概要
自動車のボディは基本4回塗装である。錆を防ぐ下塗りとしてタンクに浸して電着塗装をした上に、塗膜の耐久性を上げるための中塗り、その上に実際のボディカラーである上塗りを施す。最後に艶出しや塗膜全体の保護のためのクリア層で仕上げる。下塗り以外はスプレー塗装であり、産業用ロボットなどが行う。
部分的に違う色に塗り分けることもできるが、コスト高となる。
古くはクリア層のない単色のソリッドカラーだったが、近年はキラキラとしたメタリック・パール系のボディカラーが人気。
昔から白・シルバー・黒といったモノトーン系が定番ではあるが、メーカーや車種によっては赤や青、黄色といったビビッドなボディカラーを押し出している場合もある。パステルカラーやブラウン、カーキ系の車は比較的希少。