Gアームライザァァァ!!
磁鋼剣ソードトマホォォォク!!
概要
アニメ第32話【Gアームライザー発動!!】から登場。
ゲッター號に、Gアームライザーのパーツである「エネルギー増強プロテクター(ライザーパーツ)」が合体した強化形態。
ただしこの「スーパーゲッター號」の名称は作中では使われておらず、玩具の名称となっている。
新兵器「磁鋼剣ソードトマホーク」があったのだが、ゲッターロボ號が単独で振るうとエネルギーを極端に消費するリスクから使用が出来無かった為、その解決策として本機が開発された。
しかし、G鉱石が不足な上に突貫での開発から、ゲッター號のみプロテクターを装着できる簡易仕様となったが、十分な開発時間と資材が確保出来たなら、それぞれの形態での装着も盛り込む予定だったとの事。
(因みに、その設定はロボットガールズZ及び、その派生作品であるロボットガールズZオンラインで拾われている。)
パーツは胸部、両腰、両脛に設置される。それぞれが大容量の「Gエネルギーコンデンサ」を内蔵、瞬間的にエネルギーを増幅することで未装着時と比べ数倍のエネルギー出力の達成がなされる。これによりエネルギー問題が解消され、ソード・トマホークが常時使用可能となった。
ただ、NISARが保持しているG鉱石の貯蔵在庫が少なく、磁力結合箇所以外はソード・トマホークの結晶化技術を応用した「新複合素材」を採用している。
この新複合素材は通常の金属を[結晶化し元素の再構成を行い、G鉱石に近い元素構造を持つ金属を形成すると言うもので、磁力を発生させる効果は無いものの、強度と耐久性はG鉱石に劣らないものとなっている。
武器
パーツ装着の関係上使用が出来が無い、レッグブレード以外のゲッター號の武装も引き続き使用可能。
プロテクターによる増加装甲及びシールドにより火力・防御力ともに強化され、脚部ブースターによる飛行能力も強化されている。
反面、號は重量の関係上動きが鈍くなるとも述べている。劇中でも武器を使用するタイミングが合わず、度々苦戦を強いられる場面もあった。
ソード・トマホーク
アニメ第28話『聖剣ソードトマホーク』から登場。
吉井レミの父・吉井博士が開発した切断力の高い刀身がG鉱石製のトマホークと剣が合わさった複合武器。G鉱石結晶化の実現によって分解・再形成を自在に行う事が出来る他、その恩威により最高の切れ味を得た。
しかし、再形成するにはそれ相当のエネルギーが必要であり、ゲッター號単独ではエネルギー不足により単独での形成が出来ず、使用時にはライザーパーツを装着する必要がある。(単独でも出来なくは無いが、全エネルギーを使い切ってしまう上に柄の部分しか形成が出来なかった。)
その結晶化技術を応用し疑似G鉱石製金属を生成、Gアームライザーの開発に貢献した。
Gアームライザー
基本的に遠隔操縦されるが、コックピットも設置されており、実際に直接操縦するシーンも見られる。武装はビームキャノンやミサイルなど。機首はシールドになるが劇中では使用されていない。
ライザーパーツにエネルギーを充填する役割を兼ねており、有事にはゲッターに射出・装着が出来る他、射出後も支援機として運用される。またクローラーも装備しているため地上戦にも対応する事が可能となる。
ドーザーアームユニットを装備可能で基地の修復作業等に使用されるシーンが見られた。
立ち位置的に初代ゲッターに登場した「コマンドマシン」にあたる機体と言える。(エネルギーチャージという点から見れば「レディコマンド」に役割が近いかもしれない。)
パーツ運搬や各形態でのゲッターをサポートをすると言う点では鋼鉄ジーグのビッグシューターを彷彿させる活躍である。
尚、本機が発進する際のカタパルトには「G4」とマーキングされており、本機がゲッターロボを構成する「ゲッター1~3」に続く「ゲッター4」に相当するメカであるとも言える。
余談
- PS用ソフト「ゲッターロボ大決戦!」では。漫画版デザインのゲッター號がGアームライザーと合体してスーパーゲッター號になるが、カラーリングは同作オリジナルのものになっている。
- 【ゲッターロボ號】の元ネタ(諸事情で没となった。)が【マジンガーZ】なので、Gアームライザー装着時の胸部にはマジンガーZの放熱板の様な意匠が見て取れる。(朱色の部分。)
関連項目
神ゲッターロボ:ある意味オマージュとも言えるゲッターロボ。
ゲッタートマホーク、マジンガーブレード:ソードトマホークの先輩又は親。
ジェットスクランダー:元ネタの1つ。こちらも陸戦だった「マジンガーZ」に装着され空中戦も可能となった。