概要
魁朱とは週刊少年ジャンプで連載されている漫画「あかね噺」に登場するキャラクター、阿良川魁生×桜咲朱音のカップリングである。
初対面(1巻 第四席)
渋滞で、阿良川魁生がらくご喫茶での独演会に遅刻した際に、朱音が代役として「まんじゅうこわい」を演ったことがきっかけで二人は出会うことになる。
「すごいすごいすごーい!!」「もしかして10代!?いやーびっくりだよー」「ねえねえねえ・・・んでふっ」
魁生はいい落語家に出会うと抑えられないらしく、いきなり朱音に抱きついてきたのである。重要なことなので、もう一度言うが、抱きついてきたのである。そしてあかねの高座を褒めちぎる。抱きついたまま。この行動に驚いたのは朱音だけでなく読者もだろう。これらの流れでこのカップリングに目覚めた方も多いのではないだろうか。しかしいきなり抱きついてきたことに、朱音は憤っており(当然である。)、悪態をついていたり怖いと思っていたりと、魁生のことをマイナスに見ていた。その後朱音がアンケートを眺めていた際の二人の会話にて、大きな爆弾が投下された。
「んなっ!!」「驚き過ぎでしょ 傷つくなー。でも随分熱心に読んでたね。」
「もしかして僕のこと気になっちゃった?」
これはフラグが立ったと言っても過言ではないのではないだろうか。少女漫画だったら確実であるが、この作品は少年漫画である。(ちなみにあかねはこの発言に対して、違うと反論している。)
魁生からの阿良川一生の弟子にならないかという提案に朱音が即答した時には、悲しんでいたりと魁生はせわしない男である。
良くも悪くも魁生は朱音ちゃんに影響を与えていることが、後の朱音の行動からもわかる。
「そうだ。阿良川魁生!!…さん!!!今日は負けたけどすぐ追いついてやりますから!!覚悟して下さいね!!」
朱音はそう去り際に残し、2人の出会いは終わった。この話は2人のライバル関係が築かれるきっかけにもなるため、未読の方はぜひ読んでみよう。
再会(2巻、第⒗席)
因縁の相手、阿良川一生との対談をするため、可楽杯に参加した朱音。予選会場にて2人は再開する。
「また会えて嬉しいよ、あかねちゃん」
(ちなみに単行本を見てくだされば分かるのだが、この男会場に入ってすぐに朱音の存在に気づいている。)
前回のことを根にもって警戒する朱音とニコニコと話す魁生。この2人を、高良木ひかるは随分と親しそうと感じている。