概要
1979年デビューのテクノポップバンド。
基本的に4人編成("改訂"後3人編成)。
リーダーは平沢進。
2000年に活動を停止し、現在は核P-MODELとして平沢のみが活動中。
平沢を含め、歴代メンバーらも個々で音楽活動をしている。
メンバー
平沢進(ギター・シンセサイザー・ヴォーカル)
歴代メンバー
秋山勝彦(ベース、シンセサイザー)
田井中貞利(ドラム)
田中靖美(キーボード)
菊池達也(ベース)
三浦俊一(キーボード)
横川理彦(ベース)
荒木康弘(ドラム)
中野照夫(現・テルヲ)(ベース)
高橋芳一(キーボード)
ことぶき光(キーボード)
藤井ヤスチカ(ドラム)
福間創(system-1)
小西健司(system-2)
上領亘(アルゴリズム)
Tainaco(ヴァーチャルドラマー)
ディスコグラフィ
オリジナルアルバム
IN A MODEL ROOM (1979/8)
LANDSALE (1980/4)
Potpourri (1981/3)
Perspective (1982/3)
ANOTHER GAME (1984/2)
KARKADOR (1985/10)
ONE PATTERN (1986/6)
P-MODEL (1992/2)
big body (1993/3)
舟 (1995/12)
電子悲劇/~ENOLA (1997/11)
音楽産業廃棄物~P-MODEL OR DIE (1999/9)
その他アルバム
Perspective II (1982/3)
不許可曲集 (1983/3)
SCUBA (1984/10)
PAUSE (1994/5)
LIVEの方法 (1994/7)
Corrective Errors remix of 舟 (1995/9)
SCUBA RECYCLE (1995/11)
VIRTUAL LIVE-1 (1999/7)
VIRTUAL LIVE-2 (1999/10)
VIRTUAL LIVE-3 (1999/11)
P-PLANT CD Vol.1 (2000/6)
太陽系亞種音 (2002/5)
シングル
美術館で会った人だろ (1979/7)
KAMEARI POP (1979/12)
ミサイル (1980/5)
ジャングルベッド II (1981/3)
Rocket Shoot (1996/10)
ASHURA CLOCK (1997/8)
LAYER-GREEN (1997/8)
活動休止
1988年から1991年9月まで"凍結"と呼ばれる活動休止
1993年から1994年まで"待機"と呼ばれる活動休止をしている。
活動再開時はそれぞれ "解凍" "改訂"
それにともない、88年メンバー(中野照夫、田井中貞利、ことぶき光)を「"凍結"メンバー」
91年メンバー(秋山勝彦、ことぶき光、藤井ヤスチカ)を「"解凍"メンバー」
94年メンバー(福間創、小西健司、上領亘)を「"改訂"メンバー」
と呼ぶことがある。
また、2000年に"改訂"メンバーを"解体"し、現在は"培養"と呼ばれる活動停止をしている。
初期メンバーの一人である田中靖美は圧倒的な音楽技量を持ち、平沢と言葉の少ないやり取りでアルバム制作をすることができる等の役割を果たしていたため、平沢から「右腕」と呼ばれていた。しかし1983年に「音楽のアイデアが尽きた」ことと「インド雑貨店を経営したい」ということを理由に脱退。現在でも自身の店舗の音楽を手掛けているが、音楽活動は止めている。
しかし、平沢の核P-MODELのアルバムに参加、平沢に酔っぱらったついでに会いに行くなど現在も仲良くしている。
また、1991年の「解凍」においてはことぶき光が重要な役割を果たしており、解凍期P-MODELの方向性は平沢とことぶきによって決定されたものだったという。
改訂期のメンバーらは現在もリーダーであった平沢と交流が多く、平沢のライブに出演、雑誌出演、アルバム参加などもしている。
また、平沢のライブの観客としてこっそり参加してたり、平沢のライブ後に差し入れしに行ったりしている。
関連タグ
けいおん!:主要キャラがP-MODELメンバーを元にしてネーミングされている。
YellowMagicOrchestra:坂本龍一が所属する。活動終了後にソロ活動をしている音楽家とテクノポップ繋がり。
外部リンク
平沢進 Susumu Hirasawa (P-MODEL) Official site
平沢進/P-MODELオフィシャルサイト
ソロ・デビュー20周年/P-MODELデビュー30周年記念イベント特設サイト
書籍“音楽産業廃棄物”の著者、高橋かしこさんのサイト
データベースファンサイト。
ディスコグラフィーはもとより、書籍、会報、広告、メンバーの記述も豊富。
初心者は見るべし。