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CV:花江夏樹

人物

不運な男子高校生、異世界へ行く

本作の主人公月読様によって異世界に召喚された平凡?な高校生。弓が得意。イケメンな父と美人な母と姉と妹がいる。元々は体が弱かった。
実は両親が異世界出身のヒューマンで、両親は異世界の女神と「いつか大切なものを一つ捧げる契約」を交わして地球に転移してきており、この度それを執行対象となった。

加護はあれども行き先・危険区域

地球担当の月読は勇者が必要となった女神から上記の契約の実行を依頼され、月読は姉弟から真を選ぶ。しかし異世界の女神は良く言ってフツメンの真を事実上拒否。真にはヒューマン種以外の言語の加護だけを付与、世界の端の危険区域「最果ての荒野」に落とした。
真はそれを哀れに思った月読から空間系の加護と自由に生きていいとの許可をもらい、異世界を歩き始めることになる。

第一現地人のハイランドオークのエマを魔族から助け、霧と幻覚を操る上位竜の蜃と出会い、災害の黒蜘蛛に食われ、エルダードワーフのベレンと出会い、手に入れた能力「亜空」の住人を増やして活用する生活を始める。

商売しながら世界と関わる

月読様から頂いた加護の一部は『自分を中心とした一定空間内に自由に効果を付与する能力』になり、大半が『自分用の新世界「亜空」を作る能力』になった。

亜空とヒューマン種の流通を作ろうと人里に向かうが、亜人的な容姿と莫大な魔力の組み合わせ、そして言葉が通じないことにより、それはもう暴力的な迫害を受ける。(ちなみにこっちの世界では女神の加護によりヒューマンなら識字率100%で言葉喋れないとか有り得ない)そのため仮面で顔を隠し魔力のコントロールと筆記とリスニングを自力で身につけ、空中に魔術で文字を書くことで「魔族から呪いを受けて喋れなくなった」と説明し、やっと交流を持てるようになった。
なお、レベルは1らしいが、これは真の基礎能力が高すぎて幾ら敵を倒してもレベルが上がるだけの経験値を得られないため。

現在はライドウという商人としてクズノハ商会を運営している。縁あって最果ての荒野に最も近い都市ツィーゲの大商会の代表レンブラント氏の後援を得て、ツィーゲでの商売を始める。また、第2号店として学園都市ロッツガルドでも店を構え、情報取得のため学園に通うようになる………戦術全般専任講師として。


過去

今でこそ異世界で超人として振る舞えている真であるが、幼少期は湯気でやけどを起こす、受け身を取って骨折する、頻繁に発熱するなど、日常生活に支障をきたすレベルの虚弱体質であったことが「Extra」で明かされている。
これは両親が異世界のヒューマンという外見以外の諸々が脆弱な種族であり、真が生まれた現代社会がヒューマンにとって生きているだけで負荷のかかる世界であったことに起因する。両親は女神の加護があり、姉は加護の残滓が受け継がれ、妹は母体が世界に適応したために体が丈夫であったが、真には世界から体を守るだけの要素が何もなく、生命すら危ぶまれていた。(後述する魔術師曰く「真だけがババを引いた」)
転機となったのは、現代社会で幼い真を見かけたある人物との邂逅であった。真も覚えていないその人物は数人しかいない現代社会の魔術師で、真を救うだけの能力を持っていた。
魔術師は両親に事情を説明した上で真の魔術回路に手術を施し、風魔術と光魔術、回復魔術の才能を引き換えにして身体能力を補強。これにより真は現代社会においてやや貧弱というレベルまで改善した。(風魔術、光魔術、回復魔術が使えず、回復魔術を受け付けない体質となったのはこれが理由)
異能者からすれば、本来なら一般人と遜色ないレベルで身体能力が改善されるはずの施術を施したが、真の体質が想像以上に脆弱だったために期待通りにいかなかったことを悔やんでいた。(それでも両親からは本人の努力次第でなんとかなるレベルにまで改善されたことを感謝された)

能力

  • 身体能力

元々異世界出身者(ヒューマン)の血を引き、それなりの鍛練を積んでいたため、一切の負荷から解放された異世界では身体能力だけでも超人クラスの力を持つ。
魔力量に至っては異世界に訪れた直後でも上限が上位存在でも測れないほど容量が隔絶している。さらに魔力容量は弓の鍛錬で独自の集中法に伴っておこる「意識の拡散と再構成」によって、上限を超えて増大を繰り返している。異世界の常識では上限値の上昇は有り得ないことで、真の鍛錬は異世界では常識の範疇外らしい。
魔法については五属性(火・水・雷・土・闇)の魔法を使えるが、概要で記した幼少期の施術の影響から、風魔法は一切使えず、自身が受けるのも含めて回復魔法に関する適性がまったくない。特に回復魔法を受け付けないことは問題となっており、重傷を負うたびに従者たちが無理をして何とか治療を施している。
言語の理解と膨大な魔力量から繰り出される高効率高威力の魔法は敵を殲滅するのに困らない。

高校では弓道部だったが、それ以前より少々特殊な弓道場にも通っており、その実力は学生レベルには収まらない。
異世界では更に強化されており、彼の放つ遠距離攻撃は距離を無視してほぼ確実に当たる。

  • (かい)
月読様から与えられた加護によって発現した固有能力。自身の周囲に半球状の可変式領域を作りだす。その領域内では大抵の物ごとを即座に感知できるほか、任意に強化・不可視化といった各種属性付加などを行える。普段の真はこの能力を使って膨大な魔力を隠している。
能力を目の当たりにしたスサノオによると、月読様の能力としては中途半端な形になっているとの事。

  • 亜空
真と巴の契約で生じた領域で、異世界とは別の空間。豊かな自然あふれる空間で、マコトの知っている果物がある他、狼や熊など独自の生物も存在するなど、マコト独自の異世界と言える。
マコトの魔力の増大で領域が拡がる特性がある。マコトか巴の意思で出入りは可能で、この世界の女神(程度)では存在さえわからない。
広い土地に資源と魔力が満ちており、マコトは女神の迫害あって危険は多いが資源は少ない最果ての荒野に住む亜人たちを亜空に住まわせることにする。
最初にハイランドオーク、エルダードワーフ、ミスティオリザード、アルケーが住人となる。マコトやエマの許可で入居する種族は増加中。
亜空での品物をそのまま直接外部に売る場合のリスクを考え、クズノハ商会で扱う品物の認知度を上げる目的で定期的に部外者を迷わせるように呼び込んで土産を持たせて印象を広める「蜃気楼都市」としての活動を行っている。
緊急避難で呼び込んだヒューマンが事件を起こしてからは隔離した区画内に来訪者を呼び込む形になり、接触する者も一定以上の実力者のみに限定した。
スサノオ、大黒天、アテナの3柱は自力でこの亜空に入り、真と友好的に話し歓待を受ける。その神々によると、月読様が真に与えた神力のほとんどが亜空の形成に関わっており、真の中に潜在的にあったホームシックがこの空間形成に携わっているのではないかと神々は考えている。

  • 理解(言霊の極み)
女神が真を世界の果てに放逐する際に「お情け」で与えた能力。
「異世界の共通語以外の言語」を文字通り理解する能力で、ヒューマン以外の種族となら問題なく意志疎通が可能、亜人のみならず魔獣の類とも会話できる。
異世界にある各種魔術言語も日常会話レベルで使えるため、本来なら丸暗記しなければ使えないとされていた魔術の改良が可能。
共通語については読み書きまでは習得したが発音だけはできなかったため、後述する言霊の極みを得るまで共通語は「筆談(魔術で空中に文字を書く)」でコミュニケーションを取っていた。
能力の正体は本来限られた聖人にのみ与えられる「悟り」に相当する「言霊の極み」という能力から「異世界の共通語の理解」だけを削除したもの。書籍9巻にて真から「共通語を使えるようにしろ」と取引され、完全な形に戻る。
だが、真の持つ素質の容量は一切考慮されておらず、別の神が見たところ完全な形で能力を押し込まれた真は死ぬ寸前との事だったが、魔力容量の増加と神による調整で何とか事なきを得ている。

  • 魔力体
ソフィア=ブルガとランサー戦以降、「個人ごとに上限がある魔力の最大放出量を増やしたい」「常に身を守る障壁が欲しい」と考えていた真が、ロッツガルド学園の夏休み中に司書から薦められた文献から研究を重ねて実用化に至った技術。
体内の魔力を体外で固体化させるというもので、魔力でありながら物体なので防御に使えるほか、攻撃等にも即座に転用可能。魔力で形成した動く着ぐるみの様なもので、傍からみると無駄遣い以外の何物でもないが、真の有り余る魔力があってこそ成立する。

  • 創造
自身の魔力のみで世界に存在しないものを創り出す力。真の場合は攻撃を「握り潰す」ための力として巨大な白銀のガントレットを創造して見せた。
真は魔力体の延長線上と考えていたが、識曰く「ヒューマンとしては前人未到の境地」で、大黒天曰く「神ですら限られた存在にしか行使できない力」と称賛している。

因みに創造神と言われている女神も元々あった世界と契約した上で人間からヒューマンを生んでいる。無から創造したわけでは無い。

関連タグ

月が導く異世界道中
巴(月が導く異世界道中) 澪(月が導く異世界道中) エマ(月が導く異世界道中)
葛葉ライドウ:偽名の元ネタ。

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