伝統的なクラシック音楽に対して、ジャズ、ロック等のポピュラー音楽の総称。軽音とも。
以前は、クラシック界やアカデミーの人間が蔑称的に使うケースが多く、実際に軽音楽をやっている人間が自らの音楽を軽音楽と称すことは少なかったが、このところは事情が変わりつつある。
中学校や高等学校における部活動やクラブ活動で活動する軽音楽はいわゆるバンド活動というものであった。
最近では1つのジャンルとして確立されつつあり、「音楽部」と「軽音楽部」というふうに住み分けも出来ていることも手伝って、軽音楽への侮蔑的な意味は薄れつつある。
アニメの『けいおん!』のヒットがその影響をさらに強めている。
前述の通り「軽音楽」の「軽」は「軽い音楽」の意味ではなく、オーケストラのような大人数で演奏することが通常であるクラシック(管弦楽)と相対する呼称であるため、少人数で構成されるヘヴィメタル・パンクバンドなども軽音楽の一種に含まれる。