概要
CV:永井一郎
日本画家。60歳。
富士山の絵で有名な日本画の巨匠。厳格な性格で、聞き込みにきた少年探偵団を怒鳴りつけた。
しかし、お土産に探偵団の似顔絵を描いてくれるなどの茶目っ気も見せている。
ネタバレ
本作の殺人事件(黒の組織によるものを除く)の真犯人である。
ある時期まで富士山が一望出来るとある小高い丘まで自ら出向いてそこで絵を(おそらく下絵まで)描いていたのだが、加齢によりそれが難しくなったと感じるや思い切ってその丘を丸々購入して自宅を建設、富士山が一番良く見える位置にアトリエを設置した(いくら日本画の巨匠として財を成した彼でも相当高い買い物であったであろう事は想像に難くなく、年齢的にも『終の住みか&アトリエ』とするつもりでもあったのだろう)。
しかし、その邸宅が完成した後に自分の弟子でもある常盤美緒が都の条例を強引に改正させてまで高く設計した高層タワーがよりにもよってアトリエからの富士山の眺望を真っ二つにジャマする形で建立されてしまう。
自分の最後の仕事場とするつもりだった場所からの風景を汚されたことに怒り、主原因たる常盤美緒と条例改正計画に関わった大木岩松を殺害。
2人と同じ理由で原佳明もターゲットとしていたが、原は黒の組織に関わっており、既にジンに殺害されていた。そこで、この事件を利用して自分のアリバイを確保することに成功した。