概要
Team Salvatoが制作したビジュアルノベル『Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部!)』の主人公。18歳(参考)の男子高校生。 名前はプレイヤーが名付けたものが使用されるが、彼はプレイヤーとは別の存在として扱われる。
容姿
ゲーム内ではその全体像は確認できず、唯一確認できるのは背中と腕のみとなる(どのシーンなのかは、ネタバレの為記述しない)。後に『プラス!』にて、実際に登場した場合のコンセプトスケッチがゲーム内で条件を満たすことで取得できるようになった(画像リンク)。
黒茶色の短髪で、身長はサヨリより少し高い(157cm以上)。学校内での制服姿も確認はできないがコンセプトスケッチから、灰色のブレザー、茶色のニットベスト、白シャツ、赤のネクタイ、紺色のズボン、白または灰色の靴下、白の上履きといった標準的な男子用の制服を着用していることが窺える。また、私服にはカジュアルな黒のシャツを着ている。瞳の色はコンセプトスケッチでは黒単色で描かれており、何色かは判別ができない。
性格
昔はいつもサヨリと共に遊びに夢中になって没頭していたが、年月が過ぎるにつれ、どんどん部屋に籠りがちになっていった。
暇な時間は大抵アニメを見るかゲームをしており、平穏な生活が送られればそれで満足しているが、それをサヨリに妙に心配されている(どうやら、大学に行く前に社会性もスキルも身に付かず、数年後世間に馴染めずニートになってしまうのではということ)。本も数年ほとんど読んでおらず、読書に慣れていない。漫画はたまに読み扱いにも慣れているが、空いた時間で読むつもりはあまりない。また、お茶は特に好きと言ったものはない。
何事においてもやる気がなく、たまにサヨリよりもだらけている時がある。恥がかかる為周りが言わない事も、気にせず言ってしまい、また心配するサヨリをよそにも適当に返事するなどしており、実際サヨリからの信頼も互いに少し低い。だが、これでも約束だけは守るタイプであり、面倒見は良く、昔から責任感も強い。聞き上手でもある。いつも周りのことを想っており、文芸部についても真剣に考えるようになっていく。サヨリ曰く、楽しいことは全力でやり、頼んでもいないのに何か手伝おう(料理や部屋の掃除など)とする。
自身を低レベルだと思うなど自らに自信はなく、部員たちにいい印象を与えられるか、文芸部を過ごして幸せになれるのだろうかと不安に思っていた。部活にいるだけでも一大事で、文化祭の発表などもっての外といった感じである。
文芸部では
部活に全く興味はなく、今年や去年も部活に入る予定はなかったのだが、サヨリの説得と態度から最初はアニメ研究会などから部活を見学して回ろうと思っていた。
そしてサヨリの事情やナツキのカップケーキに引きずられしぶしぶ文芸部に寄り、サヨリ以上に文学には一切興味はなく文芸部に入るつもりはまったくなかったのだが、とても可愛い美少女だらけの部活で皆を失望させたくない思いから、文芸部に正式入部し、部員達と毎日を過ごす為に詩を書こうと決意する。
ひょっとすると誰かと親密な関係になれるのではと期待もしていたが、次第に皆の詩の系統と、運が良ければ気になる人が感銘を受けるものが作れそうだと分かり、この状況をうまく利用して必ずや幸運を手にしてみせると決心する。また詩を書くのは初めてで、三流の文章力であり書く詩にも自信はなかったが、日に日に詩を書くにつれ、執筆の腕を上達させてゆく。