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フェルゼンの編集履歴

2023-07-23 01:44:57 バージョン

フェルゼン

ふぇるぜん

「ベルサイユのばら」に登場するキャラクター。フルネーム「ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン」。

概要

CV堀勝之祐野沢那智


貴族で、容姿端麗で知性的である。

親友はオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ


実在の人物である「ハンス・アクセル・フォン・フェル『セ』ン」がモデルで、マリー・アントワネットと愛人関係にあったことも事実で、架空の人物であるオスカルとの関わりを除けば、ヴァレンヌ事件などベルばらで描かれた話はほぼ史実を元にした逸話である。


フランス革命以降はマリー・アントワネットを喪った失意の中、故郷であるスウェーデンに帰国したが、その失意は民衆に対する深い憎悪へと変わり、民衆を憎む冷たい権力者に変貌し、国民を弾圧するようになり、やがて憎悪を募らせた民衆に撲殺されるという、自業自得ながら哀れで無残な最期を遂げた。これは史実通りの最期だが、彼の本心は親友のオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェや愛人マリー・アントワネットと冥界で再会するためという厭世的な思考にあり、オスカルやアントワネットが亡くなった日に死にたいが故に、わざと冷血漢を演じていたと日誌に書き残しており、革命を逃れ、自分を頼ってきたロザリーとその息子には、若き日からの知己の関係だったからか、本心の一端を吐露していた。さらには革命の混乱の際に死ねなかったことを人生最大の痛恨と考えていたようで、齢を重ね、醜く老いさらばえた姿で親友や愛人に再会することを今際の際に嫌悪し、老いた自分の醜態を親友や愛人に晒すことを激しく恐れつつ、惨たらしく死んでいった。つまり、強い愛が彼を結果的に冷血漢に変え、冷血漢の権力者に変えてしまったという点で、自業自得とはいえ、皮肉な出来事であった


なお、容貌は本編では容姿端麗の美男子であったのだが、革命後は精神的ショック+加齢による老け込みが激しかったのか、知性的な美男子であった時代の面影のほとんど残っていない気難しそうな老人のそれでしかなかった。その激しい老け込みようはロザリーが言葉を失うほどであった。


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ベルサイユのばら

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