武器の名称だが、少なくとも以下の2作品で登場する。いずれも手首から先の拳を射出するという点で共通している。
鋼鉄ジーグ
鋼鉄ジーグで主人公機が使用する武器。
マジンガーZのロケットパンチに相当する武器だが、手首から先の拳部分のみを飛ばすという点で異なる。また、発射する際にはメイン画像のように両手をガッチリと組んだ状態で射出される。威力は高く、ハニワ幻人に有効なダメージを与えていた。
なお作中では発射後にジーグが姿勢を変えることなく、ガッチリと組んだままの両手がニョキニョキと生えてきて連射している場面が結構多い。どういう仕組みになってんの?
(原作としてクレジットされている安田達矢版漫画では、戻ってきた拳骨を装着する絵も存在した)
玩具であるマグネモシリーズでは両手をガッチリ組むことができず、片手ずつ飛ばすしかなかった。
派生作品
スーパーロボット大戦シリーズには第2次スーパーロボット大戦αから参戦時から使用可能。
ゲッターロボ號
いずれもアニメ版準拠。旧作ゲッターロボには存在しない武器である。
玩具主導企画の意味も強い為、磁力で合体する鋼鉄ジーグに倣って名付けられたのかもしれない。
プロトゲッター
アニメ第11話に3機合体タイプのロボットに改造されるまでの機体で使用されていた。
始めて使ったのは第2話「バトルヘリ攻防戦」で、右手首の油圧システムを暴走させることで、右の手首を射出して敵メタルビースト・クラブを撃破した。この時は即席のぶっつけ本番で使われたが、第3話から正式に装備されて武器となった。
G鉱石の特性上、ある程度の距離までなら誘導可能で、元の位置に戻る場面が描かれていることが多い。第4話からは左手首にも組み込まれた。
ゲッター號
アニメ第11話で3機合体に改造後はゲッター號にそのまま引き継がれた。もちろん最初から両手首ともに射出可能。ゲッター號が行った多くの戦闘で使われている。後期オープニングでも高らかに歌われるメインウェポン。
玩具
放送当時に「ジャンボゲッター」の商品名で、特大ゲッター號(パンチを飛ばすギミック付き)の玩具が発売されていて、これの宣伝意図もあっただろう。
砂場で遊んでる変な恐竜を玩具でやっつける、怪しい実写CMも放送されていた。
関連項目
ロケットパンチ:元祖。