概要
ドラえもんプラス第1巻、藤子・F・不二雄大全集第12巻に収録。
以下の四点セットで自身の身を守ることが出来る。
モニター
自分の部屋へ他人が入ることを阻止することのできるセットで、自分の部屋に近づく人を確認したり、X線でその人の内部を見ることもできる。
パスワード識別ロック
自分の部屋へ他人が入ることを阻止することのできるセットで、自分の部屋の入り口に取り付けるとパスワード設定で中へ入ることができる。
電撃銃
自分の部屋へ他人が入ることを阻止することのできるセットで、自分の部屋に近づいてきた人を攻撃することができる。制限時間は1分だが、水田版のみ30秒。
X線探知機
自分の部屋へ他人が入ることを阻止することのできるセットで、自分の部屋に近づいてきた人をX線で撮影することができる。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1984年9月28日放送。
- のび太はタケコプターで部屋に入る時、「シュワッチ!」の掛け声と共にと飛び上がった。
- ママが0点のテストを見つけた時、ドラえもんは部屋で掃除機をかけていた。
- ドラえもんはルームガードセットを出すのを一旦渋るが、のび太に「さっきこっそりどら焼き食べてたの誰だけな?」と痛い所を突かれ、小さくなり「まぁまぁ、強は小さいことはいいからいいから。今日は大サービスしちゃいましょう!」と言ってごまかしルームガードセットを出した。
- 合言葉を決める際、のび太は最初「のび太はいい男」にしようとしたがドラえもんからウソはいけないと言われ、合言葉を「開けふすま」に設定した。
- ママは電撃銃を食らった後、ふらふらになりながら階段から落ちている。また、ドラえもんはバットだけでなくグローブも送り届けている。
- ドラえもんはのび太の部屋に入ろうとした際、2回電撃を食らっている。
- のび太は公園のトイレに行く前、武器などを持ち不気味に笑うドラえもんとママの姿を想像している。更に公園のトイレに着くとジャイアンとスネ夫に遭遇し、先ほどの仕返しにトイレに入るのを邪魔され、しずかの家に行きトイレを貸してもらっている。
- のび太は帰宅した時、ママに見つかるが、持っていたバットをつっかえ棒としてふすまにはめ、ドラえもんとママを足止めしている。それから合言葉を言えず電撃を食らう直前に南無阿弥陀仏を唱えており、追いかけて来たママは黒焦げになったのび太を発見すると「やれやれ」と言うドラえもんに「なにがやれやれですか!いつもいつもドラえもんたら変な道具ばかり出して、今度こんな物出したらしょうちしませんからね!」と怒鳴っている。
- そしてドラえもんも再度電撃を食らい「最後にこうなるのはいつものび太くんの役なのに...」とぼやくが、ママから「ドラちゃん!たまにはあなたも反省なさい!」と言われ、頭を抱えながら情けなく「はーい」と答えている
水田版
- 2012年7月13日放送。
- サブタイトルは「のび太の部屋は進入禁止」
- 原作でのドラえもんの「それより秘密のない生活を...」のセリフはカット。
- ジャイアンとスネ夫は無難に『アリババと40人の盗賊』の合言葉「開けゴマ」を言って電撃を食らった。
- のび太は合言葉を変更する前に冷蔵庫から大量の食糧を持ち出している。
- ドラえもんは電撃を食らう前に「開け入り口」、「開け窓」も叫んでいる。
- ドラえもとママはフライパンや鍋で武装し、のび太のから道具を取り返そうとしたが、ドラえもんが「のび太は天才!」や「のび太は最高!」、「のび太はカッコイイ!」などと間違った合言葉を言ったため電撃を食らいそうになったが、間一髪身に付けていたフライパンなどで難を逃れた。
- また、ドラえもんは通り抜けフープで進入を試みたがやはりだめでママと共に電撃を食らった。そこでこんどは声のキャンディーでしずかになりすまして、のび太をおびき出そうとし、のび太が部屋のドアを開けたタイミングでドラえもんとママは部屋に入ろうとしたが、のび太が足の指で電撃銃のボタンを押したため、またも電撃を食らうことになった。
- ラスト自らも電撃を食らったのび太を見てドラえもんとママは「自分で合言葉変えたくせに」「本当に情けない」と呆れ溜息をついている。