概要
省都は福州市。
密入国を斡旋するブローカー犯罪組織である中国マフィア、蛇頭の本拠地で密入国だけでなく凶悪犯罪にも手を染めるなど社会問題となっている。
なお、省域のほとんどは中華人民共和国の統治下にあるものの、島嶼部のうち金門島や馬祖島など一部については現在でも中華民国(台湾)の実効支配下にある。そのため福建省は(台湾では2019年までに省の機能は事実上廃止されているものの)中華民国・中華人民共和国の双方に実効支配領域として現存する唯一の省となっている。
食文化に関しては、長崎の中華街の飲食店や沖縄料理の多くは福建料理の流れを汲んでおり、日本への影響も大きい。