ユノハ・スルール
ゆのはするーる
CV:小倉唯
人物像
ネオ・ディーバの聖天使学園におけるエレメント候補生の1人で、アクエリアF型のパイロット。
普段は女子部に在籍するカエルのような(作中での呼称は何故か「猫」。タマという名前がある)ぬいぐるみで、言葉は一切発さず、状況に応じて動く。序盤は謎の多い存在だったが、実はエレメント能力で見えていなかっただけで、その正体は小柄な美少女。
エレメント能力と恥ずかしがり屋な性格のせいで、姿があまり認識されない。エレメント能力は「光学透過」。恥ずかしくなると透明になり、アクエリオンに搭乗すると、機体全体を光学迷彩で覆い短時間の間、視覚・レーダー・センサーでの観測およびビームによる攻撃を無効化できる。
この能力は学園への編入後に周囲と馴染めなかった事から「いっそ本当に誰からも見えなくなってしまえば」と願っていた時に発現した物である。
墓穴特訓後は「自分を含めた他の物体を透明にする」能力に強化された。レーダーに感知されない性質も健在で、ベクター機のような巨大な物を隠蔽する事もできる。
第8話以降、日常でも普通に姿を現すようになったが、注目を浴びると能力を使って消えてしまう癖は抜けていない模様。消える際は「すーっ……」と効果音を口にする。
恥ずかしがり屋という設定のわりに、「昔学園に在籍していたエレメントの幽霊の持っていたぬいぐるみ」というアンディの作り話にあわせて夜な夜な歌いながら彷徨ってアマタやゼシカを恐怖させたり、候補生が群がる中でサザンカが盗sもとい撮影した写真の中から毎回アマタの写真(それも一番キワどいやつ)を選んで購入したり・・・と、意外と大胆な少女だったりする。
第8話からOP・EDアニメにも姿を現し、事実上レギュラーメンバーとなる。
自身が転入生であり、恥ずかしがりやな性格ゆえに周囲に馴染めなかったことから、同じく転入生で周囲に馴染めていないジン・ムソウを気にかけている。「独りでいる方が気楽でいい」と語るジンに「独りはよくないです」と言ったのがきっかけでジンから興味を持たれることになった。
彼と親交を深める中で彼に恋するも、偶然からジンがアルテアのスパイである事を知る。カグラの強襲に乗じて無理やりアルテア界に連れて行かれそうになるも彼女の涙を見たジンが心変わりし、彼を交えて合体に成功する。
合体を通じて想いを伝え合った二人であったが、直後にミカゲによってジンが殺害された事で絶望し、しばらく塞ぎ込んでしまう事になる。
その後、墓穴特訓でミコノの能力によってジンの魂と接触。立ち直る事に成功する。