※この記事は『デジモンゴーストゲーム』最終回のネタバレが記されています。
大切な人の笑顔…楽しい思い出…いずれは雲のように薄らぎ消えてしまう。ですが、怖がらないで…君の体も心も、明日からこの世から消えているかも…いつまでも一緒にいられる…なんて、夢なんでしょうね…
概要
デジモンゴーストゲームのすべての元凶であり、最終回のサブタイトルでもある。
言うなれば『星喰い』であり、グルスガンマモンの故郷を滅ぼした存在。
あらすじ
狡猾な罠にはまったシリウスモンは、敵の攻撃で胸に穴を開けられ、死に向かっているように見える。その時、宙に謎の声が呼びかけてくるのだが……。
これまでのグルスガンマモンの行動(生い立ち)
滅亡する故郷の星から発信され、現在のデジタルワールドにたどり着く
↓
何らかの理由でガンマモンに退化
↓
北斗と出会い、人間世界に送られる
なお、出会った頃のガンマモンは狂暴で嫌われものだったとのこと
本編
レグルスモンの騙し討ちによって致命傷を負ったシリウスモン。
精神世界でガンマモンが消えゆく中、宙に誰かが呼びかける。
宙はクオンタモンの導きで時間の流れが遅くなったガンマモンの精神世界に入り、消えかけているガンマモンに呼びかけるが…。
一度はガンマモンのふりをしたグルスガンマモンに騙されそうになるが、チョコレートや魚、清志郎の呼び方が違っていたことに気付いたため宙は本物のガンマモンではないと看破。(本物はチョコレートは『最強』、魚は『キラキラ』、清志郎は『キヨ』と呼ぶはず)
その後、本物のガンマモンの精神に呼び掛け目覚めさせることに成功。
その時、シリウスモンの傷が塞がり、元通りとなる。
復活したシリウスモンは再びレグルスモンに立ち向かう。
様々な進化を使い、レグルスモンを追い詰めるも、剣を砕かれてしまう。
しかし、自身の武器を解除して、拳で最後の一撃を放つー
「プラネイトナックル!」
敗れた末、グルスガンマモンに退化。
そしてシリウスモンがグルスガンマモンを取り込む。
グルスガンマモン「俺が…食われた…?マジか…わァったよ、俺の負けだ!」
ガンマモン「おう!じゃあ、やくそく、そのいち!…」
グルスガンマモンとの戦いに決着が着いたことにより元のデジタルワールドに戻ってきた宙達。
ガンマモンはグルスガンマモンに約束させた『薬』をデジタルワールド全体に投与させ、GRB状態を解除させた。
その後、クオンタモンが中に入る許しを与える。
クオンタモンがデジモン達を人間世界に送り込んでいたことを告げる。
もともとは人間の感情の調査のためだったが、最近はGRBによる侵食からデジモン達を守るという側面あった。
さらにいずれデジタルワールドとリアルワールド双方世界が消滅することも危惧しており、実はグルスガンマモンが戦力を集めていた理由と重なっていて、実のところ手段は違えど目指していた場所は同じ『2000年後の危機を乗り越える』ことであったのだ。
その後和解し、デジモンアドベンチャー02の最終話のように『デジモン達はリアルワールドに認知され共存していく』かたちとなったのだった。
余談
余談だが、上記の通り生い立ちがドラゴンボールの悟空に酷似している。