概要
世界観ドラマコーナー「電空物語」に登場するキャラクターで、名前の由来にもなっている桃色を基色にした忍装束を着た白いアルミラージ型の雷キャ。パートナーは坂上風花(フウカ)(演:江原風花)。デザイン担当者はPALOW.(SSS by ゲームアプリ会社のapplibot)。
プロフィール
出演作品 | 天才てれびくんhello, |
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性別 | 女性 |
声優 | 飯田里穂 |
人物
好奇心旺盛で感情の起伏が激しいが、基本的には明朗快活で意見をはっきり言うタイプ。
所有者であるフウカがてれび戦士ではないため、所有するライリキについては戦闘系のものを使用せず、防御・索敵に特化したもので占められている。
経歴
2021年度
フウカの心の声に反応し、ダンス・オブ・スカイ(DOS)のアバターから変化して出現。雷法「疾風迅雷」「迅雷風烈」を解放した。
パートナーの雷キャとしてフウカを何度か助けたり励ましたりしていたが、その正体は電空の暗号化現象により、フウカの心に反応して生じた存在。暗号化現象が消えたため一度は消滅したがフウカの心の声に応えて復活。ライリキ「クリアルウォール」を発動した直後に体が黒くなるという異常現象(ノイズ)が発生し、フウカのスマートフォンの待受画面の背景、忍装束、耳の表の模様、耳穴、手の平の至る所に黒く変色し、手甲の模様が三日月から稲妻に変わり、胸部に雷印(らいじるし)が表示されるようになった。
実はライデェンによって唆されており、フウカを守るためにライリキ「クリアルウォール」に監禁してしまう。その後ライデェンの目的である「名前を奪って個人という概念を無くす」の切り札として裏電空でフウカと合体しクリアルウォールの威力を強め、ライデェンの敗北後もフウカを思うあまりクリアルウォール内で半ば融合した状態を固持していた。
しかし、最後にはユウマとオリオン(この時点ではまだ名前がなかった)が共同でクリアルウォールをこじ開けようとする姿を見て人間と電キャの友情を認め、「一緒にいるとフウカを苦しめるだけ」と言い残してフウカから分離、消滅していった。クリアルウォールの威力の影響により、フウカはライデェンに拉致された事とモモチーとの記憶を失うことになった。
2022年度
てれび騎士が劣勢に陥り、業を煮やしたライデェンによってタマ電Qを狙うために復元される。
そのままフウカのもとに向かおうとしたが、無理矢理苦しんでいたところを呼び出されたクリプトオンズによって黒いバグにかけられて再び闇の雷キャと化し、くろミンの手先として再び洗脳されてしまった(これに伴い2021年度版の記憶の一部が消えている)。
これにより、少し未来に現れるタマ電Qの場所をサーチできるライリキ「クリアルスキャン(ライリキ増幅マシン発動時はスーパークリアルスキャン)」、人間の体を乗っ取る「ココロイレカエール」を会得。フウカやてれび戦士を含む現実の人間に乗り移り、次から次へと乗り換えてはタマ電Qを狙っていた。
その後、外界での捜索中にフウカを発見。ココロイレカエールでフウカを乗っ取りまんまとタマ電Qをてれび戦士から奪った……まではよかったが、波長がシンクロしたことでフウカの体から出られなくなってしまった。
人間への不信感からタマ電Qを抱えたまま逃げ回っていたが、フウカの人格が消える危機を前に焦燥する中くろミンと遭遇、タマ電Qを渡してしまう。だが、フウカの存在を無視し「お前はクリアルスキャンさえ使えればいい」と言い放つくろミンの言葉を聞いて立ち位置に揺らぎが生じ動揺。そこに駆け付けたてれび戦士のユウマとメイがくろミンと戦う中、フウカの心の声を聴いたことで2021年度版の記憶が復活。洗脳も解けて分離に成功、同時にフウカの記憶も戻りライリキが使用可能になった。
クリアルウォールでくろミンの攻撃を防ぎ撤退させたが、クリアルスキャンをコピーされ痛み分ける。その後、くろミンからも断ち切り、パートナーのフウカ共々電キャんぷベースに招かれ、てれび戦士たちの事情を説明されようやく和解、フウカと共にてれび戦士の協力者となり、てれび戦士のハルト、テッショウ、ミオの雷キャとてれび戦士の電キャとの合体技・ライデンリキ「デンライ」を発動し電デビルとの戦いに勝利にも貢献した。
「電空物語」2022年度版最終話(コーナー全体の最終回)では電空への帰還を選択した。
使用するライリキ
クリアルウォール
洗脳時はキューブ状であったが、洗脳が解けた後は壁状となった。
クリアルスキャン
洗脳時。
ココロイレカエール
洗脳時。
その他
演じる飯田は2002年度~2005年度のてれび戦士。『天才てれびくんYOU』残のもじもん・きのこのこの声も担当していた。