「この海(セカイ)は終わらせない」
概要
中華人民共和国のゲーム会社、上海九游網が開発した艦船擬人化ゲームで原題は『拂晓:胜利之刻』(繁体字『拂曉:勝利之刻』)。英題は日本版タイトルの"Velvet Code"ではなく"OTHILA: Azure Aria"で、ジャンル内でよく使われる「艦○」式の略称は英題の頭文字から「艦O」とされている。日本に上陸した同ジャンルのゲームとしては9番目。
日本版は2022年2月16日にリリースされ、中国大陸では1年後の2023年3月16日、繁体字圏(台湾・香港・マカオ)では3月23日にスタートした。同ジャンルのゲームではプレイヤーの呼称を「指揮官」とするものが多数の中、本作では少数派の「提督」が用いられている。
本作では『戦艦少女』から恒例であった初回チャージによる高レアのキャラクター獲得は用意されておらず、短期間の資源獲得のみに留まっている。
沿革
開発が発表された当初は『払暁:勝利之刻』であったが、2021年4月に公式サイトが開設され、日本版の正式タイトルを『ヴェルヴェット・コード』として、事前登録が開始された。それと同時にTwitterアカウントを開設。サービス開始まではかなりの期間があったがTwitterアカウントは積極的に動いており、イラストやカレンダーなども掲載されている。
中国大陸では2020年3月に製作が発表され、2回βテストを実施したが審査の締め付けが厳しくなったため、微博のキャラクター紹介では連合国・枢軸国を問わず全ての艦船に変名が用いられていた。
日本版の公式略称は「ヴェルコ」。艦船擬人化ジャンル内でよく使われる「艦◯」式の略称は、本記事の仮称『払暁:勝利之刻 OTHILA: Azure Aria』から取った「艦O」が用いられる。本作は2021年夏頃のリリースを予定していたが、サービスに向けてのクオリティによる向上の為上記の日時に実装すると提言した。
本実装前の2021年11月25日に、クローズドβテストが開催。奇しくもその日はいい双子の日でもあった。完全抽選制で、本年11月4日から11月19日までに参加者を募集し、その中で厳選されたプレイヤーのみ先行プレイが出来た。
開催時期:2021年11月25日~12月2日
2023年3月に日本版の1年遅れでリリースされた大陸版は当初から(いわゆる「逆おま国」に対する)低評価や同時期に政府審査が強化され他のタイトルがゲームシステムに影響を及ぼすレベルの規制を受けたことへの運営の関与を疑う炎上騒動が起こり(9youは疑惑を否定している)、その余波が及んだためなのか翌月26日には公式Twitterにおいて、本年の6月28日に日本版をサービス終了とすることが発表された。
関連イラスト
関連タグ
- ブラック・サージナイト - 本作より1つ前にリリースの艦船擬人化ゲーム。日本と繁体字圏でリリースされたが、大陸版はβテストのみで正式リリース中止になった。
外部リンク
- 日本版公式サイト
- @velvetcode_jp(日本版Twitterアカウント)
- Wikipedia