「ゲッタァァ!チェェェンジ!」
「チェェェェンナックルッ!」
「プラズマァァァサンダァァァァ!」
概要
OVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」に登場した新型ゲッターロボ。
デザインはゲッターロボGのゲッタードラゴンをベースに漫画版のゲッターロボ號のゲッター號の要素を入れた合いの子となっている。
全高42m。動力はプラズマ駆動エンジン。所属は日本国際航空宇宙技術公団:ネイサーで開発者は神隼人。
ネオイーグル号、ネオジャガー号、ネオベアー号の順で合体して変形する。メインカラーは青色(群青色)でバランスタイプに分類される。
ゲッター線を用いずにプラズマエネルギーと言うエネルギーを用いて可動し、陸戦型である点はゲッター號と同様。
ただし、OPでは空中で浮遊している事から飛べなくは無い模様である。
夜の街での合体からの初戦闘や技を繰り出すシーン、一文字號が戦いに参加するシーンは激アツである。
音声認識により上記の掛け声とレバーアクションで機動が出来る。
メインパイロットは神隼人(臨時) → 一文字號(正規)。
機体構成
ネオイーグル号:頭部及び肩を構成
ネオジャガー号:胸部から腹部を構成
ネオベアー号 :下半身を構成
武装
- プラズマサンダー
ネオゲッター1の必殺技かつ代表的な技の一つ。3機のプラズマエンジンの出力を最大にして手を身体の前で合わせてプラズマを発生、頭上で巨大な稲妻型のプラズマを形成し相手に目掛けて投擲する事で爆散させる。
諸刃の剣で、燃料をそのまま使っている為に使用回数は限られており限度を超えてしまうと機体は活動が困難となってしまう。
劇中、このデメリットのせいでプロトタイプ・ゲッター軍団に押されてしまった上に、メカザウルス・ボアに追い込まれてしまう。
何気にOPでゴールのUFOを撃墜している。印象的な技の為にpixiv内のイラストでは、この技を繰り出しているイラストが多い。
- チェーンナックル
悪を許すな、ゲッターパンチ!
劇中、一番初めに使われた武器そして代表的な技の一つ。拳のジェット部分に鎖が付いており任意で射出が可能となっている。射出後戻ってくる事も可能であり鉄球の様に振り回せる 。鎖自体も武器として使用可能であり任意で軌道も変えられ、これで敵を切断したりもした。
元ネタは、ゲッター號のナックルボンバーとマジンガーZのロケットパンチで、チェーン部分はゲッターライガーのチェーンアタックからと思われる。
- ショルダーミサイル
元ネタはゲッター3のゲッターミサイルもしくはゲッターポセイドンのストロングミサイルからと思われる。
- ゲッタービームキャリア
追加装備で胸から大気中のゲッター線を収束してゲッタービームを撃てるようになれる。
小説のみの登場。
- ガトリングガン
劇中未使用の射撃武器だが、デザインは霧島博士が所持していたガトリングガンと同じ。スーパーロボット大戦Rにて登場する。
- 大型ナイフ
海洋堂リボルテックヤマグチ No.075 ネオゲッターに付属する玩具オリジナル武器。其1
- マシンガン
海洋堂リボルテックヤマグチ No.075 ネオゲッターに付属する玩具オリジナル武器。其2
ゲッタードラゴンとネオゲッター1の大まかな違い。
相違点 | ゲッタードラゴン版 | ネオゲッター1版 |
---|---|---|
比較画像 | ||
機体適性 | 空戦特化型 | 陸戦特化型 |
頭部 | 角3本が後頭部にある。 | 角3本が額から出ている。 |
背部 | マッハウイング | ショルダーミサイル |
腕部 | スピンカッター | ゲッターレザー(仮) |
脚部 | 脹脛の裏に小型の翼 | 膝部ディティールあり |
配色 | 赤青黄 | 青赤緑 |
武器 | ゲッタービーム、ゲッタートマホーク | プラズマサンダー、チェーンナックル |
ネオゲッター1には胸部・脚部にゲッター號のデザインが、ゲットマシンにはゲッター1の名前(イーグル号)が取り入れられている。
活躍
第1話
OP終了後に白色の状態で登場。この時はロールアウトしたばかりの様で変形合体訓練を行っていた。
しかし、ネオイーグル号の訓練生が強力なGに耐えられず窮地に陥っており、橘翔と大道剴は救出を試みるも機体が接触してしまい、訓練生はネオイーグル号共々爆散してしまう結果となった。
尚、翔と剴に怪我は無く無事に基地へと帰還した。
その後紆余曲折あり、神隼人はネオイーグル号の適格者として選定した一文字號と共に他パイロットと合流。完成した新型ゲットマシンに搭乗した。
隼人「ネオゲッターロボ!」
隼人・翔・剴「発進!」
翔「大佐!合体!」
剴「フォーメーション!」
隼人「ゲッタァァ!チェェェンジ!」
3機のゲットマシンは空中で合体に成功。ネオゲッターロボ “ネオゲッター1” が大地へと降り立った。深夜の都会で暴れまわるメカザウルス・ドバに対し戦いを行う事となった。
だが、度重なる先の死闘の末に隼人の身体は限界に達しており、機体からの負荷に耐えられない状態であった。それを見た號は代わりに操縦を、隼人は指示を行うが慣れない操作に苦戦してしまう。
號「な、なんかもっとこうパッとしたのとかねぇのかよ!全然、負けてんぞ!」
隼人「翔、剴。エネルギーをネオイーグルに送ってくれ。プラズマサンダーを使う!」
翔・剴「了解!」
號「プラズマァァァサンダァァァァ!」
必殺技のプラズマサンダーが見事に命中。
辛くもドバの撃破に成功し初陣を勝利で飾った新生ゲッターチーム。それに安堵した隼人は
隼人「遂に三人揃ったぞ。見てくれたな。武蔵・・・」
嘗て、戦死した盟友の名を呼んだ。
第3話
恐竜帝国のバット将軍らの侵入により、ネーサー基地が襲われてしまい地下に保管されていたプロトタイプ・ゲッター軍団がニオンらに奪取及びハッキングされ暴走してしまう。その際、逃げていた隼人と號を助けるべくネオゲッター2が駆けつけた。圧倒的な数の暴力に勝つ為に
翔「剴、荒っぽいけど一気に行くぞ!」
剴「おぉ!」
翔「オープンゲット!」
翔・剴「ゲッタァァ!チェェェンジ!プラズマァァァサンダァァァァ!」
ネオゲッター1となり必殺技をぶつけるが、號が不在した事と軍団がバリアーを展開した為に防がれてしまう事態となった。
その後、ネオゲッター3へチェンジした為、ここでネオゲッター1の活躍は終了してしまう。
第4話
第3話後半で號・翔・剴の3名は後期主役の真ゲッターロボへ乗り換えした為、直接は登場しない。だが隼人・竜馬・敷島博士と他2名の博士らがゴールのUFOへ向かう事となった為に、ネオイーグル号が登場。テキサスマックと共に真ゲッターロボを支援しUFOに乗り込む事に成功した。
UFOの崩壊の際、脱出用途としても使用され隼人ら全員が生還する事が出来た。
余談
- 何故このようなデザインになったかと言うと、元々は漫画版ゲッターロボ號を出す予定であったが、諸事情によりそのまま出せなくなってしまった為に苦肉の策としてゲッターロボGのデザインを取り入れて製作された。その為、パイロットの名前がゲッターロボ號と同じである。
- 問題回避の為に生まれたゲッターであるが、デザインが秀逸の為にファンが多い。中にはオリジナルコミックや玩具、アニメでの再登場を望むファンも居る程である。pixiv内では、とある理由(後述)もありイラストが豊富にある。
- 全4話と言う尺の都合や物語の展開上、活躍が少なくなってしまっている。また玩具展開の機会も少なく“不遇なゲッターロボ”となってしまっている。さらには第3話では一文字號自体乗っておらず、第4話はOP以外で出ていない。
- ゲッター1系の代名詞として有名なゲッタートマホークの様な武器を、劇中一度も使用していない。元ネタの一つでアニメ版ゲッター號も序盤は徒手空拳等で戦っていたが、物語後半ではスーパーゲッター號となり磁鋼剣ソードトマホークを使用している。
- 隼人は搭乗しているが、ネオゲッターロボ状態では竜馬と弁慶は一度も搭乗していない。竜馬は隼人と共にサポート役へ弁慶は第4話のEDのワンカットのみ登場。
- 「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」のタイトルだが、OPで真とワンパンしたのみ。また劇中ではバトルも交流もしていない。ただ、OPの最後で握手を交わしている。
関連イラスト
関連タグ
ゲッターロボ 真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ ネオゲッターロボ
一文字號 : メインパイロット
神隼人 : 開発者
ネオゲッター1(前半機) → 真ゲッター1(後半機)
ブレーザー:「ウルトラマンブレーザー」に登場するウルトラマン。
深夜の都会で「スパイラルバレード」と言うプラズマサンダーと似た技を繰り出した繋がり。
まさかのブーム到来
2023年4月12日、とあるアニメの主題歌でそれは起こった。
詳しい概要は、君は完璧で究極のゲッターにて。