概要
かつては「熊本商科大学」と呼ばれた、「熊本学園大学」の付属高校。
1994年に現名称に改称するまでは熊本商科大学付属高等学校という校名で、1972年までは男子校だった。
そのため年配の人にはまだ「商大付属」と呼ぶ人もいる。
名の通り、かつては系列大学への進学を念頭においた学校であったが、近年は選抜クラスを設け国立大学への進学も奨励し進学校としての色彩を強めている。
運動部にも力を入れていてスポーツ専願生制度があり、ボート部が全国大会出場クラスの強豪。
地元での通り名は「ガクフ」。
熊本市内の中心部から自転車で30分もかからない場所にあるが遠隔地からの生徒のために男子のみ寮がある(女子寮もかつてあったが2020年に廃止)。
制服
女子の制服が特に人気が高く、ローカル番組や受験口コミサイトの「可愛い制服ランキング」企画でも常に上位を占める。
冬服は赤いネクタイのダブルブレザーだが、夏服は青いセーラーワンピースにベルトがついているという、二次元ではありがちだが現実では滅多に見ないデザインのため、制服好きさんの間では人気の高い制服で、動画サイトなどを通じて海外にも広く知られることとなった。
2017年には、Eテレの9月11日にオンエアされた番組「世界制服」や、映画「はらはらなのか」でも登場した。
この夏服は共学化の際に女子1期生の中からデザイン案を募集したものだという。
2011年に付属中学校が開設されており、制服は高校とカラーリングが同じのセパレートタイプのセーラー服。
男子制服は前がファスナーで閉めるタイプの学ラン。
主な出身有名人
旧称時代の卒業生を含む。
- 坂本哲志(自民党所属の衆議院議員。菅内閣の少子化対策、地方創生大臣)
- 田中芳樹(作家)
- ショーンK(コメンテーター、自称コンサルタント)
- 永田貴樹(ミュージシャン、元椿屋四重奏)
- 菊住守代司(キャプテンストライダム)
- 末吉咲子(元風男塾→少年秘密倶楽部)
- 園田健太郎(作曲家)
外部リンク
独占インタビュー】熊本の高校の制服が映画に『はらはらなのか。』監督に突撃取材