概要
てんとう虫コミックス11巻及び、藤子・F・不二雄大全集8巻に収録。
この紙を切り抜いて何かを作ると、それが本物のように動き、本物のような力を出す。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版は1979年10月24日に、水田版は2020年11月28日にそれぞれ放送している。
1979年版
- のび太達が紙相撲をしていたのはスネ夫の部屋で、しずかが星取り表をつけていた。
- スネ夫は山羊を作ってもらった際、「ありがとう」とお礼を言っていた。
- しずかは作ってもらった犬に吠えられて少し怖がっていた。
- 再び紙相撲をやることになった際のジャイアンとスネ夫の台詞は逆になっている。
- 紙相撲は2回やっていて、ドラえもんは行司を行っていた。またラストではドアに叩きつけられ目を回しているジャイアンの横で、のび太の力士はしこを踏んでいた。
- 本編終了後のショートアニメは、力士になったドラえもんがしこを踏んだところ、土俵に穴が開いてしまいその中に落ちてしまうというものだった。
2020年版
- サブタイトルが「最強!ロボットペーパー」に変更され、サブタイトル画面には逃げる姿のしずかも追加された。
- のび太達が紙相撲をしていたのは教室で、最初はジャイアンとスネ夫が遊んでいたが、面白そうだったので最初にしずかが加わったが、この時ジャイアンからバカにされたことでのび太がスネ夫と対戦することになった。ちなみに力士は本人達に近い顔つきになっていて、のび太のは「のびの富士」、スネ夫のは「スネ龍」という名前になっていた。
- のび太の力士が始めた稽古で家が揺れた際、ママはとっさにテーブルの下に避難していた。
- スネ夫の家の雑草を山羊に食べさせる下りは、野比家の家での出来事に変更されていて、この後スネ夫の家を訪ねた際には掃除機が壊れてスネ夫も母親の掃除の手伝いをさせられていたので、この紙で掃除機を作製し手伝ってあげた。
- しずかの家に見張りとして置いたのはライオンに変更されていて、ドラえもんはこれに尻尾をかまれてしまった。
- ジャイアンの母ちゃんは登場したものの台詞はなかった。
- ラストで紙相撲をしたのはスネ夫の家で、投げ飛ばされたジャイアンは池の中に落ちてしまった。