概要
特撮『電磁戦隊メガレンジャー』最終回(第51話)のサブタイトル。
メガレンジャーと邪電王国ネジレジア、双方の戦力を失いながらも繰り広げられる最終決戦、そしてメガレンジャー達が無事に卒業式に出るまでを描く。
あらすじ
メガレンジャーの活躍でユガンデとシボレナは倒された。Dr.ヒネラーはメガレンジャーと最後の決着をつけるべく怪人態となり、デスネジロと融合。最終兵器グランネジロスとなった。
町を破壊するグランネジロス。町の人たちは全てメガレンジャーのせいだと責め立てるが、久保田博士は必死に5人を庇う。
メガボイジャーに乗って最後の決戦に挑むメガレンジャー。ヒネラーは自分が人間だったころ、行った人体実験で娘を死なせ、世間からの非難を浴びたことでネジレジアとなったこと、久保田博士の技術でメガレンジャーになって、守ってきた人間たちから迫害されて幸せかと問いかける。
圧倒されるメガボイジャーだが、ヒネラーも体が捻じれる現象にさいなまれなかなかトドメがさせない。そんな中、一度は自分達を追い出した諸星学園高等学校のクラスメイト達がメガレンジャーを応援する横断幕を掲げているのを見て奮起したメガレンジャーはグランネジロスを追い詰める。
もはやこれまでと察したヒネラーはグランネジロスをメガボイジャーもろとも上昇させ、自らの勝利を確信する笑い声と共に自爆した。
健太たちが死んだと意気消沈するクラスメイト。一度は生徒や教師を見捨てて自分だけ逃げた高寅校長も複雑な表情となる。
そして卒業式が予定通り執り行われた。「ここに来ることができなかった生徒」として健太の名前を読み上げると、「はーい!」と言う挨拶と共にサイバースライダーに乗ったメガレンジャーが駆けつけた。
壇上で名乗りを決めるメガレンジャー。グランネジロスの自爆寸前に再変身し、サイバースライダーで地球に帰還していたのだった。
健太たちの追放を扇動したことを泣いて謝るシンタロウ。それに対しもういいというみく。渡された卒業証書には「地球の平和を守ったことをここに表します」と書き加えられていた。
そして全員で記念写真を撮るのだった。