大正13(1924)~平成5(1993)年。東京都生まれ。本名は公房(きみふさ)。
三島由紀夫らとともに第二次戦後派の作家とされた。作品は海外でも高く評価され、30ヶ国以上で翻訳出版されている。
人物
- 医師であった父の任地の、中国奉天市(現瀋陽市)で育った。
- 日本人で初めてワープロで小説を執筆した作家である。使っていたワープロはNECの『NWP-10N』と『文豪』であった。
- 世に普及する以前にシンセサイザーを購入して使用していた。当時、職業目的以外で使用していたのは安部のみである。
代表作
「赤い繭」
「砂の女」