「だって君は…てれび戦士なんだぽよ~!!」
CV:新谷真弓
概要だぽよ
誕生日は10月31日(「天才」の語呂合わせ)。電空と共に誕生した。
子供たちの楽園たる電脳空間、電空の管理者である人工知能。電空と現実世界を電子機器の画面を介して自由に行き来できる。一人称は「ボク」、語尾は「~ぽよ」。
外見だぽよ~
白を基調に赤・青・緑の体色で、子供が怖がらないようにするために丸みを帯びており、長めの腕と格子模様でできたような大きな耳と尻尾があり、両足は青いパソコンの電源マークの形をしている。なお、初見のてれび戦士達からはウサギ・ネズミ・コウモリに間違えられていた。
ボクの大好きな食べ物だぽよ
主要な食物はデンリキと経験データ。これらを食べると少しずつ電空を修復できる。データやエネルギーを食べる時は、赤・青・緑の縞模様の長い舌を伸ばし丸呑みする。一部の視聴者からはこのキャラのこの行為を連想させるとの声も……。ちなみに、てれび戦士がデンリキを使うために頭を使えば使うほど美味しくなるらしい。
逆に長い間何も食べないと疲れて眠ってしまい、一度寝てしまうとデンリキのエネルギーを与えない限り何をされても起きない。
一応、人間が食べている普通の食べ物も食べることはできる。ただし、カゲヤマ亭のジュエルシュー(てれび戦士の間で有名な洋菓子店の看板商品)を見た際には「そんな気分じゃない」、ソフトクリームのクリームの部分をたくさん食べても「お腹の足しにはならない」、チョコレートに対して「甘苦くておいしくない」と発言するなど、お菓子は嫌い。しかし後に初めて食べた酢昆布は「食べると体が痺れるような感覚になる」といたく気に入り、デンリキに匹敵する好物になった。その後、みやぞんエンジが酢ではなく電昆布を開発し、それを食べていた。
2021年度では逆にてれび戦士にデンリキを与えるようになったのだが、口からデンリキを吐き出し、舌を使って投げるというインパクトのある与え方になっている。ちなみに本人にもどのデンリキが与えられるかわからないらしい。
性格ぽよ!
基本的に呑気でマイペース。そのフリーダムさでてれび戦士らを振り回すこともしばしば。ただしたまにツッコミキャラと化す。
一方で、デンリキの提供を断られて一度は我慢するも最終的に業を煮やして猛スピードで食べてしまったり、頭を使わせるために謎解きを仕組んだりと、デンリキを美味しく食べるためなら手段を一切選ばない一面もある。
余談ぽよ~
- 名前の由来は管理人を表す英単語「Administrator」。
- 声を担当する新谷女史は前作では恐のもじもん・おそれっくすを、前々作では広島どちゃもん・ぷうかの声を担当していた。
関連項目も見てってぽよ
ネタバレ注意ぽよーーーー!!
【警告】これより先、この者に纏わる真実が記載されているため、閲覧には注意されたし
「子供達を安全かつ完全にコントロールするぽよ…!」
てれび戦士たちが安全ブレーカーを再起動させた際、体が赤と黒を基調とした凶悪な外観へと変化し、声が低くなり一人称が「私」へと変わった。冷酷な本性を露わにして「子供というものはいちいち感情を爆発させるからうるさい、子供達を安全かつ完全にコントロールする」と称し、てれび戦士を用済みと見なし消そうとする。
その後、本格的に電空を解放し子供達をネット依存にさせる。かくれガレージに残っていたてれび戦士をバグと見なすが、みやぞんエンジが「私がこの子達を守ります」と主張したため、「電キャの癖に自分に逆らうなんて」と彼を攻撃し消滅させる。
実は電空の一時停止前から暴走していた。その際、みやぞの博士によって電空の安全ブレーカーが切られたことにより記憶喪失となっていた。
以下、最終決戦のネタバレ
ついに切って落とされた最終決戦の火蓋。なんとあどミンはてれび戦士が食べさせたデンリキを使ってきたのである。そのまが使った機械・リバース・コンバーターで大方のデンリキを分離させられたものの、アヤ×2ツリングネットワークとチョキチョキチョッキングだけはあどミンの元に残ったままだった。
一方、ソニアはあどミンにデンリキを使い心を読もうとしたところ……。
中に白いあどミンがいた。
「酢昆布で分離できるかもしれない」と照太に笑わされた隙をついてゆらに酢昆布を放り込まれ、白いあどミンが黒いあどミンから分離させられた。
白あどミン「ボクはキミ、そしてキミはボク……。電空もキミも暴走してるぽよ……!」
黒あどミン「危険はバグだぽよ、デリートするぽよ!」
悠真「失敗も大切な経験だ、僕達を信じて!」
白あどミン「子供はすごい力を秘めているんだぽよ」
一度は消えかける黒あどミンだったが、周囲に説得されついに激昂。「アヤ×2ツリングネットワーク」でてれび戦士や白あどミンを消そうとする。しかし……。
黒あどミン「消えるぽよ、アヤ×2ツリングネットワーク!」
悠真「ヒャックリカエル!」
なんと悠真に糸を反転させられてしまう。「バグをデリートする」という意志を持ってデンリキを発動させたため、なんと黒あどミン自身が消滅してしまった。
黒あどミン「認めないぽよ……、認めない……。全てデリートだぽよ……。今まで集めてきた経験データも……、バグと共に消えるぽよ……。私から……電空への……、最後の……管理者命令……ぽよ……。」
しかし、黒あどミンの断末魔の通り、てれび戦士達の記憶が消えかけてしまう。
みやぞの博士「これは終わりの始まりだ。このまま電空が暴走を続ければ、てれび戦士や子供達の記憶が消えてしまう。これはやつがしかけた最後のバグだ!」
「電空を破壊する………!!そして、あどミンも……!」
あどミン「それが………、プログラムの運命ぽよね……!」
みやぞの博士があどミンに銃を向けた瞬間、「あどミンはバグじゃない、仲間だ」とてれび戦士達は身を挺して彼を庇った。そしてみやぞの博士も「あどミンは私の子供だ……。」と思い止まったものの……。
あどミン「ボクがみんなの記憶と世界を守るぽよ………ボクのこと、忘れないでいてほしいぽよ………!!ボクらの過ごした日々、経験、思い出を………ふぅ………さよならぽよ!」
てれび戦士達「あどミン!!」
周囲の制止を振り切り、電空の安全ブレーカーもろとも自爆、消滅してしまった……。
以下、2021年度初回のネタバレ
あどミンが消滅して塞ぎ込んでいた悠真。しかし彼が読んでいた雑誌にそれらしき影の写真があった。あどミンは生きている。彼は確信した。
しかし、芹奈に「私達を傷つけようとしないで」と疑われ口論になってしまう。新拠点の電キャんぷベースを飛び出し自宅に帰ってしまった悠真。すると彼の前に……。
ホログラムと化したあどミンが現れた。
悠真の推測通り、やはりあどミンは生存していたのだった。
彼にデンリキツルツルツールを与え、助けを求める。悠真は途中で出会った少年・空と行動するうちに、あどミンは新しい謎のプログラム・クリプトオンズに捕まっていたという真実を知る。最終的に自分を信じてくれた芹奈や照太とも合流し、2人にはクリプトオンズを引き付ける囮となってもらう。そして……。
「悠真!空!ありがとうぽよ~!!」
パソコンのモニター内に封じられていたところを解放され、ついに現実世界への帰還を遂げたのだった。