概要
追放ものの作品。正式名称:ようこそ『追放者ギルド』へ ~無能なSランクパーティがどんどん有能な冒険者を追放するので、最弱を集めて最強ギルドを創ります~
原作既刊2巻
メソポ・たみあ(原作)荒木佑輔(作画)U助(キャラクター原案)
コミカライズはドラドラふらっと♭にて連載。
既刊3巻
あらすじ
追放ブーム。世の中ではそんな言葉が流行っている。
〈ステータス・スカウター〉という能力を数値化&視覚化してくれる便利アイテムが登場したことで、世間では高ランクのパーティがステータスの低い仲間を追放することが流行となっていた。
ギルドマスター育成学校を卒業したアイゼンはステータス偏重主義の世間に疑問を抱いており、尚且つ【鑑定眼】という〝隠しスキルを見抜くスキル〟を持っていた彼は、無能と称され追放された冒険者たちが実は特殊な隠し能力を持つ有能ばかりであることに気付く。
そこでアイゼンは追放された者で新興ギルドの起ち上げを決め、追放された冒険者を次々と雇用。
あっという間にギルドは大きくなり始める。
「使えない無能はクビだ!」
「あ、じゃあウチが貰いますね」
「ステータスが低い奴なんていらねぇんだよ!」
「この子を捨てるとか、お前ら正気か……?」
アイゼンの新興ギルドには数値で測れない有能な者たちが集い、やがてギルドの名を世界に轟かせていく。
逆に、メンバーを引き抜かれたSランクパーティやステータスの数値しか見れない者たちは転落と失墜の道を辿り、本当の無能は誰なのか思い知ることになる……
「パーティが潰れそう? そんなの、大事な仲間を追放する方が悪いんだよ」
登場人物(【】内:隠しスキル)
追放者ギルド
アイゼン・テスラー【鑑定眼:対象者の隠しスキルを見抜く】
主人公。「追放者ギルド」のギルドマスター。
追放ブームを快く思っておらず、自身の隠しスキルをもってそのブームに反抗するべく追放者ギルドを創立した。
朴念仁。
ヴィリーネ・アプリリア【超第六感】
物語冒頭において「追放」された、元Sランクパーティ「銀狼団」メンバー。
ステータスの低さを理由に追放されたところをアイゼンが迎え入れ、最初のギルドメンバーとなった。
マイカ・トライアンフ【巫の祝福】
元Sランクパーティ「アイギス」のメンバーにして、2人目の追放者ギルドメンバー。ケモ耳
コレット・ハクスバーナ【なし】
元Sランクパーティ「トールハンマー」のメンバーにして、3人目の追放者ギルドメンバー。
隠しスキルはないが、高い肉体能力を持つ。
銀狼団
サルヴィオ【屈強な肉体】
Sランクパーティ銀狼団リーダーにしてヴィリーネを追放した男。
追放直後に高難易度ダンジョンに挑み、ギルドは壊滅した。
その後は反省し…。
その他
カガリナ・カグラ【動物会話】
冒険者ギルド「アバロン」のギルドマスターの一人娘にしてアイゼンのギルドマスター育成学校の同期。
現在は同ギルドの受付をしており、たびたびアイゼンの無茶振りに呆れながらも応えるなどしている。ツンデレ。
ハリアーという鷹を飼い、アイゼンに対する恋心をからかわれている。