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「たとえ世界がひっくり返っても私は引きこもる!!!」

CV:楠木ともり

概要

ひきこまり吸血姫の悶々』の主人公。通称コマリ。誕生日は2月18日

ムルナイト帝国の名家に生まれた吸血鬼の少女。小説家志望であり、学院時代のいじめが原因で引きこもり生活を送っていたが、あるときなぜか帝国の将軍・七紅天の1人に抜擢され、バーサーカーな吸血鬼たちを率いることになってしまう。

小心だがお人好しで正義感が強い。吸血鬼なのに血が飲めないため、背が小さい・運動音痴・魔法が使えないという三重苦を背負っており、部下からの下克上を避けるために周囲にはそのことを隠している。

家族構成は宰相で親馬鹿の父アルマン、次期皇帝候補だった母ユーリン、妹のロロッコと未登場の兄と姉。

能力

カリスマ性や容姿の美しさを持っているが、戦闘能力はガガンボに毛が生えた程度。つまり全くない。

ハッタリで攻撃をかわす描写はあるが、全てかわせるわけではない。

あと貧弱。どれぐらい貧弱かというと腕立て伏せを数回やった程度で筋肉痛になるぐらい。

だがこれは通常状態での話。

烈核解放《孤紅の恤

テラコマリ·ガンデスブラッドに生まれつき備わっているものであり、発動させると理性をなくす。

母ユーリンと似たような特徴を持つ。

皇帝いわく母ユーリンと精神の性質が似ているから、似たような烈核解放が発現しているらしい。

発動条件はある程度の量の血を吸うこと。

発動させると隕石が降ってきたかのようなスゲー力を使用することが可能となる。

たが、烈核解放が終わりを告げるとごっそり魔力が抜け落ちたようになり、数日動けない状態に陥る。

この烈核解放で大量虐殺を起こした過去がある。

そちらに関してはこの文字をタップして確認して頂きたい。

この烈核解放に関しては、朔月ロネ·コルネリウスが興味を抱いている。

血を吸う対象によって使える力が変わる特殊性がある。

それは各種族の特徴を色濃く反映したものとなる。

血を摂取する人の種族使える力
吸血種爆発的な魔力と身体能力
蒼玉種強力な回復魔法と鋼のような硬質な肉体
翦劉種あらゆる刀剣を操る能力と鉄より硬い肉体
和魂種時間を加速させる能力
獣人種狐の耳と尻尾が生えることとプラスの意思力を撒き散らす(光る)

※この表に関しては2023年7月(11巻発売後)時点の情報です。

人物像

親バカな父アルマンからの刷り込みで、自分を「一億年に一度の美少女」だと思っている。実際に作中では第七部隊の部下をはじめ、他者からも容姿を褒められており、過去にはこのフレーズを知らない人物からも内心で「一億年に一度の美少女と言っても過言ではない」と評されたことがある。一方で、ミリセントから皮肉で「百億年に一度の美少女」と言われた際にはわざわざ訂正を求め、ヴィルから「十億に一度の美少女」へのランクアップを提案された際にも「そこまでじゃない」と否定し、直後の「一兆年に一度の美少女」だと言われるカルラと張り合わせようとしたヴィルの言動にはツッコミを入れた。また、その美貌をいかして何か事を成そうという発想はコマリ本人にはない。

希代の賢者」とも自称しているが、実際のところは単に世間知らずで、お世辞にも頭がいいとは言えない言動が目立つ。知識量に自信を持っている根拠も『アンドロノス戦記』という有名な絵本に出てくる戦術を全部覚えているというものだった。

ただ、魔法や身体能力の面で吸血鬼としてダメダメな部類であることや虐めを受けた過去もあって、基本的には自己評価が低く、「一億年に一度の美少女」も「希代の賢者」も単なる自惚れや勘違いというよりは自身の数少ないアイデンティティとして縋っている節がある。

人間関係

作中では変態や殺人鬼などの危険人物が多いことから、コマリは自分の中で危険度評価値をレベル1から5までの範囲でランク付けしている。

コマリのメイド。コマリの意思に反して周囲に喧嘩を売ったりセクハラしたりするヴィルにコマリは悩まされるが、なんだかんだ信頼を寄せるようになる。

危険度評価値は変態だから5

コマリを将軍にした張本人。

変態だが接触の機会が少ないことから危険度評価値は4。後に少しは常識を弁えているという理由で3になった。

学院時代にコマリをいじめ、結果的に引きこもりに追い込んだ人物。

コマリと同じ七紅天で友達。

危険度評価値は、コマリ視点では優しい美少女という認識から1……だが、一時的に2になることがある。というか危険度評価値自体が、サクナが何かしでかした時に話題に上がる概念である。

コマリの母親の教え子。コマリはネリアから妹扱いされたり、メイドにしようと狙われていたりする。

危険度評価値は3

コマリとは同じ境遇にあり、コマリが自分の意思で真の実力(激ヨワ)を明かした唯一の相手。

平和主義者であるため危険度評価値は1

コマリの書類上の。コマリは国を乗っ取ろうとする丞相グド・シーカイの企みを阻止したいリンズの助けになるために奔走し、結果的にリンズと婚姻関係になった。

カルラ同様平和主義者であるため危険度評価値は1。またコマリは、正式な家族以外ならリンズが一番信頼できるとまで発言している。

コマリの妹。

コマリにとってはしょっちゅう悪戯を仕掛けてくる天敵であるため、危険度評価値は5

皇帝から変態成分を抜いたver.であるとヴィルに言われている。

コマリにとってはピアノが上手くてぬいぐるみが好きであること以外よくわからない人物なので危険度評価値は3

六戦姫でありコマリ(通常状態)と戦ったことがある。

かなりの武闘派。

それ以外に大した関わりはない。

天舞祭の際に戦った狐。死んだ村の皆のためにユーリン・ガンデスブラッドを殺すことを夢として掲げていた(誤解)。トレモロとの戦いで誤解がとけ和解した。

逆さ月のトップ。元神聖教教皇。そしてゴリラ

生のピーマンを口に突っ込まれたり、麦茶に唐辛子を入れられたりされている。

危険度評価値は18ぐらい。

  • 第七部隊の部下たち

コマリはたびたび問題を起こす彼らを制御できずにいる。一方で手作りのお菓子を配ったり相談に乗ったりしている。

危険度評価値は5

余談

  • 名前のテラコマリは「めちゃくちゃ困ってる」感を出したくて付けられたらしい。
  • 誕生日の由来は、おそらく作者のペンネームの由来になっている始皇帝の誕生日。