概要
NISAR、それは【ゲッターロボ號】、【真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ】に登場する研究機関の名称。
正式名称は『日本国際航空宇宙技術公団』で各単語を英単語に置き換えその頭文字のアルファベットを組み合わせている(と思われる)。呼称に関しては各作品で異なっており、「ネイザー」、「ネイサー」、「ネーサー」と様々だが、NISAR自体の役割は基本的にどの作品群も同じになっている。
ゲッターロボ號(アニメ版)
NISAR
「ネイザー」と呼称されている。
所在は北海道のサロマ湖の湖畔に設立されており、主に宇宙開発用のロボットである「ゲッターロボ」の開発及びそれを操縦するパイロットの育成、宇宙開発の研究等を行っていた組織。規模に関する情報は不明だが、初登場の描写では相当な敷地面積がうかがえる。三つの棟がありその後ろに展望台の様な塔があるのが特徴。外観は白色と落ち着いた雰囲気となっている。
BIG NISAR
「ビッグ・ネイザー」だが、「ネイザー」の方で呼称されている。
メタルビーストの攻撃によって、NISARは大ダメージを受けてしまい壊滅してしまう。
その新たなる基地としてサロマ湖の中から渦を巻いて浮上した戦闘用に新設計された新型NISAR。
BIGと付くだけあって旧NISARよりも大型で、上から見るとX様なシルエットが見て取れる。
更にゲットマシン発射通路が専用に設けられており、ゲッター1、2、3用にハッチ部分に1~3のマークがなされている。
ゲッターチーム
イラスト中央の人物。
ゲッターロボのパイロットの1人で、紫色のウルフカットが特徴の青年。
NISARで宇宙開発用のロボットのパイロットになるべく訓練をしていたが、メタルビーストが出現した際には自らゲッターロボの操縦を駆って出て前線に立った。ゲッターロボが作業用ロボットだった為に苦戦する事が多々あったが、橘翔や大道剴らのサポートで辛くもメタルビーストを倒していく。
後にゲッター號のメインパイロットとなる。
イラスト奥の人物
16歳で血液型は不明。見かけによらず大食い。また剣道が得意。
勝気な所もあるが公私混同をしてしまうお茶目な性格でもあるのが特徴。
当初は、ゲッターロボに乗らず主にNISAR内でオペレーター・メカニックチーフとして後方支援に回っていたが、戦いが激しくなるにつれてバトルヘリで出撃する事になる。
後にゲッター翔のメインパイロットとなる。
イラスト手前の人物
一文字號と共に日々訓練を共にしていたライバルであり親友。一人称は「自分」。
メインパイロット3人の中で一番体格が良く高身長で黒い短髪が特徴の青年。繊細過ぎる一面が見られる。
当初は、ゲッターロボのパイロットとして出撃する意志を見せていたが、結果的に一文字號が出撃する事になった為にバトルヘリでの支援に回る事が多かった。
後にゲッター剴のメインパイロットとなる。
所属職員
本研究所の最高責任者であり主任も務める初老の男性。黒髪に太眉毛、口髭と顎髭が特徴。
人類発展や宇宙開発の為にゲッターロボ等の研究を行っていた為に、メタルビーストが出現しても当初はゲッターロボを戦闘用に用いる事に反対していた。しかし、一文字號、大道剴、橘信一らが無断で出撃、娘である橘翔がサポートに行った際には無言で見守っていたが、息子である橘信一がメタルビーストとの闘いの中で殉職した事で本格的にゲッターロボを戦闘用用いる事や改造する事に着手する事になる。
橘博士の長男で翔の兄。ネイザー内では號と剴達の隊長として活躍していた。メタルビーストとの闘いではバトルヘリに乗り最前線で號のサポートに回っていた。メタルビーストとの戦いの中で殉職してしまう。この結果、號らは更に戦いへの悲しさを痛感、決意を固める事になる。
ネイザーの情報処理班のチーフ。眼鏡を掛けているのが特徴の青年。年齢は15歳。
號らの親友。オペレーターやGアームライザーの遠隔操作を担当する事が多い。また、コンピューターの知識が豊富で後にゲッターロボ號へチューンアップと合体変形を考案する事になる。モモンガをペットにしており「モモタロウ」と名付けて可愛がっている。
名前からの推測になるが、外国人だと思われる。ネイザー医務室に勤務するメディカルチーフ。長髪のブロンドヘアーの美女。男性陣からの評価も高く好意も持たれるが、何時も受け流す真面目な性格。後に剴と仲が深くなって行く。
橘博士の助手の1人。犬の名前が特徴で外見も犬の様な髪型が特徴。よく語尾に「ワン」と言うがキャラなのか素なのか不明。
橘博士の助手の1人。猫の名前が特徴で外見も猫の様な髪型が特徴。よく語尾に「ニャン」と言うがキャラなのか素なのか不明。
ゲッターロボのパイロット候補生の1人。序盤では由自と共に輸送キャリアーでゲッターロボの空輸を行っていた。その後もゲッターロボのサポート等を行う事になる。
- NISAR職員
ゲッターロボの研究等を行う為に多数の人が所属している。
所有機体
ゲッターロボ(プロト・タイプ)
橘博士が宇宙開発用に完成させていたロボット・ゲッターロボ試作1号機。
機体色は灰色。正式名称は「GT-R PT・1」搭乗員は1名で、対メタルビースト戦においては主に一文字號がメインパイロットとして搭乗した。號らからは「プロトゲッター」と呼称されている。装甲はメタルビーストと同じ『G鉱石』で構成されている為に唯一、対抗可能な戦力として急遽投入された。
しかし、本来は作業用ロボットな為、武装類は一切無く初陣では徒手空拳で戦わざるを得なかった。その後マイナーチェンジやオーバーホールで敵に対応していた。
G鉱石の唯一の採石場でもある北極をランドウが独占していた為、修理や改修には希少な在庫分を上手くやりくりし、また撃破したメタルビーストの残骸を回収して再利用もしていた。
後に大改造により全てのフィールドに対応を可能とした『完全な戦闘用ロボット』に生まれ変わった。
ゲットマシン
ゲッターロボ號を構成する戦闘機群
- ゲッター1
パイロットは一文字號。「ゲッターワン」と呼称されている。
- ゲッター2
パイロットは橘翔。「ゲッタートゥー/ツー」と呼称されている。
- ゲッター3
パイロットは大道剴。「ゲッタースリー」と呼称されている。
ゲッターロボ號
- ゲッター號(ごう)
「フォーメーション號」とも呼ばれる形態。全長20m、重量21.5t。
メインパイロットは一文字號。
原型であるプロトゲッターのスタイルを受け継いだ地上戦型で、格闘戦が主体。
外見は「ナックルボンバー」装備後のプロトゲッターと大差ないが、背部にジャイロとブースター(ゲッター2)が装着されている点である。
- ゲッター翔(しょう)
「フォーメーション翔」とも呼ばれる形態。全長19m、重量21.5t。
メインパイロットは橘翔。
空中戦タイプで高速戦闘が得意で、機動性と跳躍力に長けている。
- ゲッター剴(がい)
「フォーメーション剴」とも呼ばれる形態。全長16.5m、重量21.5t。
メインパイロットは大道剴。
水中戦型。パワーに主体を置いている。突進戦にも対応が出来る。
朱色と白色の大型戦闘機。単機で分離合体が可能でゲッター號の強化案として投入された。
分離されたパーツをゲッター號が装着する事で『スーパーゲッター號』となる。
ゲッター號とGアームライザーが合体した強化形態。
- バトルヘリ
ネイザーに配備されている武装ヘリコプター。ロケット弾・ミサイル・バルカン砲等が武装である。基本的に一人で運用されるが複座式である。ネイザーが所有している訳では無く有事の際に防衛庁から貸与された戦闘機。
- 大型ヘリ(輸送キャリアー)
ネイザーの大型輸送ヘリ。タンデムローター方式で搭乗員は2名。プロトゲッターを戦場まで輸送しただけでは無く、ゲッターをフック付きワイヤーで吊り下げてメタルビーストの撃破を支援する等戦闘にも参加した。
- 輸送ヘリ(ゲッターロボ輸送機)
単体では移動距離が限られているプロトゲッターを運搬するために開発された専用輸送機。可動式の大型コンテナを囲む両翼と尾翼(計4基)の推進器の角度を変更させる事で、垂直離着陸やホバリングが可能となる。ワイヤーを垂らしてゲッターを吊り上げたり、そのまま運搬したりといった運用も為された。
乗員は1~2名で、ゲッター大改造後は遭難者の救助や、中破したゲッターを回収する等、主に支援としての働きが多くなったが、最終話では橘博士達を乗せて北極へ向かう重要な役割を担っている。
- ガードロボ
有人の大型ロボット。ネイザーの警備用ロボットで、右腰部前面にはウインチ、左腰部側面には手榴弾が装備されている。
ゲッターロボ號(ゲッターロボサーガ版)
NISAR
こちらのNISARは終始「ネーサー」と呼称されている。
プロフェッサー・ランドウが人類に宣戦布告をした為に、橘博士は神隼人と共に新たなるゲッターロボである『ゲッターロボ號』の開発する事となる。
また、本機の操縦者として、桁外れの身体能力とタフな精神を持つ人材が要求される事となり、一文字號、橘翔、大道剴が(いずれもアニメ版とは関係無い。)選定される事となった。
アニメ版との差異
- 早乙女研究所との交流がある
- 神隼人がゲッターロボ號の開発に携わる。
- ゲッターロボ號が初めから戦闘用ロボットとして設計されている。
- 武藤由自、リー・フォア・メイが所属していない。
- 適格者のメインパイロットが初めから揃っていない。
所属職員
- 橘博士
今作では、ゲッターロボ號の最高責任者であるが、NISARの責任者とは明言はされていない。過去に北極基地ベガゾーン構想計画に参画した日本チーム団長も務めていた。
容姿、性格、役割はほぼアニメ版に似ているが、隼人がネーサーに常駐している為に作戦指揮官として立ち回る事は無く、代わりに『ゲッターの開発者』と言う立場が強調される事となった。
ゲッターチーム
イラスト手前のサムズアップをしている人物。
高校生で、髪形は極普通の短髪。どの段階で正式に任官したのかは不明だが、階級は三尉。
陸上部に所属していた実績がある。性格は好戦的でもありどんな修羅場でも動揺しないタフな心の持ち主。仲間意識やコミュニケーション能力が高くチーム内の士気を高めるムードメーカーにもなっていた。
同僚の橘翔には好感を持っており、中盤で彼女がチームから離脱した際には涙を浮かべていた。
本来はパイロットに選定される筈は無かった。ゲッターロボのパイロット候補として有望な別の人間をスカウトに来ていたNISARのエージェントと神隼人が偶然、見つけた人物で、人並み外れた身体能力を持ちながらインターハイではわざと手を抜いていたが、それを見抜いた神隼人によってゲッターチームにスカウトされる。
(劇中では「1万メートル走ったあと5千メートル走って、顔色ひとつ変えない」「砲丸投げでは左利きでありながら右で投擲する」等、神隼人には「おもしろい」と称されていた。)
イラスト中央の赤髪の人物。
アラスカ戦線編の初期のみアニメに準じた髪型で描かれた事があったが、それ以外はボリュームのあるロングヘアーの女性。兄の信一とは不思議な力で繋がっており、気配を察知したりテレパシーで会話したりする事が出来る超能力者。
初登場時からゲッターチームの一員として、ゲッターのパイロットを探す隼人と共に行動している。仕込み刀を携行する居合いの達人。冷静な性格かつ、非常に胆力のある女性。
5歳の頃、橘博士や信一らとランドウのベガゾーン構想に参加した日本チームに同行しており、その際に信一の死を経験した。その時から神隼人とは面識がある。アラスカ編で米軍のシュワルツコフと恋仲に発展し、ゲッターチームを離脱。最終決戦ではシュワルツコフと共にステルボンバーのパイロットとなる。
イラスト奥の短髪の人物。
短髪で体躯が大きい男性。かなりのタフネスぶりを誇る。一方、精神面は極めて一般的で、寧ろ繊細とも思える面が多々あった。性格は基本的に温和で、すぐカッとなる號の抑え役に回る事も度々あった。その為、アニメ版に比べると砕けた三枚目役となっている。
號と同じく、どの段階で正式に任官したのかは判らないが、階級は三尉。
同僚から「ゲッターマシンが恋人」と言われる(自称もしている)程、ゲッターに深い愛情を注ぐネーサーのメカニックだったが、號からスカウトされゲッター剴のパイロットになる。またメカニックだけに、機体の状態が音や振動等で判別でき、號や翔のサポート面ではアニメ版以上の活躍を見せる。
仲間意識が高く、メカニック仲間の猫田ら米兵に暴力を受けた際、流石にブチ切れ、対峙した大柄の米兵をパワープレイで圧勝した事もあった。
ゲッター3(アニメ版のゲッター剴)を操縦しての活躍は、その出番がわずか一回の為、アニメ版程では無いが、改修直後のゲッターロボの初陣では単独でゲッター1(ゲッター號)を操縦し、大気圏外のメタルビーストを撃破、さらにステルバーα04らの窮地に駆け付け助勢する等の活躍を見せた。
また元メカニックだけに、機体の状態が音や振動等で判別出来る他、號や翔のサポート面ではアニメ版以上の活躍を見せる。
- Dr.タマ、Dr.ポチ
所属しているのだが、本筋に一切絡まない二人。
連載時の見開き扉に相当するページのキャラクター集合の図に姿が確認出来る。
協力者達
號をスカウトした張本人。早乙女研究所出身の人物。
過去に北極基地ベガゾーン構想計画に軍人勢として参加したが、計画の提唱者だったランドウの企みを察知し、ベガゾーンを単身で一時壊滅させる。だが、その戦いで重傷を負った事で、ゲッター搭乗時の戦闘に体が耐えられなくなっている。山咲二尉と言う婚約者が居たが、彼女が『自爆メカAV58』の爆弾解除の任務に失敗、モニターで見ていた隼人の眼前で死亡した。
過去にゲッター1やゲッタードラゴンを駆って活躍していた、旧ゲッターチームの元リーダー。
早乙女研究所崩壊の際、真ゲッターロボの強大な力を目撃し、ゲッター線の行き過ぎた力は人類を救済する処か滅亡しかねない危険な存在となると考えるようになった為、ゲッターチームを離脱。以降はゲッターロボを忌まわしい機体と見なして戦いから身を引き、山奥の空手道場『烏竜館』で隠居生活を送っていたが、今もその闘志や実力に衰える事は無かった。所在を掴んだ號らが『烏竜館』に訪れた事で再びゲッターに関わる事となった。
號が選ばれた時点でのゲッター3のパイロット。階級は二尉。ゲッター開発計画で自衛隊から派遣されるが、ゲッターロボ號の合体試験運用で失敗した同僚の無惨な死を目撃し続けた結果、チームメイトやゲッター自体の信用が出来無くなり、そのストレスから離脱した。
隼人の部下であり、その補佐官を務めていた自衛官。アラスカから日本に帰国した號達と行動を共にし、旧早乙女研究所に向かっていた『自爆メカAV58』の自爆解除に成功する。號とは衝突しつつもいい仲になる。本人によれば女性自衛官の採用試験は主席合格だったと自称する。
- NISAR職員
多数の人達がゲッターロボの研究に勤しんでいる。
アメリカ軍
アメリカ軍のスーパーロボット『ステルバーα04』のパイロット。通称:シュワルツ。階級は少佐だが中尉と呼ばれている事があった。(恐らく設定ミスの可能性有り。)
初登場した時からしばらくは不遜かつ尊大で好戦的な性格だった。戦いで苦戦していた號達や半壊状態のゲッター號を通信機伝えで罵倒、その直後に連合軍前線基地で初めて対面した時も激しく差別発言や罵る等、かなり言葉遣いが悪かった。
頭に血が上る所は號と非常に似ており、また殴り合いでも號と互角にやり合える程。白人至上主義者だったが、それは弱さや無能が許せない厳しさと、人類文明の牽引役だった白人種の末端という自負心の現れで、號との衝突や翔との出会いを通してその優れた力量と人間的な器の大きさを感じると考えを改める。アラスカ戦線での戦いの中で翔と恋仲となった。
シュワルツコフの同僚。ステルバーα04のガンナーを務める大柄で頭の禿げ上がった中年男性。強面な上に顔面に大きな傷がある為、見た目は非常に厳ついが性格は紳士的。短気で直情的なシュワルツの抑える事が多い。
所有兵器
ゲッターロボ號
全長20m、総重量21.5t。
漫画版では「ゲッター1」、アラスカ戦線終盤で一度だけ「ゲッター號」とも呼称されている。
合体形態には背中のジャイロが無く、アニメ版のプロト・ゲッターが背中にブースターを背負ったような姿をしていて、飛行も難なく可能である。アラスカ戦線で中破して修理された際、顔のマスク部分に牙のようなディテールが施され、両手首パーツ(ゲッター翔で足となる部分)に内蔵式の銃も装備された。またこの改修以降、目(アイカメラ)に瞳が描かれるようになる。
後に漫画『真ゲッターロボ』にて、このプロトタイプと思しき機体を早乙女研究所で隼人が作っていたとされ、隼人が『プラズマボムス』をエネルギーとしていると説明しているが、橘博士と共に完成させたネーサー製ゲッターロボも、同じ『プラズマボムス』で動いてるは不明である。
漫画版では「ゲッター2」と呼称されていた。ゲッター號も飛行できるが、ゲッター號より飛行能力に特化していると思われる。右手のドリルと左手に内蔵されている(と思われる)マシンガンで戦闘を行う。
漫画版では「ゲッター3」と呼称されていた。
出番は一度だけしかなかった。アニメ版とは頭部や胸部放熱板等の細部のデザインがやや異なる。
- ゲッターマシン輸送車両(正式名不詳)
ゲッターマシン各機を格納した秘密運搬車両。通常の一般車両の数倍の巨大サイズを誇る。コンテナ上部が後方に大きく展開し、走行中でもゲッターマシンを発射台から直接発進させる事が可能。(カタパルト機能を有しているかどうかは不明。)
- 移動メカニック機:クジラ2005D
通称クジラ。アラスカ戦線で中破したゲッターロボ號の元へ、隼人が送り込んだ大型航空機。内部にゲッターを丸ごと格納したまま、飛行中でも修理や整備が可能。ゲッターロボに大改修を施した後、大気圏高々度のメタルビーストを攻撃に向かうゲッター號を、限界高度まで乗せて飛行し作戦を支援した。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
NISAR
「ネイサー」と呼称されている。
山に囲まれた盆地に存在。とある件で機能停止、そして閉鎖されてしまった早乙女研究所の代わりとして設立した特務機関。
外観は白色で中央部分には塔があり先端にはパラボラアンテナの様なモノが3つ設置している。敷地もとても大きく別の棟や大きなゲートらしきものも存在している。またとあるワンシーンにはNISARのロゴマークも地面にある事が確認出来る。
また、敵対組織がランドウらでは無く帝王ゴールが率いる恐竜帝国となっている。
そして、宇宙開発として機能している訳では無くとある理由で政府から早乙女研究所に機能停止命令が下された為、いずれ復活する恐竜帝国に対抗する為にゲッター線を用いない新型ゲッターロボの開発の為に誕生した経緯がある。
作品群【ゲッターロボ號】との差異
- 橘博士、武藤由自、リー・フォア・メイ、Dr.タマ、Dr.ポチ、岡田が登場し無い。
- 早乙女研究所研究所内に存在。早乙女研究所は山中に拠点を置いている。
- 最高責任者が神隼人又は早乙女博士。
- 開発機体が『ゲッターロボ號』では無く『ネオゲッターロボ』
- 敵対組織が恐竜帝国。
所属職員
イラスト手前の人物。
本組織のリーダー。政府からゲッター線の研究禁止令が下された為、『ネオゲッターロボ』の開発指示をする事となった人物。
恐竜帝国との戦いによって重傷を負ってしまいゲッターロボの負荷に耐えきれない身体となってしまった為、ゲッターの適格者として橘翔と大道剴を選定。また一文字號をスカウトした張本人。
イラスト中央と奥の人物。
一文字號をスカウトする際に隼人の傍にいたSPぽい人達。
旧早乙女研究所の所長。早乙女研究所凍結後は神隼人の『ネオゲッターロボ』の開発に協力するようになる。真ゲッターロボの開発をしておりゲッター線使用禁止・凍結令が下されるまで研究を行い凍結後は研究所地下で『真ゲッターロボ』を保管する事になった。また、博士自身も軟禁されてしまう。
頭が禿げており、何故か頭からネジが飛び出ている。ぶっ飛んだ性格で銃を乱射、ヤバイ言動を発言するネーサーの名物研究者。
天才的な兵器開発能力があり、戦場ではかなり有用性がある。
流石の竜馬ですら「隼人!あんな危ない奴を野放しにしてたのか!」等のツッコミを入れる程。同僚の二人も変な博士。
- NISAR職員
ネオゲッターロボの開発や整備の為に様々な職員が勤めている。
ゲッターチーム
黒髪短髪の17歳の青年。数年前に恐竜帝国の襲撃で家族を失う。後に闇プロレスの強者となり、戦いで得られるファイトマネーで生計を立てていた。
性格は単純で、強い闘争心を持ち、熱くなりやすく、細かい事を嫌う。その気性を指して剴とジャックからは「山猿/ポケットモンキー」と弄られている。本人は怒るが暴力は振るわない。
とは言え、基本的に優しい性格で友情に厚く、義侠心も強い。また猪突猛進だが引き際も心得ている。隼人にスカウトされ、ネオゲッター1、真ゲッター1を操縦する事になる。
短気で暴走しやすい號とは度々衝突する事もある。過去にアメリカ軍に所属していた事があり、所属時期に隼人にスカウトされた模様。キング兄妹とは旧知の仲。
黒髪短髪で大食漢の肥満体、性格は真面目で気さくな青年。度々衝突する號と翔の仲裁に入るチームのまとめ役をすることが多い。たまに號を揶揄って笑う事があるが號とは仲良し。
アメリカ軍
手前の人物。
アメリカ軍所属のテキサスマックのパイロット。カウボーイファッションで英語訛りの口調が特徴。號からは「インチキ外人」と評された。
中央の人物。
左側のオレンジ髪の人物。
ジャックの妹。テキサスマックのハットマシンに登場するパイロット。兄に比べまともな言葉を話すが、英語訛りが残っている。
その他の人物
先の恐竜帝国との戦いで、ゲッター1に乗って戦った元パイロット。言動は荒々しいが、正義感が強く心優しい人物。恐竜帝国に拉致され拷問を受けた様で廃人になっていた。その後回復するが武蔵の死後は放浪の旅に出ていた。早乙女博士の危機に姿を表し、彼らの危機を救った。空手の達人だが驚異的な身体能力を有している。傷だらけの身体にも係わらず恐竜帝国の兵士らを一人で葬り、空中に飛ばされた子供達を助ける際、高空を飛行するネオイーグル号から飛び降り見事に子供達を救った後、車の上に着地しても痛がりこそしたものの負傷をしなかった。
一線から身を引いておりゲッターロボには搭乗はしなかった。
竜馬・隼人の戦友。ニューヨークの戦いで恐竜帝国に一人初代ゲッターロボで抗戦し死闘を繰り広げた末に、恐竜帝国と街を巻き添えに自爆。戦死した。政府がゲッター線を危険視する要因となってしまった。
早乙女博士の実子の姉弟。劇中では早乙女研究所の写真内と最終回エピローグのみの登場。
早乙女研究所再始動後の新メンバー。劇中では最終回エピローグのみの登場。
所有兵器
ネオゲッターロボ
ネーサーによって新たに開発された初代ゲッターロボに変わる新型ゲッターロボ。ネオゲッターチームが搭乗し、ネオゲッター1を一文字號、2を橘翔、3を大道剴が操縦する。
最大の特徴は、動力を『プラズマ駆動エンジン』にしており、ゲッター線を使用していない。
ポテンシャルは初代ゲッターロボをと同じくらいではあるが、ゲッター線が弱点の恐竜帝国に対しての絶対的戦力とは言い切れず、エネルギーも有限と言う欠点を抱えている。
ゲットマシン形態時の名称は初代ゲッターロボに準じ、ネオイーグル号、ネオジャガー号、ネオベアー号の3機で構成される。なお、合体のかけ声が「チェンジゲッター」から「ゲッターチェンジ」となっている。
操縦は主に音声入力式で、武器の名称を叫んでレバーを作動させると、マルチ入力になる簡単な仕組みだが、機体の衝撃や加速は恐ろしく初代ゲッターと同じく並みのパイロットでは扱う事が出来無い。
初代ゲッター同様にカラーが白色の練習機も存在するが、合体訓練中にネオイーグル号に搭乗していたパイロット候補生が負荷に耐えきれず事故を起こしネオイーグル号共々消失する事となった。
製作は敷島博士。
機体デザインはゲッターロボ號では無く、ゲッターロボGにゲッターロボ號の要素を取り入れた様なデザインとなっている。
メインカラーが群青色のネオゲッターロボの陸戦型形態。ゲッター1系とは異なり陸戦型となっている。
バランスタイプで徒手空拳を用いて戦う戦法を行う。ショルダーミサイルや腕部のチェーンナックル、必殺技のプラズマサンダーが主な武装。
メインカラーが赤色のネオゲッターロボの空戦型形態。ゲッター2系とは異なり空戦型となっている。
スピードタイプで、それを活かした戦闘が出来る。両腕がドリル、フロントスカートとサイドスカートがあるのが特徴。
ネオゲッターロボの水中戦用形態。ゲッター3系と同様に水中戦型となっている。
パワータイプで、脚部を変形させる事で『タンクモード』になる。マニピュレーターが3本である。
所有車両
プロトネオゲッターロボ合体事故現場に、急行していく様子が確認出来る。
消防車に随伴していく様子が確認出来る。
アメリカ軍の兵器
ネーサー所属で無くアメリカ合衆国の誇るスーパーロボット。パイロットはジャック・キングとメリー・キング。カウボーイの姿をしており、主に銃撃戦を主体に置いている。リボルバー式2丁拳銃やハイパワーライフルが武器。
- 馬型支援メカ・パスチャーキング
テキサスマックが乗る大型の馬型ロボット。空も飛べる。
関連タグ
光子力研究所:【アニメ版ゲッターロボ號】は【マジンガーZ】のリメイクとして製作されるはずだった。その為、似た部分が多い。