概要
アニメ『ケロロ軍曹』第347話Bパートのエピソード。
ギャグ中心のエピソードが多い1パートのみでは珍しい真面目かつ感動する回でもある。
ピクシブにおいては、メインイラストのようなドロロ型の帽子をかぶったタママのイラストに付けられることが多い。
あらすじ
ケロロの大事なフィギュアを壊したタママは、超強力接着剤で修復しようとしていた。その時、急にドロロが現れ、タママはびっくり! 接着剤を誤ってドロロにつけてしまい…。
(ケロロ軍曹であります。 より)
本作の大まかな事件の流れ
上記の公式サイトのあらすじだけでは分からないと思うので、大雑把にこのエピソードの事件についてあらためて記述する。
・事件現場…軍曹ルーム
タママ(犯人) | ドロロ(目撃者1) | モア(目撃者2) | ケロロ(被害者) | |
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事件発生時 | ケロロのおもちゃを壊す | 事件を目撃→帽子に変化 | - | - |
モア登場前まで | 自分が犯人にならないように嘘をつこうとする | 嘘をつくことはダメだとタママを説得 | - | - |
ケロロのテレビ出演前まで | 隠れる | 隠れる(半ば強制) | 現場に登場→テレビの前で待機 | - |
ケロロ事件発覚まで | 焦る(隠れたまま) | 特になし(隠れたまま) | テレビで事件目撃 | テレビ出演→壊れていることが発覚 |
証拠発見まで | モアに罪を擦り付けようとする(隠れたまま) | 再び説得→犯人の烙印を押される(隠れたまま) | ケロロに同情 | 悲しい気持ちで帰宅→現場にドロロのマスクが落ちているのを発見 |
この日の結果 | ラッキー! でも… | 「…」 | 特になし | ドロロが犯人!? |
本エピソードはいわゆるミステリーというわけではなく、嘘をつくことはいけないということを教えてくれるエピソードである。
三人(+モア)のそれぞれの思惑が絡み合い、ついに迎えた侵略会議の日。
果たしてタママは正直に告白できるのか…?
関連タグ
嘘つきは泥棒の始まり…本エピソードの教訓ともいえることわざ
ドロロンえん魔くん…タイトルの元ネタ。おそらく帽子もこれが元ネタである。
本当の黒幕
タママが壊こわしてしまったと思われていたおもちゃは、本当はケロロが幼少期の頃壊してしまったためにずっと嘘をついて借りパクしていたドロロのものである。長い間借りパクしていたため二人ともすっかり忘れており、壊したケロロ本人もその記憶を思い出すまでは自分ものだと思い込んでいた。
したがってこの事件の本当の犯人はケロロであり、本当の被害者はドロロである。