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デンリキ

でんりき

NHKの番組「天才てれびくんシリーズ」の第7作目『天才てれびくんhello,』に登場する超能力。
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※以下に挙げるデンリキに関したストーリーについては電空物語を参照。

概要編集

本作での「てれび戦士」の定義はデンリキを使える少年少女のこと。

「デンリキ・〇〇」というコードを唱えると、てれび戦士の左手の甲に「電印」と呼ばれるマークが表れ発動する。ちなみに使用時にはポーズを取る。

能力の効果は使用者の願望に由来することが多い。コードを唱えなくても特定の動作をとっただけで勝手に発動するものもあり、無自覚に発現させてしまうこともしばしば。また、使い過ぎた結果、力に呑み込まれて暴走してしまう危険性も秘めている。

2020年度は20個のデンリキが散らばってしまった。そのデンリキをすべてあどミンが食べることによって電空が修復される。

2021年度以降は電キャがデンリキを吸収して自発的に使用できるようになった。


みやぞんエンジは「自分のやりたいことをやればいい」というスタンスのため口出しは基本的にしないが、デンリキの存在を広めようとする行動をした場合は注意している。そのためてれび戦士達も人前で使うのは控えている。だが、人前で発動させてしまった結果騒動になってしまったことも…。


デンリキに似たようなもので、てれび戦士のユウマの妹でてれび戦士の協力者・坂上風花(フウカ)、電空のエンジニア・桜川春一郎と、てれび戦士のライバル的存在で後にてれび戦士になったてれび騎士のアバターである雷キャにはライリキという超能力を所持している。

※通常撮影とリモート撮影したものとでは異なる撮影方法で作られた電空物語もあるため演出が困難な状況上、共通する演出が省略される場合もある。


デンリキ一覧編集

電空物語」で使用編集

2020年度編集

ヒャックリカエル

相手をひっくり返すユウマのデンリキ。だが自覚前はしゃっくりをしただけで勝手に辺りのものをひっくり返してしまった。発動タイミングを制御できるようになってからもなかなか制御できず、特訓してなんとか対象物を指定できるようになったが体力を消耗してしまった。

2020年度最終回でも発動させ、ラスボスにトドメを刺した。


ガーリー↑↑ピピピンク

読みは「ガーリーアゲアゲピピピンク」。

周囲をピンク一色に染め上げるギュナイのデンリキ。学校全体をピンクにするなど強力で、基本的には塗装しなおさない限り元に戻せない。

だがギュナイがある事情からピンクを卒業すると決心した時には一時的に元に戻っていった。


グルグルーブ

自分の声を聞いた相手を一定時間洗脳するマウナのデンリキ。声を聞かせればいいので、校内放送などを使えば多くの人間を操ることが可能。

ただし、相手が他のことに熱中していてちゃんと声を聞いていないと効かない。


メクルメク メクール

発動させるごとに1日先へ行けるレイのデンリキ。

使用時はレイのパソコンのカレンダーがめくれていくほか、使う度に強い光が発されるので、使用者や立ち会う人は眩しくならないようにゴーグルをかける。

意識だけを未来に飛ばしている感覚なので、使用者は発動後の記憶がない。使用後に服が変わるなどの違和感を感じることも。さらには「他人は発動前にあった出来事を覚えていない」「前には戻せない」などの欠点もある。

みやぞんエンジ・あどミン曰く「電空の力を超えた危険な能力」とのこと。

ちなみにこのデンリキを使用した回は全編リモート撮影だったため、デンリキ使用シーン共通の演出がなかった。(放送事故を防止する為に減光はある程度している)


マッハッハァ

高速で動くことができるベニオのデンリキ。

瞬間移動をしているわけではないため、解除後は普通に疲れる。


チャラン ピッカリンコ!

壊れた物や故障した機械を修復できるイクのデンリキ。

本人は「モテて世界が救えるデンリキが欲しい」と思っていたため当初は不服だった。だがなんだかんだで人気が出たためまんざらでもない様子。


アヤ×2ツリングネットワーク

読みは「アヤアヤツリングネットワーク」。

相手をあやとりの糸で操れるソノマのデンリキ。あやとりを向けながらさせたいことを言うと発動。相手の手足を透明な糸で縛り付けたり、壁にしたりと、動きを制限できる。

ソノマは相手の足止め用に使っていたので力に呑み込まれてしまった。

「チョキチョキチョッキング」で糸を断ち切ることができる。


ヒソヒソ ヒアリング

相手の考えがわかるソニアのデンリキ。親指と人差し指で窓を作って覗くと、相手の考えていることが漫画の吹き出しの形で表示される。なおバックドアーズに使ったところ、文字が一切書いていない真っ黒な吹き出しが表示された。


テレテレポート

頭に思い浮かべた相手をランダムな場所にテレポートさせるリオンのデンリキ。トリガーが「照れること」のため、あどミンに食べさせるまで完全に無自覚に発動させてしまっていた。


ブンシンダブルーン

「ダブル」と呼ばれる自身の分身を作り出すセリナのデンリキ。周囲には完璧な複製に見えるが、自身には全身タイツ+発動者のお面というパチモンに見える。

ダブルに向かって手を振りながら「バイバイ」と言うと消える。ただし、ダブルに何でもやらせていると勝手に自我を得て暴走してしまう。


ドッゲラカーン

相手を笑わせるショウタのデンリキ。発動後にギャグを聞かせるとたとえつまらなくても相手は爆笑する。


スラスララクショウ

描いた絵を実体化させるゲンタのデンリキ。物を実体化させれば本物と同じように使え、動物を実体化させれば動き出す。


カオカオスッポカン

モノと話せる様になるユラのデンリキ。左手で持ったドラムスティックで叩くと顔が出現し、右手のドラムスティックで叩くと消せる。元々顔がついている物体には使えない。

本人のドラムスティックでしか効果を発揮させられないため、顔を出している間にドラムスティックを紛失すると元に戻せなくなる。


チョキチョキチョッキング

相手のデンリキを断ち切るユウマのデンリキ。劇中では「アヤ×2ツリングネットワーク」の対抗策として用いられた。

多数の刃を相手に飛ばして攻撃することも可能。


シモシモカメーヨ

人間以外の生き物と会話できるマウナのデンリキ。劇中ではマウナのペットの亀に対して使っていたが、猫や神社の御神木に対しても効果を発揮していた。


デンシリトリヨッセン

しりとりで口にしたものを取り寄せるギュナイのデンリキ。ただし、「ん」がつく物は無効で言うと感電する。ただしその仕様を使って相手に電撃を食らわせることも可能。また、物だけではなく人間も取り寄せることができる。


ペラリンブックック

物語の世界に入れるベニオのデンリキ。物語の終わりまで体験しないと現実に戻ることが出来ないため、話が未完成だと誰かが続きを書き終えるまで脱出できなくなってしまう。また、発動時に他の人を巻き込んでしまうことも。


ガチャガラポン

3回まで相手と入れ替われるイクのデンリキ。ただし声は中身のままなので怪しまれる可能性がある。こちらも周囲の他人を巻き込むことがある。


サイコグルメトリー

食べ物に宿った記憶が分かるリオンのデンリキ。ただし視覚情報だけしか知ることができず音は聞こえないため、誤解してしまうことがある。


デルデロダッシュ

写真の被写体を実体化させるユラのデンリキ。写真を伏せると消える。出した物は様々な意味で薄くなる(食べ物だと薄味になり、人だと淡泊な性格になる)。


2021年度編集

ツルツルツール

相手を転ばせるユウマのデンリキ。ダジャレを言うと自分も滑る。ダジャレを連呼するユウマとの相性は最悪で、またしても制御できなかった。だがいざという時に相手を滑らせることに成功した。


シュルシュルディスタンス

「シュルシュル(相手の名前)」と言うと、その相手を自分から引き離すソラのデンリキ。近づこうとする相手を矢印で跳ね返すこともできる。

ユウマに試合で負けたソラが絶望したことで暴走を始めてしまう。


キエルスケール

一定時間透明になれるマリアのデンリキ。声だけは聞こえるため、喋らなければ気配を消せる。


カードデダース

カードに描かれた絵柄を実体化させるメイのデンリキ。カードを伏せると消える。ただし最初にめくったカードの絵しか召喚できない。


イッツショウワタイム

昭和の風景を追体験するゲンタのデンリキ。ただしタイムスリップしているわけではないため、干渉は基本的に出来ない(相手が血縁者である場合は例外)。


スーハー ストップルン

息を止めている間だけ時間を止められるソニアのデンリキ。発動条件の関係から、解除後は負担がかかる。


コピコピコピッペ

「コピッぺ(相手の名前)の(能力)」と言うと、その相手が持っている能力を自身にコピーできるベニオのデンリキ。複数の能力にも使えるが、対象の弱点も得てしまう。


ヒョイットヒョウイーン

周囲のモノに憑依するセリナのデンリキ。使っている間は意識を失って無防備になってしまうため、体に何かあると戻れなくなってしまう。


ダレッポイント

能力に対する周囲からの評価がわかるレイのデンリキ。対象の能力が100点満点中何点かで知ることができるが、あくまでも「世間からの評価」しか見られないので、相手の本性や馬が合うかまでは分からない。本人の点数は2枚の鏡に写した姿を覗き込むことで表示される。


ヘンシュウデワンスモア

自分の過去の経験を編集できるギュナイのデンリキ。パソコンのある暗い部屋にワープし、動画編集ソフトを操作する要領で都合の悪い出来事をなかったことにできる。消去した部分は赤い筒状の棒となって落ちてきて、この棒を覗くと消したシーンを見られる。


スッポリ スンポール

段ボール箱に入ると小さくなれるショウタのデンリキ。小人の姿も分かるようになる。


パラレルレルパー

パラレルワールドに行くことができるマウナのデンリキ。どの世界に行けるかはランダムなので、元の世界に帰るには天文学的な確率を搔い潜らなければならない。


マイマイウーマ

食べ物の味や食感を好きなものに変えるソノマのデンリキ。味覚を操作するわけではないので、他の人が食べても効果はある。


サトリンパッカーン

心を落ち着かせて集中力を高められるマウナのデンリキ。使用中は口調が敬語になる。


クルクルブショーン

戦国武将と入れ替わることができるメイのデンリキ。本人の中身はガチャガチャカプセルに閉じ込められてしまうが、武将とは会話ができる。


2022年度編集

ドッケラビーム

相手に当たると爆笑させることができるビームを発射するショウタのデンリキ。


ユキーツモドリーツ

時間を戻すことができるレイのデンリキ。発動させると黒電話のダイヤルが出現し、回すことで周囲の状況を確認しながら時間を巻き戻せる。


生放送で使用編集

汎用編集

ミエミエマルットハート

2020年度に使用したてれび戦士共通のデンリキ。バグモンスター化した電空の住人の「大事にしている言葉」を表示する。


バイバイバグリムーブ

2020年度に使用したてれび戦士共通のデンリキ。「大事にしている言葉」をエネルギーにしてバグモンスターにぶつけて元に戻す。


カムカム エクスプロージョン

2021年度に使用したてれび戦士共通のデンリキ。チャージしたパワーをぶつけてペコドローンを爆発させる。


フレフレ ウォーターリフレッシュ

2021年度に使用したてれび戦士共通のデンリキ。雨を降らせて、スリップダメージを与える火の玉や電キャに浴びせられたペコパリオンズの妨害塗料を消す。


単発編集

ドコドコフィッシュ

ゲンタのデンリキ。2020年度に超大間で使用。魚群を探知する。


ジャバジャバ・ツッカルーン

ショウタのデンリキ。2020年度に超別府で使用。温泉の力で攻撃する。


超バイバイバグリムーブ

ギュナイのデンリキ。2020年度に超仙台で使用。巨大な相手のバグを除去する。


モウヤメサセテモラウワー!

ショウタのデンリキ。2020年度に超大阪で使用。ツッコミの力で攻撃する。


タツマキ・キエテーナ

ソノマのデンリキ。2020年度に超新潟で使用。バグを帯びた竜巻を消す。


ヒジキシャワー

ユラのデンリキ。2020年度に超チコシティで使用。ひじきの力で攻撃する。


ボーットイキテンジャネーヨ

イクのデンリキ。2020年度に超チコシティで使用。バグモンスターになったチコちゃんを元に戻す。


ドコドコストーン

ゲンタのデンリキ。2021年度に超銀河鉄道の超採掘場で使用。埋まった物を探知する。


バイバイバタフライ

セリナのデンリキ。2021年度にアーカイブ星のコンテナで使用。敵を消し去ることができる。


スポンジ ワクワクック

ベニオのデンリキ。2022年度に使用。ケーキのスポンジを焼くことができる。


ニコニコ ハッピーレシピ

マウナのデンリキ。2022年度に使用。「笑顔のレシピ」を取り返せる。


イイネ・デ・アンインストール

メイのデンリキ。2022年度に使用。応援の力で攻撃する。


モグモグ・スシクイネェーション

ギュナイのデンリキ。2022年度に使用。寿司の力で攻撃する。


ガオガオ パオーン

ソニアのデンリキ。2022年度に使用。動物への愛を込めてガーディアンに攻撃する。


キラキラ・スタースパーク

ソラのデンリキ。2022年度に使用。七夕の願いの力で攻撃する。


カキカキ・イマジネーション

ユウマのデンリキ。2022年度に使用。漫画の想像力で攻撃する。


メリクリロケット・ゴゴゴドーン

ショウタのデンリキ。2022年度に使用。クリスマスの願いの力で攻撃する。


関連タグ編集

天才てれびくんhello, てれび戦士 電キャ 電空物語 ライデンリキ

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