概要
1993年結成で、吉本興業所属。大阪NSC12期生で、同期にCOWCOWや小籔千豊などがいる。
コンビ名はTHE BLUE HEARTSの楽曲「44口径」の歌詞から。
1997年に第18回ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞、第27回NHK上方漫才コンテスト優秀賞(どちらも準優勝クラス)、第12回NHK新人演芸大賞を獲っており、大阪時代はアイドル的人気があったにもかかわらず2000年の東京進出に失敗し、イマイチ売れてないコンビである。
しかし、ラストイヤーのM-1グランプリ2003で決勝進出し4位に、THE_MANZAI2014にも決勝進出するがAブロックで敗退したがそれほどの実力はある。THE_SECONDはノックアウトステージベスト16が最高成績。
芸風
主に漫才、コントも行う。代表的なネタとして、修士が出したクイズに小堀がちょうどいい解答を出す「丁度ええ漫才」がある。「あるあるネタ」のバリエーションであるが、若干マニアックなものを入れるなど変化をつけている。
また、100分間漫才を披露する単独ライブ「百式」を定期的に開催している。
近年はしていないが、かつては音楽活動も活発に行っていた。
メンバー
川谷修士(かわたに しゅうじ、1974年5月17日 - )
主にツッコミ担当、立ち位置は向かって右。
妻は元芸人で放送作家の野々村友紀子、2人の娘がいる。家族仲は良い。
近年では野々村の方が目立つことなどで弄られている。
小堀裕之(こほり ひろゆき、1974年1月9日 - )
主にボケ、ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。
高校の同級生と結婚し、3人の息子と1人の娘がいる。それに反して家庭を顧みず愛人が何人もいるのだが、後述のキャラクター性から週刊誌にスクープされても波風が立たない。
しかし、小堀の両親も小堀が中学時代、お互いに不倫して離婚した。その時、母親に引き取られたが一人っ子だったので、父親に40万円で買われた過去がある。その後、両親は復縁している。
近年ではあらびき団や深イイ話の影響で「クズキャラ」「ヘドロパパ」としての認知度が高く、度々相方の妻である野々村に説教されている。
個人で音楽活動したり、落語も作ったりしている程の才能はある。しかし、コンビとしての活動が疎かになっているので説教される。
また後輩からの人望は全くの皆無であり愛人とデートする時は後輩の家に行き、後輩に3000円渡して「朝までどっか行っとけ!」と言って後輩の家をホテル代わりにするなど無茶苦茶なエピソードがあり、その所為でか水曜日のダウンタウンの企画『後輩に人望が無い芸人No.1決定戦』で見事No.1になるという不名誉な結果になったことがある。
ジョージ・ハリスンとポール・マッカートニーに似ているため、それをネタにすることもある。それが縁からか、斉藤和義の楽曲「ずっと好きだった」や「やさしくなりたい」のMVにジョージ・ハリスン役として出演した。
M-1グランプリ2022で次男とユニット「ヘドロ一家」として出場、3回戦進出を果たした。翌年の2023も出場している。
後年では信じがたいが、若手時代はクズキャラの影も形もない、女性人気の高い好感度芸人であった(昔は「吉本のヒュー・グラントと呼ばれており、先輩には腰の低さを見せていた)。