概要
赤いムチを持った牛のモンスター。
コスタールの大灯台に闇の炎を灯したことで灯台を閉ざした張本人であり石版編の大トリとも言えるボス級モンスター。さらに子供をさらっては姿を魔物に変えていた。
戦闘の際には地響きでパーティー全員にダメージを与え、さらに痛恨の一撃で大ダメージを与える上にベホイミによる回復まで完備している。HPの回復が遅れるとすぐに倒されてしまうので早めに回復が必要になる。
実態は……
ここまで書けばかなりの強敵に思えるだろう。
が、実際戦うと弱い。悲しいほどに弱い。
まず終盤に近いボスモンスターでありながらHPは1,580しかなく明らかにぬるい行動パターンなのに1ターンに1回しか攻撃しない。
しかもボスでありながら毒に耐性が無く、もうどく状態になるとすぐ死ぬ。※(約6ターンで沈む)更にもうどくが効くと言うのはよりによって公式で明かされているという所もポイント。というか肝心のHP自体が低いので別にもうどくにならなくてもすぐ死ぬ。
あと地響きの動きがどう見ても縄跳びでなんとも言えない脱力を誘う。皮肉にもHPの回復が遅れるとすぐに倒されてしまうのはバリクナジャの方であったのだ。
つーかぶっちゃけ直前に戦うガマデウスの方が圧倒的に強い。
ガマデウスは倒した後、散り際に「まだお前らが想像もつかないようなごっつい大物が・・・」と言っていたが実際に出てきたのは我々が想像もつかないようなクソ雑魚であった。買い被りもいい所である
さらに、この前の章でドラクエ7で1番強いのではないかと言われるヘルクラウダーと戦うため、コイツを倒せてるのなら主人公とその仲間もかなり強くなっているので逆に負ける方が難しいかもしれない。
悪行はえげつない？いいや、その直前がドラクエ史上どころかゲーム史に残る胸糞イベントであるレブレサックの一件の原因であるあのボトクなので、何をやっても霞む。
3DSのリメイク版では毒耐性が付く、地響きで三重飛びをするなどそこそこの強化を施されているが、HPはクソ雑魚のままで完全1回行動なのでぶっちゃけ大差ない。
DQ10では迷宮レベルが50程度の魔法の迷宮でボスとして登場。
こちらではキングレオなどと同様「魔軍十二将」の一角なっており、1000年前では全盛期の姿である「凶将バリクナジャ」としても登場する。
じひびきは通常はどうにでもかわせるが、おたけびで動きを止められたりするとかわすのが難しい。
7の頃より強化されたとはいえ、圧倒的戦闘能力を以てプレイヤーの壁として立ちはだかる、とは言い難い。
同系統のモンスター
- ネクロバルサ
DQ7、DQ4のリメイク、10で登場。10以外はいずれも最終盤かクリア後に登場。
バイキルトやライデインの呪文を使いこなすほか、痛恨の一撃を放つこともある。
10ではライデインが強力なジゴデインになっており、より一層強敵に。
特訓モードのためのクエストで討伐対象になる。
- ファラリスブル
10で初登場。青い体色でムチの代わりに鎖付きトゲ鉄球を武器とする。
バイキルトやジゴデインのほか、おたけびも使用する。痛恨の威力もかなり強力。
武闘家のクエストで登場するボス、武闘魔ガウラドは同じ姿。
