アマツ・カルラ
あまつかるら
「一緒に世界を平和にしませんか?」
天照楽土の五剣帝大将軍の1人。漢字表記は「天津 迦流羅」。
宇宙最強の将軍と評されており、プロフィールの通りあらゆる才能に恵まれているが、唯一戦闘能力だけは皆無というのが実態。将軍の職も、実家のコネで無理矢理就任させられたもので、本人はあまりやる気を見せなかったが、一方で国の将来のことを気にかけてはいた。
カルラ本人はみやこ一の和菓子屋になることを夢にしており、天照楽土では「風前亭」という和菓子屋の店主をしている。
しかし天舞祭の中で、コマリたちとの交流を経て意識を改めて大神になった。ただしあくまで本業は和菓子屋だという。
コマリとの初対面時など、表向きは冷静沈着で強者らしい様子(とコマリと同類にしか見えない子供っぽさ)を見せるが、実際は昼寝が好きでだらしないところがあり、大神になってからも怠けて仕事が遅れがちになっている(それでもいざ仕事にかかると辣腕を振るうが)。
従兄のアマツ・カクメイのことを慕っており、出奔したきり帰ってこない彼のことを心配している。後に常世へ渡った際に再会しているが、以降は彼の異性関係を気にしている様子も見せる。
容姿は「一兆年に一度の美少女」と評されている。コマリの「一億年に一度の美少女」の1000倍優れているようだが、こちらは実際に容姿の美醜に言及される機会は少なく、誰が言い出したかも不明。
カルラ自身の意志力を消費することによって、対象の時間を巻き戻す烈核解放。
幼少の時点で既に片鱗を見せていたが、弾みで時間を戻されては大変なことになるため、天舞祭で制御可能になるまでの間はカクメイがロネ・コルネリウスに作らせた神具によって封印されていた。
カレン・エルヴェシアスからは孤紅の恤に匹敵するかもしれないと評されており、カルラ次第では自分以外の時間を巻き戻すことで時間移動の実現も可能にするほど、作中に登場した烈核解放の中でも高いポテンシャルを持つ。
しかし魂を消費するため、酷使するとカルラ自身が消滅してしまうリスクがあり、それは天舞祭後も変わっていない。