諦めるなよ、瑛海。待ち続ければ必ず味方が現れる。俺の代わりに任務を全うしろ!
概要
CV:小山力也
日系二世のアメリカ人で、水無怜奈(本堂瑛海)・本堂瑛祐の父親にして、CIAの諜報員。もしもの場合に備えた準備、とっさの機転など諜報員としての能力は高い。
30年前にCIAに入局、その3年後に日本へ入国し、奥平家の家政婦として働いていた女性と現地で結婚する。
その後は大阪など各地を転々としながら任務に就き、その過程で瑛海を諜報員へと鍛え上げた。
いつ頃かは不明だが、CIAに加わった娘や仲間のバーニィと共に黒の組織へ潜入し、あの方に直接メールを送信出来るほどの地位と信頼を築き上げていた。
しかし4年前、ふとしたミスで粛清の危機に陥った瑛海の正体を組織に露見させない為に、「イーサンがCIAの諜報員だと気づいた瑛海を捕らえて口封じしようとしたところ、隙を突かれ彼女に射殺された」風を装い、瑛海に拳銃を握らせ、任務を託す言葉を遺して自決(当然ながら瑛海はこの時眼前で命を絶つ父親を前に涙を流していた)。この一件で組織は瑛海に「キール」のコードネームを与えると同時に、イーサンをCIAからのスパイとして組織が把握しているNOCの一人に数える。
父の死は瑛海の心に深い傷を残しており、彼女が任務を遂行するための大きな原動力となっており、既に故人であることを惜しまれるキャラクターの1人。
余談
- 声優は二代目・毛利小五郎役を担当している小山力也である。映画『黒鉄の魚影』で回想限定ながら劇場版初登場を果たし、小山氏の一人二役が実現する。
- 名前の由来はおそらくスパイアクション映画『ミッション・インポッシブル』の主人公イーサン・ハント。