概要
i-MiEVとは三菱自動車工業が生産していた電気軽自動車であり、世界初の量産型電気自動車である。2009年に法人向けリース開始、2010年より一般販売開始。
リチウムイオン電池を車両床下に搭載し(16kWh/Mタイプのみ10.5kWh)それを電源に後輪を電気モーターで回して走るミッドシップ後輪駆動となっている。
デザインは卵型流線形ワンモーションフォルムで唯一無二のオーラを放つ。前面から見るととっとこハム太郎もしくはモルカーにも形容される小動物系フェイスである。
マイナーチェンジ:
2011年 Mタイプ(10.5kWh)登場、ベースグレードをGタイプ(16kWh)へ変更
2014年 GタイプからXタイプへ変更
2018年 バンパー大型化に伴い登録車へ移行、Mタイプ廃止
2021年 生産終了
一充電での航続距離:164km(16kWhモデル)、120km(10.5kWhモデル)
急速充電器50kWによる充電時間(80%まで):30分/15分
家庭用充電器3kWによる充電時間:7.5時間/4.5時間
ただし航続距離の短い10.5kWhモデルの電池(東芝SCiB)の耐久性が高く、現存個体で高値が付きやすくなっている。電気自動車ともなるとガソリン車より動力費が安く(ガソリン代の半分以下)オイル交換もほぼないことから年間ある程度乗る人にはメリットもあるだろう。
特に自宅にソーラー発電があり卒FITなどで電力が余っている一戸建て家庭ならお得に使える。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
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