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スーパーゲッター號

すーぱーげったーごう

スーパーゲッター號は、巨大ロボットアニメ「ゲッターロボ號」に登場した主人公機の強化形態である。初出はアニメ版であり、漫画版には登場しない。

概要

ゲッター號に、Gアームライザーのパーツであるエネルギー増強プロテクター(ライザーパーツ)が合体した強化形態。

ただしこの「スーパーゲッター號」の名称は作中では使われておらず、玩具の名称となっている。

新兵器「磁鋼剣ソードトマホーク」がゲッターロボ単独で振るうとエネルギーを極端に消費するリスクから使用できず、開発された。

G鉱石不足な上に突貫での開発からゲッター號のみプロテクターを装着できる簡易仕様となったが、十分な開発時間と資材が確保できたならそれぞれの形態での装着も盛り込む予定だったとのこと(その設定はロボットガールズZ及び、その派生作品であるロボットガールズZオンラインで拾われている)。

パーツは胸部、両腰、両脛で設置される。それぞれが大容量のGエネルギーコンデンサを内蔵、瞬間的にエネルギーを増幅することで未装着時と比べ数倍のエネルギー出力を達成。これによりエネルギー問題が解消され、ソード・トマホークが常時使用可能となった。

NISARが保持しているG鉱石の貯蔵在庫が少なく、磁力結合箇所以外はソード・トマホークの結晶化技術を応用した新複合素材を採用している。複合素材は通常の金属を結晶化し元素の再構成を行いG鉱石に近い元素構造を持つ金属を形成するというもので、磁力を発生させる効果はないものの強度と耐久性はG鉱石に劣らないものとなっている。

武器

パーツ装着の関係上使用できないレッグブレード以外のゲッター號の武装も引き続き使用可能。プロテクターによる増加装甲及びシールドにより火力・防御力ともに強化され、脚部ブースターによる飛行能力も強化されている。

反面、は重量の関係上動きが鈍くなるとも述べている。劇中でも武器を使用するタイミングが合わなくなり、苦戦した場面もあった。

ソード・トマホーク

アニメ第28話「聖剣ソードトマホーク」から登場。

吉井レミの父・吉井博士が開発した切断力の高いG鉱石製の剣。G鉱石結晶化の実現によって分解・再形成を自在に行うことができ、その恩威により最高の切れ味を得た。しかし再形成するにはそれ相当のエネルギーが必要であり、ゲッター號単独ではエネルギー不足により単独での形成ができず、使用時にはライザーパーツを装着する必要がある(単独でもできなくはないが全エネルギーを使い切ってしまう上に柄の部分しか形成できなかった)。

その結晶化技術を応用し疑似G鉱石製金属を生成、Gアームライザー開発に貢献した。

Gアームライザー

支援戦闘機。基本的に遠隔操縦されるが、コックピットも設置されており、実際に直接操縦するシーンも見られる。武装はビームキャノンやミサイルなど。機首はシールドになるが劇中では使用されていない。

ライザーパーツにエネルギーを充填する役割を兼ねており、有事にはゲッターに射出・装着、

射出後も支援機として運用される。またクローラーも装備しているため地上戦にも対応する。

ドーザーアームユニットを装備可能で基地修復作業などに使用されるシーンが見られた。

立ち位置的に初代ゲッターに登場したコマンドマシンにあたる機体といえる(エネルギーチャージという点から見ればレディコマンドに役割が近いか)。

パーツ運搬や各形態でのゲッターをサポートするという点では鋼鉄ジーグビッグシューターを彷彿させる。

なお、本機が発進するカタパルトには「G4」とマーキングされており、本機がゲッターロボを構成するゲッター1~3に続くゲッター4に相当するメカであるともいえる。

余談

PS用ソフト「ゲッターロボ大決戦!」では。漫画版デザインのゲッター號がGアームライザーと合体してスーパーゲッター號になるが、カラーリングは同作オリジナルのものになっている。

関連項目

ゲッター號

神ゲッターロボ:ある意味オマージュとも言えるゲッターロボ。

ゴッドシグマ:こちらも3機の有人機と無人のサポートメカで構成された合体ロボット。