となりの関くん
となりのせきくん
概要
「月刊コミックフラッパー」で連載中の、森繁拓真によるコメディ漫画。関くんとは関俊成のことで、内容は「”関くん”関俊成が授業をサボって遊ぶ様子を、隣の席の横井るみが注意しつつもツッコむ」というもの。「授業サボり漫画」と称されることもある。因みに作者のブログ名も「森繁拓真の手遊びナイト」という。
2013年4月にシンエイ動画の制作で、ショートアニメ化されることが決定。2014年1月-3月までテレビ東京・AT-Xで、13話までが放送され、GyaO!・niconicoなどの動画サイトで、1月-6月に21話まで配信された。AT-Xでは5月以降に14話以降も放送された。
2015年原克玄氏の漫画『るみちゃんの事象』と共に実写ドラマ化されることが発表された。7月よりMBS・TBSの深夜枠で、ドラマ『となりの関くんとるみちゃんの事象』と題し、2本立てで全8話が放送された。
ドラマは細川徹氏が脚本・演出を手掛けることとなり、原作者の森繁氏は「ドラマ化の企画を頂いた時、嬉しさと共にあった不安は、細川監督の様々な作品に触れてたちまち安心に変わりました」と語り、「きっと夜の疲れを吹き飛ばす楽しいひと時が生まれると思います」と期待を寄せている。
2020年「となりの関くんじゅにあ」が連載開始。本編から10年後、母親になった(元)横井さんと、その息子の様子が描かれている。子供の顔立ちや行動パターンからして、結婚相手は明らかに…
ちなみに「となりの関くん」という名前だが、あくまで横井さんの視点で話が進んでいく(しかしアニメとドラマでは関くんがトップクレジット)。
登場人物
- 関俊成(アニメ:下野紘 / 実写:渡辺佑太朗) - 横井さんの隣の席でひたすら授業をサボって手遊びばかりしている少年。基本的に喋らない。
- 横井るみ(アニメ:花澤香菜 / 実写:清水富美加) - 隣に座る関くんの遊びに振り回されつつも、彼の遊びを妨害したり、一緒に遊んでしまう事も少なくない。
- 前田高広(アニメ:須嵜成幸)- 関くんの前に座っている体格の良い少年。野球部員。彼の体格のお陰で関くんの遊びは先生にばれない。
- 宇沢明康 - 落ち着きがなく、関くんの遊びの邪魔をする事があるウザイ少年。
- 後藤桜子(アニメ:佐藤聡美 / 実写:真山りか)- 横井さんと仲良くなりたいと思っていた三つ編みの地味な感じの少女。横井さんと関くんが交際していると勘違いして、妙な妄想をしている。
- 橋野友香(アニメ:菊池こころ)- 横井さんの友達で二つ結びの眼鏡っ娘。関くんの遊びに全く気づいておらず、横井さんが勝手に驚いたりしていると思っている。
- 仲間由宇(アニメ:設楽麻美)- 横井さんの友達で横井さんに「邪悪横井」「お母さん横井」など妙なあだ名をつける事がある。
- 関純 - 関くんの歳の離れた妹で幼稚園児。横井さんは彼女とは仲良くしたいと思っている。手先が器用で基本的に喋らないところなどは兄そっくり。
- 関くんのお母さん - 本名は不明。関くんのサボりには昔から悩まされてきたようで、授業参観では輪ゴム鉄砲で関くんの手遊びを妨害していた。息子と同じく手先が器用だが恥ずかしがり。