「Sharing is caring! Your pancreas is mine!(おもいやりをわかちあおう!キミのすいぞうはぼくのものさ!)」
概要
Banbanとは GARTEN_OF_BANBANの作品に出てくるキャラクターで、Chapter2にて姿を表し主人公に放送を通して指示を出したり、話し掛けてくる。
プロフィール
出演作品 | GARTEN_OF_BANBAN |
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性別 | ゲノムドナーは男性(本人は性別不明) |
誕生日 | 不明 |
出身地 | おそらくBanban's kindergarten(ただしそこ以外の実験施設で誕生した可能性あり) |
身長 | 不明だが恐らく高い部類だと思われる。 |
※園名やゲームの主題名であるBanban’s kindergartenや、壁画の中心に描かれていること、お昼の放送の声がBanbanと同じであり、オフィスルームを持っていることからBanbanはこの幼稚園の校長では無いかと推測される。
外見
Banbanは全体的に赤色をした人型の姿をしており、カラフルなパーティーハット(誕生日の三角の形をした帽子)を被った2本の角が付いていたりと、悪魔を彷彿とさせる子供向けのデザインになっている。
そして2つの丸い目と2Dキャラクターの様な口から垂れ下がる長い舌がある。
てへぺろという表現が1番この顔を形容していると思われ、これは今のところ(Chapter2時点)常時この表情である。また、この姿はChapter1の最初の部屋の壁画にて確認することが出来る。
ところが、Chapter3のPVのサムネイルには、正しく悪魔のような形相の彼が映っており……。
声は感情の抑揚が少ない無機質に近いような若、中年(2,30代?)男性の声をしている、またゲノムドナーは男性である事から彼は男性だと考えられる。
性格(⚠️ネタバレ含)
基本的に主人公に対して他のモンスターとは違い突飛した敵対的行動は見られず、比較的常識的な会話が出来る。
人見知りというわけでも無く主人公に対して友好的な素振りを見せる。
しかし今までの行動を踏まえると他のモンスターよりも抜群に知能が高く、人間(主人公)を軽々と騙せる話術も心得ている為とても厄介、一貫を通して穏やかな口調である。
消えた園児達を助けたい、という目的を持っているらしいが真相は分からない。
考えていることは現段階では確証が持てず、謎が多い為信用することが難しい。
さらには、彼には重大な欠点が存在する。
それは二重人格であること。
普段こそ、理性的に振る舞っている彼だが、凶暴化し相手の内臓(特に膵臓)を求める時があることがChapter3で判明。これまで管制室で主人公に遠くから指示していたのも、主人公を襲わないように自分自身を閉じ込めていたから。
しかし、StingerFlynnの魔の手が迫り、主人公達に牙を向く……。
ストーリー(⚠️ネタバレ含)
chapter2
JumboJoshに襲われながらも地下にたどり着いた主人公をアナウンスで迎える。そして自身はセキュリティールームに閉じ込められていると言い、そこを開けるための青いカードキーを探すおうに主人公を誘導する。
右折苦節ありセキュリティールームの扉を開けるがそこにBanbanの姿はなく机には一枚のメモが残されており…
「If you read this fast enough, you might escape.I plan to sneak up on you and hit you very hard while you are occupied with reading this note;」
(これを早く読めば逃げられるかもね、君がこのメモに夢中になってる間に僕は君に忍び寄って一杯食わすつもりさ。)
「一石三鳥だ!君の全てのカードキーを手に入れたし、完璧な実験体を手に入れたし、下のあいつを対処せずにすむ!」
メモを読んでいる主人公を後ろから思い切り殴る。そして「ちょっとした手術」をするために気絶した主人公を病棟らしきところに運んだ。しかしその後はもう手術をして目的を果たしたのか、終盤まで登場しなくなる。
終盤では各キャラクターの絵が描れた扉がある大きな部屋で登場。リフトにて主人公にガラス越しに語りかける。殴ったことの謝罪と理由、自信の目的、次の階へ降りるための助言を残して降りていった。
chapter3
上記の通り再び主人公を襲いかかることへの懸念から、chapter3でもアナウンスでの呼びかけをする。そのため、本章では自分から姿を現すようなことはしていない。
StingerFlynnの過去と思わしきシーンでは、凶暴になった状態で登場している。内臓がほとんど存在しないFlynnを残し、他の場所で去って行った。
そのことからかStingerFlynnはBanbanの凶暴性を知っており、終盤ではFlynnに捕まえられて凶暴化。膵臓の匂いのまま主人公を追いかけるが、突如現れたJumboJoshにより重い一撃を食らうことになってしまう。
ちなみにFlynnのドライブの幻覚では主人公の右側の位置にいる。また会話から、Flynnとの仲はあまりよくないらしい。
考察(⚠️ネタバレ、推測含)
彼の言っていることについて、”Your pancreas is mine!”(キミのすいぞうはぼくのものさ!)という悪趣味な文があるが、一種のブラックジョークであるかもしれないし、本当に膵臓が好きで欲しいと思ってるのかもしれない。
またセキュリティルーム編では結果的にセキュリティルームに居た訳ではないので徘徊していたと考えられて、最初から専らの嘘であったと考えられる。知能が高すぎるぞこのハバネロ男。
お昼休みの放送では主人公を自分の元に連れてくるようにという内容を放送していたと思われる。
そのときの Banbaleenaの反応よりBanbanがこの幼稚園の校長であるということを違和感なく認識していた為、Banbanが校長(的なポジション)であるということが確証出来るかもしれない。
またゲーム内で入手出来る実験の報告書ではこのモンスター達は人間のゲノムドナーとジバニウムという物質を組み込むことにより元の人間、生命体の記憶を保持したまま誕生するという様な描写がされていることからBanbanもこのジバニウム手術を受けていると考察出来る。
- ある報告書に書かれているcase#6は非常に知性が高く、これまでの人間に敵対的な実験体と違い、もとの人間と同等に流暢に話すことが出来ると記載されている。
- case#6通称の欄には悪魔と、記載されている。
このことから、Banbanは報告書に書かれている「case#6」なのではと考察されている。
また、case#6については、
- U.Aという医師により提供されたゲノムドナーとジバニウムを混ぜあわせた存在。
- にも関わらず自分はゲノムの提供者。つまりは人間だと思い込んでおり、非人間として扱われると混乱の反応を示す。そのため、本当のゲノムの提供者との面会は行われていない。
- とあるビデオテープを再生すると、Banbanが劣悪な環境で力無く横たわった状態でいる姿が映し出される。これは報告書によると、Banbanの体内はジバニウムが血液のように流れているらしく、そのため全身に激痛を感じているという。
- そのためか精神状態が不安定であり、スピーカーからの指示にも応じなかった。一日の大半は収容室の隅に身を寄せ、独り言をつぶやいていたという。
- あるときcase#7との面会が行われた。case#6はcase#7に長い抱擁をしたという記録が残っている。(case#7はこれ以降研究者の指示に従わなくなった。)
- 反抗的な態度を改善するため新型のジバニウムを投入。それにより思考の抑制が起こり、身体に大きな変化が生じたという。(これはおそらく二重人格のことを指していると思われる。)
もし、case#6がBanbanならば元のドナーが医者であったこともあり、相当知能が高い裏打ちにもなるので非常に厄介であると考えられる。
今後のストーリー、主人公に大きく関わってくる重要人物であり、本当の主人公ともとれる人物になるかもしれない。
余談
パッと見るとGARTEN OF BANBANのイラストの中で3分の1以上を彼のイラストが占めている上、
記事を作ってさえもらえてない奴らがいる中で、この記事はGARTEN OF BANBANのキャラクターの記事の中で最も内容と編集回数が多い。(2023/3/31時点)
彼の人気の高さがよく表れている。
関連タグ
Nabnab Banbanの逆さ読み