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ジン(名探偵コナン)

じん

『名探偵コナン』に登場する黒の組織の幹部であり、主人公・江戸川コナンの最大の宿敵。
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『再会を祝おうじゃないか…なぁ…シェリー…』

CV:堀之紀

概要

黒の組織の大幹部で、主人公・江戸川コナン最大の宿敵。

多方面に秀で非常に頭の切れる優秀な人物で、取引現場を目撃した工藤新一を殴打し行動不能にさせた上でAPTX4869を飲ませた張本人でもある。
(当初は体を小さくする意図はなく単に「証拠の上がらない毒殺」とするつもりであった)

これまで、コミックス裏表紙の鍵穴に登場したことがない

アニメで演じる堀之紀氏は、新出智明を演じる堀秀行氏と兄弟にあたる。ただし、それっぽい絡みはなかった。

人物像

黒尽くめな衣装のほかに主な特徴は、銀の長髪(アニメ版では当初は金髪だった)・深緑の眼・左利き・細身長躯・ヘビースモーカー。また頬には赤井秀一によって負わされたかすり傷が残っている。
黒のポルシェ356Aを愛車としている。拳銃は原作ではベレッタM1934、アニメではベレッタM92を所持している。

FBIの調査では、ジンを抑えればボスまで一直線にたどり着けると言われる。しかし、最近ではボスの側近であるラムよりは下である事が判明。83巻の巻末では、たまたまリーダー的な役割を担当していただけと書かれる。

ただ、設定が判明する前からベルモットの存在にキレたキャンティに愛車をガツンと八つ当たりされた事があり、上下関係はない事は伺う事ができた。

また、自身の腕を撃ち抜いてでも任務を遂行しようとする組織への強い忠誠心も持ち合わせている。時計型麻酔銃を打たれて眠らなかった唯一の人物でもある(ただしこれは本人が麻酔針に気づき、自らの腕に銃を発射して強引に眠気を飛ばしたためで、特殊体質というわけではない)。

「疑わしきは罰せよ」を信条とする冷酷な徹底主義者。殺した人間の顔と名前は忘れることにしているため、殺した相手がもし生きていてもジン本人は気付かない(そこはウォッカがサポートする)。

登場回数が増えた弊害か、灰原哀の正体に気付き、コナンを探偵と知ったピスコや、劇場版ではコナンを新一と見抜いたアイリッシュに灰原の正体に気付いたキュラソーなど、彼が殺害した(若しくは殺害を指示した)者には組織にとって有益な情報を持つ者が多く、なおかつその情報を引き出そうともせずに有無を言わさず殺してしまっている。組織の頭脳と評された灰原の脱走も宮野明美を殺害した事が原因である。

初期のジン

『おらおら、犯人はそのアマで決まりだ!!早くオレ達を帰してくれ、刑事さんよ!!』
初期は完全に小悪党然としており、その言動はほとんどチンピラのそれ。初期は黒の組織関連の設定が定まっておらず、警察の存在に挙動不審で怯えるなど、今となってはなんとも言えないジンの姿が見られる。現在の設定に落ち着くのは灰原が登場したあたりからである。なお、アニメ版では第1話時点での口調は多少修正されている。それでもまだ漂っていた小物臭も20周年記念スペシャルで再構成された時にはウォッカの台詞に変更され、ほぼ完全に脱臭された(初期に見せた挙動不審ぶりは内心気まずさを感じた程度に改められ、表情には出さなかった)。

本名・国籍

『そして人魚はいなくなった』の事件に登場する「儒良祭りの名簿」にある「黒澤陣(くろさわじん)」はジンの記名であると作者は明かしている。
黒澤陣が偽名の可能性もあるが、『ラブ・コナン』内のインタビューではジンの国籍を問われた際に「裏設定では黒澤陣っていう名前」と答えており、作者は黒澤陣を本名として扱っているようである。この回答から国籍も日本(もしくは日系人)と考えられる。
ちなみに、この名簿では灰原の記名も「宮野志保」と本名が使われている(コナンは人魚の不老不死伝説を灰原が追うわけないと思い、同名異人と判断している)。

人間関係

黒の組織の他メンバーと登場する事も多いが、普段から相棒と思われるウォッカは特によく行動を共にしている。

シェリーこと灰原哀を髪の毛一本で認識するなど、彼女の組織脱走前に深い関係があったと思われる。またベルモットとは肉体関係を持つことが作中で示唆されている。しかし基本的に何を考えているのか不明なベルモットに対しては独断行動が目立つことや彼女の秘密主義にうんざりしているようでもあり、最近は以前よりも警戒している。

江戸川コナン/工藤新一に対しては、第1話の段階でこそ高校生探偵としての知名度を聞いていて警戒していたが、本人の中では完全に死んでいる扱いになっているせいか、ウォッカやアイリッシュから名前を聞いても記憶になかった(『バラしたやつの顔なんざいちいち覚えちゃいない』というポリシーが原因かと思われるが、「バラしたやつ」とは別の事情として、新一がマスコミにも出てた程の有名人だったのにピンと来ないのもどうか?と言うツッコミ要素もあるが)。

FBIの赤井秀一に対しては彼が組織に潜入していた頃から嫌っていたらしく、警戒すると共に目の敵にしている。そして『赤と黒のクラッシュ』にてあの方からの命令を受けてキールこと水無玲奈に指示を出して彼を間接的に抹殺した………かに見えたのだが赤井はコナンの策略で色々あった末にこの抹殺劇から無事に生き延びていたことが緋色シリーズで判明した。

ラムは上司にあたるが、ウォッカとの会話では「ラムが抜かった仕事なんざ知った事か」というように、かなり偉そうな態度を取っている。しかし、『純黒の悪夢』ではキールとバーボンの処刑を中止せよという命令に素直に従っている。また、キュラソー奪還という追加命令にも「ラムからの命令だ、確実に遂行しねぇとな」とかなり気合いを入れており、命令には逆らえない立場なのは明確である。
本人の前でどのような態度を取るのか見物である。

劇場版

劇場版シリーズでは、第5作『天国へのカウントダウン』、第13作『漆黒の追跡者』、第20作『純黒の悪夢』の3作に登場。

『天国へのカウントダウン』では灰原(シェリー)の髪型を真似た鈴木園子を、本人と勘違いして危うく射殺しかけるというミスを犯している(ただしこの時は狙撃手の仲間が未登場)。コナンの咄嗟の機転で園子は難を逃れたが、遠くのビルから動くエレベーター内のターゲットを正確に狙うなどかなりの腕前の様子。その後の園子の挙動で別人と判断したらしく射殺を中止したが、単なる殺人嗜好者ならついでに園子を射殺してもおかしくないが、余計な行動をしない理念からしなかったようで、これは用心深さも感じられると同時に、無関係な者を巻き込む大量殺人も躊躇わない一方で、意味の無い殺人はしないという、悪人ながら彼なりのポリシーと単純な殺人嗜好者ではない面も示唆されたシーンでもある。

『純黒の悪夢』では赤井の狙撃でローター部分が炎上し、下手したら墜落するほど姿勢制御が困難になったオスプレイでガトリングが観覧車の車軸に集中するよう操縦するなど、戦闘機の操縦もかなりの腕前であることが判明した。


関連イラスト

ウァーニキャー!


素晴らしきジンの髪型



関連項目

名探偵コナン 黒の組織
ウォッカ(名探偵コナン) 江戸川コナン 工藤新一 宮野志保
ジンシェリ ジン新

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