絆創膏がトレードマークの高校生。度が過ぎるほどのお人好しで善意に満ち溢れたような男。何よりも悪徳・悪行を憎み、己が信じた正義に徹することを信念としている。時にその行いは偽善・愚行と非難されることもあるが、彼の人間愛に触れ、救われてきた者は数多い。自他共に認める相手の逆鱗に触れる天才。彼の特徴に「大切な人を守るときこそ真の勇気を発揮する」と秋雨が評しており、特に美羽が傷つけられた場合には途端に敵に対して容赦のない姿を見せる。梁山泊の面々やその他のある一定以上の使い手たちは見ただけで「武術の才能がない」と口を揃えて言い、そのため武術において、常人の何倍もの努力をし、それに加え生命の危機さえも感じる諸刃の剣を使わなければ水準には追いつかないといわれるほどで、この欠点は本人が持つ甘さや強さを発揮するまでに時間がかかりすぎるスロースターターに影響している。
戦闘スタイルは、師匠たちの武技を組み合わせた総合格闘。「才能が無い」と言われつつも師匠たちの地獄の修行(という名のムチャ振り)に耐え抜いたその肉体は、「武術の基礎の塊」と揶揄されるほど。
心を落ち着かせて戦う"静"のタイプの格闘家であり、相手の動きを予測して最小限の動きで防御・回避を行う「流水制空圏」を使いこなす。