概要
「天才てれびくんhello,」本編ストーリーと、それを繋ぐ電キャと雷キャに関する個別のストーリーである。(閲覧の際はネタバレに注意!)
用語
子供たちが入れるオンライン上の電脳空間として存在する遊び場。ソノマの父親・みやぞの博士が開発した。何らかの理由で(もといデータが)壊れてしまった。
空間内には日本の地域名や動物の名前など、様々なエリア名には「超」と先頭に付いており、宇宙上の惑星の様に浮かんでいる。全てデンリキから作られているらしく、2020年度ではあどミンがデンリキを食べることでエリアが復活していた。
一度暴走したという過去がある事実を2021年2月2日(火曜日)放送分にてソノマが発言したことにより、壊れた原因が明らかにされた。みやぞの博士とソノマを始めとするてれび戦士たちの活躍により、安全ブレーカーを消滅させることで電空を完全にアンインストールすることに成功した。だがその代償は重く……。
しかし…、2021年9月の放送にて生放送に出ているはずのロン・モンロウが社長とする『モンロウ重工』によって、電空がソノマたちが苦労して電空を消滅(=アンインストール)させたのにもかかわらず知らぬ間に再起動させられていたことが判明した。
てれび戦士の持つ超能力。電空に集められた時点では、まだ自分の能力が判明していないてれび戦士も居る。特定の動作をすることによって勝手に発動することもある。本来はあどミンの持つ能力であるらしく、デンリキをあどミンに食べられるとその能力は失われるが、代わりに電空が修復されていく。つまり、修復のためにデンリキは最終的には手放さなければならない。放出されたデンリキは全部で20個あり、全て食べられると修復が完了する。
2021年度からはあどミンが自らデンリキを渡すようになった。しかし何のために渡しているのかはよくわからず、渡すデンリキも選べない。その時のてれび戦士の状況に合ったデンリキを渡しているようだ。
当初は漢字の「電力」(デンリキ)で表記していた。
てれび戦士の電空でのアバター。デンリキを電キャが吸収すると、電キャが意思を持ち喋るようになる。とてもAIとは思えないが。
なお当初は名前がなかったが、2022年度で一部命名されている。
雷キャの持つ超能力。2021年度版より登場。ユウマの妹でてれび戦士の協力者の風花とそのアバターであるモモチー、ライデェン、2022年度シリーズにてれび戦士に新規加入した遥斗・煌翔・美音が用いている。
基本的にはデンリキと同じ力だが、より強力に作用する傾向がある。
2021年度版より登場したユウマの妹でてれび戦士の協力者の風花、電空のエンジニアの桜川、2022年度にてれび戦士に新規加入した遥斗・煌翔・美音の電空でのアバター。
こちらも基本的には電キャと同一の存在であり、誕生にくろミンとライデェンが関わっているのが違い。
安全ブレーカー
デンリキによって修復ができた電空を再起動(=完全復活)させるためのデカくて赤い再起動ボタンの装置とスマホアプリ。てれび戦士たちのスマホに突如インストールされた専用のアプリではないと探せないらしい。厳密には、アプリ画面に出る課題をクリア(達成)しないと安全ブレーカーの場所には辿り着けない仕組みとなっている。かなり徹底したセキュリティである。
てれび戦士たちの活躍によりブレーカーそのものを消滅させることができたが、その後なぜかモンロウ重工の手に渡っていた。
ダンス・オブ・スカイ
通称DOS(間違ってもこっちのことではない)。作中の全世界で人気のダンスバトルゲーム。桜川春一郎という男性が開発した。操作方法はシンプルで、身体の腕・足に装着した周辺機器の装置がコントローラーのようだ。団体戦と個人戦が存在し、大会まで行われている。ソラはそのチャンピオン。
それにしても、登場するアバターキャラが何だかどっかで見たことがあるような……。
モンロウ重工
ロン・モンロウがCEOを務める会社。先述した桜川とビジネス上の関係を持っている。
タマ電Q
2022年度版に登場。電空の各エリアのエネルギー源となる、巨大な電球型のアイテム。
現実世界の各地に散らばっており、あどミンとてれび戦士、くろミン、ライデェンとモモチーとてれび騎士の二勢力で争奪戦が発生していたが、てれび騎士はくろミンとライデェンに騙されていたことを知って、てれび戦士に加入する。
これがくろミンに渡ると電空がエネルギー不足に陥ってしまうため、てれび戦士は回収に躍起になっている。
なお基本的には現実世界に存在するが、基本的に小中学生の集まりであるてれび戦士は行動範囲が著しく限られるという問題があり、誰かが既に回収したものを譲渡してもらうのが基本。
登場人物
てれび戦士
本人の性格と電空物語での設定が混在しているので注意。ほとんどのメンバーは本人名義で出演しているが、一部は芸名を用いている。特記しない限りてれび戦士名名義で記載。
物語内でのてれび戦士の呼称は、名前のカタカナ表記のみで名字は原則登場しない。
坂上悠真
2020年度から登場。通称はユウマ。頼りが無い。電空物語では主人公のような扱いになっている。しっかり者の妹・フウカにいつもバカにされている。ダジャレが大好き。物をひっくり返すデンリキヒャックリカエルを身につけるが、いつもターゲットを間違えてしまい、狙ったものをひっくり返すのに一苦労。
2つ目のデンリキチョキチョキチョッキングは糸を何でも断つことができるため、ソノマのデンリキに対する特攻だった。これを使って彼女の暴走を止めた。
3つ目のデンリキツルツルツールでクリプトオンズを足止めしようとするも、何故か自分が滑ってしまう。
ギュナイ滝美
2020年度から登場。通称はギュナイ(彼女のみ通称が名字)。物をピンクに変えるデンリキガーリー⤴️⤴️(アゲアゲ)ピピピンクを得た。しかし、好きな男の子の母親がモノトーン好きだった為、トラブルが起きてしまう。ドラマパートが何故かミュージカル風。ちなみに名前の読みは「らあら」。
2つ目のデンリキデリシリトリヨッセンで欲しいものを出現させることができるようになった。しかし前に取り寄せたものとしりとりになっていなければならず、「ん」で終わるものを取り寄せようとすると体に電流が流れてしまう。ある日手違いで体育倉庫に閉じ込められてしまい、デンリキを使ってなんとか脱出しようとする。
3つ目のデンリキヘンシュウデワンスモアで都合の悪いシーンを無かったことにできるようになった。自分のドジを帳消しにし続けた結果、カットしたシーンに埋もれてしまい……。
稲毛眞生
2020年度から登場。通称はマウナ。自分の言った通りに相手が行動してくれるグルグルーブを得る。効果時間は短いが、使い方次第では恐ろしいことになりかねない。早速学校を乗っ取り人気者となったのだが、1人だけ効いていない児童を見つけ……。
とにかくかわいい。てれび戦士初(?)の男の娘の、通称微笑みの貴公子である。みやぞんもその笑顔にやられた。ちなみに名前の読みは「まうな」。
2つ目のデンリキシモシモカメーヨで亀と話ができるようになった(猫やご神木にも効いていたため、もしかしたら動植物全般に使えるのかもしれない)。亀が寿命を迎えていたため、若返らせるための「命の泉」を探し求める。
3つ目のデンリキパラレルレルパーでパラレルワールドに行けるようになった。しかし来た世界は獣耳世界や付け髭世界などどれもこれもカオス過ぎる上に、元の世界に戻る機能がないため途方に暮れてしまう。最終的には天才科学者のツインテールマウナに助けてもらう。
4つ目のデンリキサトリンパッカーンで心を落ち着けて物事の心理を見抜くことができるようになった。ユウマに街の七不思議を否定するような態度をバカにされたため、ゲンタやショウタと「デンリキ探偵団」を結成し内容の正体を探ることになる。
筧礼
2020年度から登場。通称はレイ。テレビ電話で日付を進めて未来に行くデンリキメクルメク・メクールを得た。ただしテレビ電話の相手はデンリキを使ったことを忘れてしまう上に、時間を戻すことはできない。ニューヨークにいる母親に早く会いたくてデンリキを使うが、日付を進めすぎて15年後まで行って大人になってしまう。しかし周囲にはその間の記憶は全くないので途方に暮れる。なんとか悠真はその話を信じてくれたが、解決策は「さらにデンリキを使って50年後まで進む」という意外なものだった。ちなみに15年後の日本では男女問わず花飾りがついたヘッドフォンをつけるのが流行っているらしい。
2つ目のデンリキダレッポイントで相手の能力を世間からの評判で点数化して見ることができるようになった。しかし表示される点数は他人からの評価であり絶対的な能力値ではない。ダンスパートナーが別チームに引き抜かれそうになったり、なかなか自分に合う家庭教師を見つけることができず一苦労。
3つ目のデンリキユキーツモ ドリーツでレイ自身の状況確認しながら時間を巻き戻した。
大谷紅緒
2020年度から登場。通称はベニオ。いつも動きが遅いが、ある日とても素早く動けるデンリキマッハァハァを得た。ただしものすごく疲れる。デンリキは秘密にしておかなければならないのに、このデンリキを学校の50m走の予選会で使ってしまい有名になってしまう。しかもテレビ番組が取材に来てしまいさらに厄介なことに。偉人に詳しい。
2つ目のデンリキペラリンブックックで物語の世界に入れるようになった。話が終われば出られるのだが、自分で書いた物語に入ったところ、書きかけで未完だったため出られなくなってしまう。
3つ目のデンリキコピコピコピッペで相手の特技をコピーできるようになった。尊敬している担任の先生の能力全てをデンリキで得たが、緊張しやすい体質も得てしまい……。
冨士原生
2020年度に登場。通称はイク。モテるデンリキが欲しいと思っていたのに、得たのは物を修理するデンリキチャランピッカリンコ!だった。しかし結果的には女子から人気を得たのだが、依頼品を手違いで壊されてしまって……。
2つ目のデンリキガチャガラポンを使って誰かの体と入れ替わり、人助けをして人気を得ようととする。だがユラ・マウナ・ユウマ・セリナが電空のハカイシャに洗脳されてしまい……。
ソニア
2020年度から登場。てれび戦士としての名義はマウスソニア。通称はソニア。他人の思っていることがわかるデンリキヒソヒソソアリングで皆に気を配るが、自分が三角関係に巻き込まれていることが発覚してしまう。
2つ目のデンリキスーハーストップルンで息を止めている間だけ時間を止められるようになった。母親の計らいで外国人女性をホームステイさせることになるが、奔放な彼女に振り回されてしまう。
谷川理音
2020年度に登場。通称はリオン。照れた瞬間思い浮かべた人をワープさせるデンリキテレテレポートを得たことに全く気づかずに何度も発動させてしまう。ワープさせられた人にとっては大迷惑。しかも「山荘に来た人が次々と消えていく事件」と勘違いし探偵になりきって推理していたため、壮大な自作自演になってしまった。結局1回も意図的に使うことなくあどミンに食べられた。
2つ目のデンリキサイコグルメトリーで食べ物に宿った記憶を見られるようになった。デンリキを使ってレストランのオーナーが失踪した事件に挑む。
芹奈
2020年度から2021年度まで登場。てれび戦士としての名義は梅田芹奈。通称はセリナ。デンリキブンシンダブルーンで自分そっくりの分身を作り出すことができるようになったが、芹奈本人には緑の全身タイツを着た、顔面に芹奈の顔写真を張り付けた人に見えるというネタのようなデンリキ。しかもその分身が自我を持ち反抗するようになってしまう。ドラマも「芹奈の家が忍者の家系で修業をさせられる」というネタのようなストーリー。
2つ目のデンリキヒョイットヒョウイーンで物に意識を乗り移らせられるようになった。憧れの教育実習生(演:矢部昌暉)の使っているタオルに憑依するも、その間にクリプトオンズの魔の手が迫り……。
阿比留照太
2020年度から登場。通称はショウタ。どんなつまらないボケでも人を笑わせることができるデンリキドッゲラカーンで売れないお笑い芸人を救う。しかし、あどミンがデンリキを食べさせろと追いかけてきてピンチに(あどミンは電空から出られなかったような気もするが……。まぁ、電子機器を媒体に使っているのでセーフと言うべきか)。前々作の奴らと関係あるような気がする。
2つ目のデンリキスッポリスンポールで段ボール箱に入ると体を小さくできるようになった。夜な夜な聞こえてくる床が軋む音にビビっていたが、その正体はなんと家に棲んでいた小人だった。彼女から「引っ越しするのをやめてほしい」と頼まれるが……。
3つ目のデンリキドッケラビームで相手を爆笑させた。
溝口元太
(画像右側)
2020年度から2021年度まで登場。通称はゲンタ。描いた絵が実体化するデンリキスラスララクショウが勝手に発動し街にUMAが現れた。ゲンタは友達や画材屋のおねーさんと一緒に探しに出かける。
2つ目のデンリキイッツショウワタイムで昭和時代を体験できるようになった。デンリキの仕様では光景が見えるだけのはずだった(=会話・干渉は不可能)のに、登場する少年と会話ができたことからデンリキにもバグがあることが発覚した。ビデオデッキを買ってもらえない少年と出会い、スマートウォッチを買ってもらえない自身と境遇がリンクしたためお互い協力するが……。
佐々木ゆら
2020年度に登場。通称はユラ。ドラムスティックで物を叩くと顔が現れて意思を持ち始めるデンリキカオカオスッポカンによってバケツがしゃべり始めた。左のスティックで顔が現れ、右のスティックで顔が消える。デンリキを食べてもらうには顔を消さなければならないが、バケツが行方不明になってしまう。
2つ目のデンリキデルデロダッシュで写真に写った物を実体化できるようになった。偏屈なお婆さんの心を開かせようとするが、デンリキで出した物は「色々な意味で薄くなってしまう」ため空回りしてしまう。
2022年度ではなんと再登場。ベニオのタマ電Q探しを手伝うが、ライデェンに操られてしまい…。
松尾そのま
2020年度から登場。通称はソノマ。2020年8月31日放送分より転校してきたフウカの同級生として登場。あやとりを用いたデンリキアヤ×2(アヤアヤ)ツリングネットワークで他人の行動を操作できる。最初はデンリキを手放そうとしなかったが、実はデンリキに魅入られ力に呑まれていた。最終的にユウマに暴走を解かれ2020年11月11日放送分でてれび戦士に加入した。父親を探し求めているらしいが……?
「転校生としての扱いを経て、てれび戦士の年度途中加入は番組27年の歴史で初」という資料あるが、NHKではこのような文章表現は使用されておらず、「なぞの転校生・ソノマが晴れててれび戦士に!」という表現にしている。てれび戦士に新規加入する際の文章表現には「加入」、「新てれび戦士」、「新人てれび戦士」、「新人」、「新人戦士」が使用されており、年度のみ「〇〇人目のてれび戦士」が使用されている(※)。
2つ目のデンリキマイマイウーマで料理を自分の好きな味や食感に変えられるようになった。祖母の料理が気に入らなかったため味を好みのものに変えて食べていたほか、スイーツ味のおにぎりを作って周りに配っていた。だがそのことで周囲に料理上手と思われるようになってしまい、料理対決をさせられることになり……。
※参考資料
小中学生の心をつかんで20年以上!『天才てれびくん』 _ NHK放送史(動画・記事)
天才てれびくんワイド 1999年04月05日(月) 午後06:00~午後06:44 - NHKアーカイブス
天才てれびくんMAX 2007年04月18日(水) 午後06:20~午後06:55 - NHKアーカイブス
天才てれびくんhello, ▽新てれび戦士・ソノマがみやぞんと個人面談!? - NHKアーカイブス
勅使河原空
2021年度から登場。通称はソラ。ユウマにあどミンの居場所やクリプトオンズについて教えた。実はDOSのトッププレイヤー・スカイハイ。相手を弾き飛ばすデンリキシュルシュルディスタンスでユウマに勝つための手段を選ばなくなってしまった結果、魅入られて暴走を始めてしまい……。
布施麻理亜
2021年度から登場。通称はマリア。マウナとは同じ学校のクラスメイトで、彼からはてれび戦士としての後輩として接されている。体が透明になるデンリキキエルスケールを使って疎遠になった友人と仲直りしようとするも……。
香月萌衣
2021年度から登場。通称はメイ。ソノマ、ハルト、フウカと同じ学校の後輩であり親友でもある。戦国時代オタクで、何でも戦国武将の逸話に例えて話す癖がある。カードの絵柄を実体化させるデンリキカードデダースで実体化できのはドジな足軽だけだった。彼を立派な戦国武将に育て上げるために奮闘するのだが……。
2021年4月28日放送分でてれび戦士に加入した。
2つ目のデンリキクルクルブショーンで戦国武将と中身を入れ替われるようになった。ただし発動中自分の魂はガチャガチャのカプセルに閉じ込められてしまう。リーダーシップについて教えてもらうために織田信長を呼ぼうとするが、逆に体を乗っ取られ暴走されてしまう。
てれび騎士
2022年度版から登場したライバル的存在。
ライデェン事件でフウカが覚醒した「ライリキ」を操る、てれび戦士と似たメンバーで構成されている。
悪人ではない(現実世界ではてれび戦士のクラスメイト達)のだが、復活したくろミンとライデェンによって「てれび戦士は電空を脅かす敵である」と吹き込(刷り込)まれており、それぞれの雷キャと共に敵対行動をとっていたが、実際にはQマークの為にくろミンとライデェンに騙されていた。2022年7月11日放送分でてれび戦士に加入した。
大野遥斗
通称はハルト。そのま、萌衣、風花と同じ学校に通う。そのまと風花は同級生で、萌衣は後輩。そのまと同じ図書委員。内気だが大好きな人工衛星のこととなると早口になる。ライリキデルージョンでは妄想から現実となり、剣を倍にしたり、吹雪をちらつかせたりするなど、てれび戦士を攻撃していた。
2021年度版第73話~第75話のゲストキャラクターとしても登場していた。
丸山煌翔
通称はテッショウ。ライリキパオパオエレファントスイングでプロレスのように電キャを投げ飛ばした。てれび戦士たちと敵対していた時には、ショウタとは親しくしている。
てれび戦士に加入後は、2つ目のライリキパオパオフルスイングでは野球のように相手を飛ばした。
盛武美音
てれび騎士のリーダー。通称はミオ。ライリキスヤスヤオヤスミヒーリングでハープでの演奏と指揮棒から出た音符でてれび戦士を眠らせた。2つ目のライリキヨリドリミドリドレミドミドミで「ドレミの歌」の替え歌でてれび戦士と電キャを攻撃していた。
てれび戦士たちに対しては敵視していた時は、キツい態度を取っていた。
てれび戦士に加入後は、デンリキとライリキとのコラボレーション技を提案した。
電空の関係者たち
てれび戦士を呼び寄せた張本人でありながら、なぜか事件の真相について知らないことが多い。その正体は……。
電空の開発者でソノマの父親。みやぞんエンジとそっくりらしいが、実はみやぞんエンジはみやぞの博士の電キャである。娘と名字が異なる点については特に触れられていない。
電空の管理人。一人称は「ボク」、語尾は「~ぽよ」。食べ物はデンリキと経験エネルギー、そして酢昆布(電昆布)である。なお、作中の電昆布についてはみやぞんがあどミンのために開発した。
兎とも蝙蝠とも鼠ともとれる、キュートな容貌をしている……が、食事の様子は口を顔以上に大きく開くと同時に、舌を自身の全長以上に伸ばして、食べ物を包み込むように丸呑みするため、人によってはトラウマ級のグロさがある……のかもしれない。デザイン担当者はセブンゼル(SSS by ゲームアプリ会社のapplibot)。
実は、あどミンにはとある一面(詳しくは本人の記事にて)があり……。
2021年度では口からデンリキのエネルギーを吐き出すというこれまたインパクトのあるデンリキの与え方をしている。ちなみに、余談となってしまうが、今のご時世ではあるものの、当人は電子的な存在であるため間違ってもてれび戦士たちにウイルスへの飛沫感染をしてしまったりはしないので安心してよい。
最初の頃は電空からは出られなかったが、物語が進むにつれて次第に現実世界に自由に出てくるようになった。ちなみに、移動手段は現実世界では空中を飛び回ったり、様々なコンピューター機器やディスプレイのモニター内に映るコンピューターの電脳世界などにも自由に行き来する事ができる。
中の人は前作では恐のもじもん・おそれっくすの声を、前々作では広島どちゃもん・ぷうかの声を担当。
てれび戦士の協力者
2020年度から登場。詳細は項目参照。
2021年度から登場。詳細は項目参照。
2020年度から登場。詳細は項目参照。
2021年度から登場。詳細は項目参照。
敵キャラ
バックドアーズ(演:NOPPO(from しっときんぐす))
2020年度に登場。てれび戦士の前に現れる謎の男。あどミン曰く「デンリキのエネルギーを狙っている」らしい。灰色の体のあちこちに四角いブロックがついたような外見。演者が得意としているパントマイムのような動きを取る。
名前の由来はセキュリティホールに類するコンピューター用語のバックドアから。
2020年度に登場。詳細は項目参照。
2020年度・2022年度に登場。あどミンから分離した存在で、赤と黒を基調としたカラーリングで切り傷のような模様と牙がある。電空の征服を企んでいる。
クリプトオンズ(演:NOPPO(from しっときんぐす))
2021年度から登場。顔や黒のスーツを着ている点はバックドアーズに似ているが、こちらは黄色のラインが入ったスーツになっている。スーツの様な体のあちこちに三角ブロック(黄色)がついたような外見であり、黄色のギリシャ文字が身体中(スーツ)に書かれている。拍手をして物を隠すことができる。隠し場所はとある作業場のようで、奪われた物が集められている。
役割、行動パターンはバックドアーズとは異なるらしい。
電空の暗号化現象に絡んで手に雷マークが現れたため、どうやら関係があるようだが……?
名前の由来は「暗号」を意味する英単語「crypto」(クリプト)から。
2022年度に登場。詳細は項目参照。
ゲストキャラクター
「カゲヤマ亭」店長(演:鈴木真之介)
洋菓子店「カゲヤマ亭」の店長。兄(演:高橋英希)はレストラン「ビストロかげやま」の店長をやっている。
看板商品のシュークリーム「ジュエルシュー」は大人気で、フウカの大好物。
大人のギュナイ(演:斎藤アリーナ)
デンリキの使いすぎによって肉体が大人になってしまったレイ(演:生越千晴)の前に現れた。
中の人は2010年度のてれび戦士。
大人のソニア(演:メロディー・チューバック)
デンリキの使いすぎによって肉体が大人になってしまったレイの前に現れた。
中の人は2007年度~2009年度のてれび戦士。
大人のユウマ(演:千葉一磨)
デンリキの使いすぎによって肉体が大人になってしまったレイの前に現れた。
中の人は2006年度~2009年度のてれび戦士。
ショウタとコンビを組むことになった売れない芸人。故郷(津軽弁で喋るシーンがあるため、恐らく中の人の出身地である青森県)に彼女を置いて単身上京している。
中の人は前々作で超次元帝国清掃課地球係の係員として本人名義で出演していたほか、東京どちゃもん・もものうちの声も担当。
テレビ局の掃除をしていた清掃員。廊下を走り去っていったショウタを叱っていた。
それにしても、なんだかどっかで見たことがあるような……?
バッケ(声:宮田幸季)
ユラがドラムの練習用として使っていたバケツ。彼女が無自覚にデンリキ「カオカオスッポカン」を発現させたことで意志を持ち喋り始めた。
中の人は前作で腐のもじもん・ふてくさーるの声を担当。
カリン(演:篠原麻里)
バッケを持ち去ったドラマーの女性。悪意を持って盗んだのではなく、単に「顔が描かれているバケツは珍しいから」という理由で持ち出していた。
非常にポジティブで、バッケが喋った光景を見ても「バケツが応援してくれている」と解釈していた。
中の人は1996年度~1997年度のてれび戦士。
トクマル(演:金子鈴幸)
メイが無自覚にデンリキを発現させたことで実体化した、カードゲームの雑魚キャラ。本名は無く、召喚主のメイによって名付けられた。彼女を慕っているが超ドジ。
ロンの秘書(本人名義での出演)。ライデェンに操られ暗号化を引き起こしてしまう。
中の人は2001年度~2004年度のてれび戦士。
ラッキー(演:アナベル・メイ)
ソニアの家に泊まることになるが、彼女をずっと振り回していた。
ミリン(演:増田笑理)
ショウタの家の炊飯器の裏に棲んでいた小人。両親と同居している。
彼の両親の食べこぼしを夜中に拾って生きていたため、一家が引っ越すと食糧を得られなくなってしまうので「引っ越さないでほしい」と頼みごとをする。
ハグ太郎(演:NOPPO)
クリプトオンズの生産工場で生まれた不良品。一応クリプトオンズの個体の1人なのだが、バックドアーズの特徴も所々混じっている。
マリアに名前を与えられて絆を結んだのだが……。