巴(月が導く異世界道中)
ともえ
概要
元は「蜃」(しん)と呼ばれていた竜。
真と契約したことで人の姿となった。
「巴」の名は、源平合戦の女武将「巴御前」が由来。
太古の昔から世界にいる竜の一柱(上位竜)。最果ての荒野の奥地で会えるとされるが実際は大半寝ている。
しかし、戦闘になると強力な幻術を使い一方的に精神を攻撃してくるため、戦闘らしい戦闘はほぼしないが負けたことはない。付いた名前が「無敵の蜃」。
マコトとの出会い
オークの女性エマを助けるために来た真と戦闘になり、圧倒され幻を見せている間に記憶を探り、その記憶の一部にあった時代劇に刺激を受けた彼女は自分から真に降り、彼と共にあることを決め、契約する。その結果2:8の支配契約を結ぶこととなり、人の姿を得た。
マコトの記憶から時代劇の世界観と侍に憧れた彼女はその高い能力を時代劇の再現に注いでおり、時代劇のノリをしたいがために動くこともしばしば。気付けば色々と和風なものを作ってる。
眷属に竜人ミスティオリザードがいる。
能力
幻使い
霧と幻を操り、記憶と心を読むのが得意。
人型となってからはそれらを交渉ごとに使い、記憶からあらゆる事情を把握して相手を自在に丸め込む。
亜空
霧を媒介にして行き来できる彼女の支配空間。元は入ってしまえば霧も見えず闇しかない場所。
しかしマコトとの契約後はマコトの記憶にある肥沃な日本風の環境のある新世界となった。
巴はここをマコトを領主とした土地として亜人たちを住まわせ、時代劇的な和風の文化を根付かせることを計画。ドワーフに刀を造らせたり通貨に銭を採用したりとやりたい放題な町作りを楽しんでいる。
マコトとその眷属しか出入りのための霧を作れないため、捕らえられれば逃げ出せないという面もある。
関連タグ
ヴェルドラ=テンペスト…別のなろう系小説に登場する竜。主人公が転生(真の場合は転移)して最初の方に出会ったり、主人公と出会ったことで人の姿を得た、主人公の記憶から現代の知識に影響を受けたと共通点が多い。ただし、ヴェルドラは出会ってから長い時間が経ってから人の姿を手に入れた。また、そのヴェルドラの人の姿が本格的に活躍する転スラ二期2部と月が導く異世界道中が放送されたのが奇しくも同クールである。ちなみにこのアニメにもヴェルドラの中の人は月読役で出演している