声:キンタロー。(変形前と同じ)
概要
天才てれびくんYOU2019年度の最後の敵にして、3年間を通じてのラスボス。モジール王子のお友達ロボットの『オンくん』が漢字と人間に対する激しい憎しみで変異した姿。名前の由来は本人(?)曰く「怨念の『怨』と暴君の『君』で怨君」。
その形状は大まかにはタコそのものだが、本来のオンくんの頭部に当たる部位が、反転した形で下顎or下半身になり、新たに不気味な双眸を備えた上顎が形成された。
更に、顔と独立した風な一対の巨大な掌と、コード状の触手を無数に備え、頭頂部にはタンクorボンベ状のパーツがあり、緑の流動体を放散する等、簡潔に記せば『もゆる(タコ型)+からくりこん(メカ要素)+いきるーと(緑の液体)』等、過去に製造された3体のモジルスーツのキメラ(あるいは合体ロボ)めいた趣となっている。
怨君に変異するまでの経緯
初期化を終えたオンくんが王子が見当たらないのを不安に思い、初期化直前に残っていた映像を確認すると、王子が消滅する様子だったのに驚愕、詳細を知るべくタココプターをチェックすると、『王子のモジルスーツが人間によって破壊された光景』だった。
それ等を見たオンくんは「漢字を扱う人間が、漢字を嫌う王子を消滅させた」と推測(もちろん、守守団側から見れば完全な勘違い)し、王子を消滅させた人間と漢字を怨むようになった瞬間、文字源盤の中に潜むモジルスーツ3号の中にあった何かが、オンくんに憑依したのだった。
その能力は過去に守守団が倒したもじ魔獣、モジルスーツ以上で禍禍団リーダー・どみねすとろんぐをもじ化けさせつつ一撃で吹っ飛ばす、野望の為に街中のもじもんを同時多発もじ化けを起こす、更に例えもじ化け治療に必要な「バケピタン」を投与し、もじばけ治療を達成させても即座に再発を起こす等、その能力はこれまでの敵以上である。
更にいさましうすを弱気の姿に変えたり、あそびっくりんから遊び心を消し、守守団とモジール王子との絆を引き裂くよう暗躍する等、悪知恵も変貌前のオンくん以上である。
しかし、怨君へと豹変した為にメモリーにバグが発生、肝心要のモジール王子を認識出来なくなってしまった。
この結果、王子が生きているにもかかわらず『王子を消滅させた存在への復讐』の暴走を起こしてしまう。歪んでいたが多少の同情の余地があった、オンくん本来の目的を失った怨君は、世界に害悪を撒き散らすだけの存在へと成り下がってしまった。
遂に迎えた正真正銘の最終決戦
苦心の末3ゆう士と茶の間戦士の活躍で遂に力封じの筆が完成。そして三ゆう士も決戦に協力し、2020年2月27日、遂に怨君との最後の戦いに挑み、数多くの困難の中で勝利した。
しかし、怨君に宿っていた「何か」は未だにオンくんに残っていた。その為オンくんは皆を救うべく自動消滅プログラムを起動し、黒い流動体を道連れにマイクロチップを残して消滅を遂げた。
その後、文字源盤はカキトリーヌ王女の手で封印され、オンくんは残っていたマイクロチップを使い2号機の形で復活、もじもん達も無事に治療を終え全ての事件は解決した。
尚、放送日の公式サイトでコロナウイルス感染危険の影響によって、もじ魔獣やモジルスーツで行っていた本部観覧が急遽中止となった(データ放送は予定通り行われた)。
余談
- 全ての原因であり諸悪の根源とされた文字源盤に封じられていた、王子や怨君の変貌の原因となった「何か」だったが、カキトリーヌ王女によって再び封印され、その正体はまったくもって不明とされている(その為、一部の視聴者からは「消化不良気味だ」と不満を持たれている)。
- ちなみに変形前の普通のオンくんのイラストはあるにはあるのだが、pixiv百科事典には項目が作られていない。何故だ。
- ……となっていたが2022年5月27日、遂にオンくんの記事が作成された。
関連タグ
ヤンデレ:ある意味で。
夢見崎★体育:1年目のラスボス
どみねすとろんぐ:2年目のラスボス