概要
初音ミク「マジカルミライ」は、初音ミクを中心としたピアプロキャラクターズにとって国内最大級のイベントであり、「本気(マジ)なコンサートと初音ミクの文化(カルチャー)のこれまでと未来(ミライ)」を体験できる「ユーザー参加型文化祭」である。
主催はクリプトン社とTOKYO MX。制作協力としてセガ、協賛として市や様々な企業が関わる。
2013年から毎年開催されている。
ライブに合わせてオリジナルグッズの販売や企画展なども行われる他、クリプトンの音声合成ソフトやゲームソフトの新作が発表されたこともある。年によって東京・大阪に分けて開催する場合と東京のみで開催する場合がある。
毎年、マジカルミライ専用のミクの衣装が発表されている。
2015年に武道館での開催が実現。2022年には10回目となるマジカルミライ10thが開催された。
イベント内容
3DCGライブ
本イベントの肝。
ミクたちピアプロキャラクターズを透明なスクリーンに投影し、来場者にその場にいるように「錯覚」させることによってリアルとバーチャルを近づけた形式のライブである。その後のクリプトン公式ライブで使用されるような最先端のXR技術ではないが、改良次第ではキャパシティの大小や全方位の視覚情報にも対応できる。
マジミラの3Dモデルには「SEGA feat HATSUNE MIKU Project」で誕生したゲーム「初音ミク ProjectDIVA」や過去のライブイベントなどの物が流用されているが、それら以外の新たなモデルがも逐一投入されている。
「R3」という新技術も導入され、リアルタイムで3DCGや歌声を制御することができる。これらはマジミラだけでなく「SNOW MIKU」や「初音ミク×冨田勲」といったクリプトン公式関連イベントでも使用されている。
企画展
企業や個人クリエイター作品の展示、体験企画、ステージ企画、ブース出展、各種グッズ販売などを行っている。
新作の発表も企画展や企画展ステージで行われる。
出演アーティスト
関連テレビ特番
初回(2013年)から主催者の一員であるTOKYO MXで放送されている。初回こそは東京都ローカルだったが、回を追う毎にネット局が増加している。
関連イラスト
2013年のデザイン
2014年のデザイン
2015年のデザイン
2016年のデザイン
2017年のデザイン
2018年のデザイン
2019年のデザイン
2020年のデザイン
2021年のデザイン
2022年のデザイン