作品解説
2021年10月からYouTubeにて公開されたオリジナルアニメ。
監修はCliffsideなどで知られるLiam Vickers氏が担当。
あらすじ
舞台は全惑星を拠点とする親会社“JC JENSON IN SPAAAAACE!!!!”が有する自我を持つ作業ドローン(ロボット)が持ち込まれたある太陽系外惑星。
人間が事故を起こした事でこの惑星内の生物は既に絶滅しており、それをいい事にロボット達は天下を取り、人類が残した設備を利用して人間と同じような生活を送っていた。
だがドローンの親会社はこの事が気に食わず、地球から殺人ドローンを送り込んでこの惑星内にいる全ての残った作業ドローンを粛清しようとする。
登場人物
作業ドローン(Worker Drone)
元々人間の支配下で惑星の鉱物の採取などをしていたロボット。
かつては全て作業用ヘルメットとコートという同じ姿をしていたが、人間がいなくなってからは外観や性格に個性が生じている。
目の部分はスクリーンになっており、個体ごとに目の色が異なり、ヘルメットを被っている(ウージー以外)。他にも、死亡している状態を指す”Fatal Error(致命的エラー)”や、ダメージを受けている状態の警告マークも。
人間の生理現象や習慣もある程度再現されており、唾液や黒い血などの体液を有しているほか、睡眠や勉強も行う。
更には赤ん坊の個体もいることから、成長もするようである(パーツを交換するのか、時間と共に姿が変化するのかは不明)。
- Uzi(ウージー)
CV:エルシー・ラブロック
主人公。紫色の目とビーニーが特徴の女性型作業ドローン。
避難用シェルター内で学生として生活していたが、父親達が殺人ドローンに対して籠城以外何の抵抗もしない事にうんざりし、シェルター外に出て行ってしまう。
まだ人間が生き残っていると明確し、何れ地球に向けて迫ってくる生みの会社を駆逐する「人類根絶」を目論んでいる。
緑色に光るレールガンを所持している(エピソード2で後述のJに破壊されたが、その爆発でJの体を粉砕させた)。
殺人ドローン・Jと初戦に電磁波を喰らい何とか勝ち取ってから経過し、右目に紋章「アブソリュートソルバー」(完全問題解決プログラム)が発現し、念力やテレポート、自己再生、物質変換させる能力を持つ。アブソリュートソルバーと関係しているのかウージーが身に付けている首輪は元々は亡き母Nоri(ノリ)が身に付けている番号入り首輪(002)で他のドローンとは違う生産の個体かは現状詳細は不明。
だが力が使い慣れずか咄嗟に発動すると、暴走(物体を生物に変換)し始め、ついには殺人ドローン(羽と尾の部位)と酷似したSolver Uzi(ソルバーウージー)へと遂げた(下の画像)。Nの説得により立ち直った。
- Thad(タッド)
CV:ショーン・チップロック
ウージーの同級生。男性型で目のカラーは緑。
他の作業ドローンと異なり、丸腰でも殺人ドローンに立ち向かう勇敢さを持っている。
- Doll(ドール)
CV:エマ・ブリージー
ウージーの同級生。女性型で目のカラーは赤。
リズィーとは仲良しだが、他のドローン達が英語を使う中、何故か彼女はロシア語で話す。
作業ドローンと一風違う原因は殺人ドローンが地球に襲来した時期、Vが彼女の両親を殺害されたのを目撃し、その衝撃かウージーと同じくアブソリュートソルバーが発現し、この力でVを復讐する画策していた。偶然なのか左手首には母・Yeva(イェヴァ)が所持していたのはノリ>ウージーと同じ番号入り首輪(048)を巻いている。
プロムが行われる実行日に丁度Vがプロム会場に襲撃するも、計画通りプロムクイーンに選ばれた隙にいざ実行するも運悪くウージー&Nに食い止めらた挙句、仇敵・Vのミサイルで喰らい消息不明。
ミサイルが打たれる前、ウージーの首輪を見て「私が探しているものを見つけたら、私も助けてあげる」と誰かの誓いを残していた。
- Lizzy(リズィー)
CV:ケイティ・フッド(エピソード1)、ケイトリン・ディゾン(エピソード2~)
ウージーの同級生。女性型で目のカラーはピンク。
動物の耳が付けてる赤いヘルメットを被っているのが特徴。
ドールとは仲良し(エピソード3からVと絡むようになった)。よく生徒を揶揄ったりする。
- Braden(ブレイデン)
CV:マイケル・コバッハ
ウージーの同級生。男性型で目のカラーは水色。
ウージーが授業の退屈凌ぎに知覚を乗っ取られ、ティーチャー(CV:リアム・ヴィッカーズ)に注意されたウージーが文句を言った直後、頭が発火。以降未だに頭が炎上している(エピソード4でウージーが提案した遠足で雪のお陰で消えたが、その後遂げた※ソルバーウージーに斬首された)。
※エンディングの最期に彼の追悼が捧げらてる「愛する記憶の中で ブレイデン」
- Khan(カーン)
CV:デビッド・ジェイ・ディクソン
ウージーの父親。目のカラーは白。
ドアを愛着しており、それを伴いシェルターのドアの管理を担う第一人者。
だが性格は臆病で、危険が迫ると自分だけ助かろうとする一面を持っている。
殺人ドローン(Murder Drone)
文明を勝手に築いた作業ドローン達を粛清するために地球から送られた兵器。
作業ドローンの1.5倍ほどの背丈があり、両手には様々な武器が仕込まれている(鈎爪&ランチャー&ビーム砲&マシンガン&チェンソー等)。
どの個体も目は黄色で、共通して蠍のようなナナイト酸入りの先の尖った尾、頭部に並んだカチューシャのような5つのライト、かなり小さく折りたためる巨大な羽、再生能力を備えている。
個体により髪型や服装が異なるが、個性は作業ドローンより控え目である。
名前もロボットらしく、アルファベットが割り振られている。
人類が生存していた頃、James(ジェームス)という人間の執事を務めていた。
弱点は日光(まだ描写は無いが、恐らく体が溶ける)。
- N
CV:マイケル・コバッハ
ウージーが最初に遭遇した男性型殺人ドローン。準主人公。
他の個体と同様に残虐ではあるが、気さくな一面もある。
V&J部隊の宇宙船・パイロットを務めるが、仲間からは役立たずと思われ、見下されている。
ウージーから「全ての作業ドローンを抹殺した後、会社は今後殺人ドローンはどうする?」を気に掛け、Jは「会社を疑うつもり?」と粛清されるが、ウージーに助けれらたきっかけで「友達」として以降ウージーと同行した。
製作者繋がりでSMG4とコラボ出演しており、犬好きと語っている(設定画でも書かれている)。
- V
CV:ノラ・クロップ
Nと同じ部隊に所属する女性型殺人ドローン。
執事の頃からNに好意を抱いている。
トレイラーやパイロット版サムネイルに単体で飾られるなど、この作品の看板娘ポジにある。
- J
CV:シャラ・カービィ
N&V部隊のリーダー。ツインテールの髪型やガーターベルトのような太ももに走るラインが特徴の女性型殺人ドローン。
高圧的な性格でNの事を蔑んでいたが、彼がウージー達の避難所のドアを突破するという成果を挙げた際にその事を評価し社名入りのペンを渡す。
だがエピソード2にて自身の心臓(外見は機械と融合)が動き出し、その死骸を百足のような姿「エルドリッチJ」に変貌。シェルター内の天井に潜みこみ、自身が作り出したドローンのホログラムや目の前でカーン(別人)を殺害し、ウージーを追い込だが、自身が破壊したレールガンの爆発で体が粉砕され、生き残った心臓はNのナナイト酸で消滅。
しかしエピソード3で地球に到着した当社の宇宙船(エピソード1からもう既に送り込まれいた)に搭乗してたのは新型で同乗してた社員・テッサと共にドローンのメンテンスに取り掛かる。
人間
- Tessa(テッサ)
JC JENSON IN SPAAAAACE・女性認定技術士。
エピソード2・回想で初登場し、エピソード3で本格的に登場した。剣を所持している。
当社の宇宙船で地球に到着、新型のJと共にドローンのメンテナンスに取り掛かる。
関連イラスト
関連タグ
Sunset Paradise→Murder Drones→The Amazing Digital Circus