天の川
あまのがわ
天の川とは、夜空に見える光の帯。
概要
天の川とは、夜空に見える光の帯のこと。
一見雲のように見えるが、正体は地上から見える銀河系の姿で、望遠鏡などで観測すると無数の星の集まりであることが分かる。
夏(7月から8月)の夜の晴れた日が最も観測しやすい。
世界各地では天の川にまつわる様々な話が存在する。
特に日本では中国から伝わった「七夕伝説」が語り継がれており、織姫と彦星の二人の間に流れる川として知られている。
一方でギリシア神話では、全能の神ゼウスの妻の女神ヘラの母乳として言い伝えられている。ゼウスが浮気相手との間に出来た子供ヘラクレスにヘラの母乳を飲ませようと、ヘラが寝ている間にヘラクレスに乳を吸わせたところ、ヘラが目覚めてヘラクレスを払いのけてしまい、こぼれ落ちた母乳が「ミルキーウェイ(ミルクの道)」になったと言われている。
関連イラスト
外部リンク
- 年に一度だけの逢瀬。天の川を描いたイラスト特集- pixivision(2022年7月7日)