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「七紅天とは武の象徴でもある! 鍛え上げた己の肉体で敵を打ち滅ぼすことこそ宿命! ガンデスブラッド殿はその辺りを理解しておられるか?」


CV:稲田徹


概要編集

ムルナイト帝国七紅天の1人で、第五部隊の隊長。


筋骨隆々で歴戦の猛者だとわかる見た目をしている。脳筋らしく、エンタメ戦争の相手としてラペリコ王国のチンパンジーばかり選ぶコマリの実力を疑問視している。


関連タグ編集

ひきこまり吸血姫の悶々











以下、原作2巻のネタバレ注意































正体は逆さ月のスパイで、サクナ・メモワールの人生を歪めた張本人。


その本性は傍若無人で、部下のこともエンピツ程度の道具としか見ていない、脳筋どころではない悪辣な人物。


サクナが持つ烈核解放【アステリズムの廻転】に目をつけ、サクナの両親と姉を神具で殺害。家族を取り戻す方法を教えるかわりに逆さ月に入るよう要求し、以降サクナを道具として利用していた。


ムルナイトの魔核を掌握するために、サクナにムルナイト帝国の要人を暗殺し記憶を盗み見るよう命令を出したが成果を得られずにいた。


フレーテ・マスカレールがコマリを七紅天の座から降ろそうとしていることを利用して七紅天闘争の開催を提案。その中でサクナに七紅天を殺害し記憶を見るよう命令するが、サクナは事情を知ったコマリに絆され、命令を遂行できなくなる。


業を煮やして自らがコマリを拷問することに決め、裏切ったサクナ諸共追い詰めるが、サクナがコマリに血を飲ませた事で孤紅の恤が発動し一気に形成逆転、さらにはこの戦いにて右腕を失い彼女に恨みの言葉を放って一時撤退。


不利を悟ってアジトへ撤退するが、サクナが事前に殺害・洗脳していた自分の部下(全員口を揃えて「私はお前の道具じゃない」と彼に対する恨みのような言葉を口にしている)にナイフで複数回滅多刺しにされるといった襲撃を受けた挙句、後を追ってきたコマリに倒される。コマリからはサクナへの謝罪を要求されるが、最後まで見下した態度を改めることはなかった。しかし、今回の件で彼は今までの自分がしてきた事に対する報復を受けたと言えるほどの地獄を味わったのは間違いないだろう。


その後生存はしているらしいが、アマツ・カクメイ曰く「牙の抜けた虎のような」状態になっているとのこと。


後にコマリと協力・共闘する関係になった他の逆さ月のメンバーと違って敵対したまま退場しており、現在の動向は不明。


余談

オディロンが登場する原作2巻では、実はサクナを裏で操っていた人物がオディロンだったことは、七紅天闘争終盤にオディロンが逆さ月のスパイとしてコマリとサクナの前に姿を現すよりももっと前、サクナ視点でのなんでもないような地の文の中でサラッと記載されていた。これはミスだったらしく、後の重版ではオディロンの名前がちゃんと伏せられている。


その反省なのか、2巻のちょうど3年後に発売された11巻では、コマリが自分の小説『黄昏のトライアングル』の原稿をチェックする中で「誤字脱字もそうだが、黒幕の正体が何故か途中に書いてある——なんてポカがあったら目も当てられないからな」とメタネタをかます場面がある。


アニメでは8話でその本性を現したのだが、それ以前の回でサクナとの通信魔法でのやりとりの声も特に加工されておらず、稲田氏の声を知っている人であれば、原作勢、アニメ勢問わず黒幕が誰なのかバレバレの状態であったため、上記のネタをアニメに逆輸入した説も浮上している。

真・関連タグ

諸悪の権化 ざまぁ 自業自得 因果応報 救いようがない

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