれる日をひたすら待つしかない。…とは言え、『誰かが保護してあげる事』は違法ではなく合法というか当然の事として『ちゃんとした保護にも繋がる』し、自分からは何もしてあげられないからだと言っても身近な人や警察、保護団体の保護員などの人に頼んでもらって、その命ある生き物を助けあげるのも良い事かも知れない。できる人は助けてあげようね。
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犬のおまわりさん(これはその逆の立場)