黒岩六郎
くろいわろくろう
黒岩六郎とは、『炎神戦隊ゴーオンジャー』の登場人物。
「黄金の宝の夢は消えたけど…でも、本当の宝はここにいます！！」
演：志水正義
概要
GP-32「秘宝ヲサガセ」に登場。
「黄金の龍」を探す壮年男性。
妻を亡くし勤めていた会社も倒産してしまい途方に暮れていた時、骨董屋で宝の地図を発見、宝に一縷の望みをかけてヒロシとミユキという2人の子供を連れて半年前に東京を離れ山奥へと引っ越した。
半年というキャリアにして自給自足の為のあらゆるノウハウを心得ており、トレジャーハンターとしての資格は十分にあるようだ。窮屈なあばら家に住みながらも自身を「父ちゃん」と呼ぶ子供達も、六郎の生き様に憧れて真っ直ぐに育ち、いつか大きな家を建てて親子3人で暮らすことを夢見ている。
一方で宝への妄執にとらわれており、協力しようとするゴーオンジャーのことも当初は「分け前が欲しいだけなんだろ」と信用しなかったが、走輔と範人の純粋な気持ちに心打たれ彼らを信用することに。
先述の地図をドリルバンキに奪われて頭を負傷してしまい、ヒロシとミユキに「黄金の龍」を見つけられなかったと詫びるも、看病しながらその話を聞いた走輔は「おっさんの夢を叶えてやる」とドリルバンキから地図を奪い返し、「黄金の龍」を見つけ出すと約束する。
程なくして「黄金の龍」は現れ、その疾走する様を黒岩親子は目の当たりにする。ヒロシもミユキも「父ちゃん、黄金の龍だよ」と大喜びする中、戻って来た走輔から逃がしてしまったことを詫びられる。しかし六郎は冒頭の台詞を発現し、東京に出戻って一からやり直す決意をするのであった。
