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レイセン(林トモアキ)

れいせん

『レイセン』は、著者林トモアキ、イラスト上田夢人のライトノベル。林トモアキの小説『お・り・が・み』の続編にあたる『戦闘城塞マスラヲ』の後日談的続編である。

ストーリー

機転とハッタリで世界を救ったヒキコモリ青年・川村ヒデオ。彼の就職先(新ステージ)宮内庁神霊課から贈る都市型オカルティック・ギャグストーリー。

登場人物

用語解説

宮内庁神霊班

古くから人の世にはびこる「隠(おに)」を闇から闇へ葬る超法規的組織。

警察庁心霊班

公式名は「長官官房総務課特別資料室係」。科学捜査が匙を投げた証拠物件などが破棄される前の最後の砦。

自衛隊猟科教練

公式名は「第40普通科連隊」。魔人や魔物などの人外の脅威への実験部隊。

精霊

人間だけが持つ「霊力」が信仰という形で一つの対象に集約し自我を持った超常の存在。

雑霊

俗に「悪霊」と呼ばれる霊害で人間の憎悪や憤怒などの負の部分の感情が凝り固まった存在。

自然霊

ヨーロッパではニンフと呼ばれる自然発生タイプの霊で精霊のスケールダウン版。

関式

関節式機動器(かんせつきしきどうき)。技術的な問題から、いまだに動作は遅く兵器化には程遠い。

余談

作者曰く、本作は前作戦闘城塞マスラヲの飽くまで後日談であり、この作品自体で完結させるつもりはなく、その後に展開される「精霊サーガ」への壮大な前フリであると語っている。

単行本1巻のあとがきにおいて、戦闘城塞マスラヲ終了後、同作のアニメ化が企画され、しかし作者とアニメ製作側との間で折り合いがつかず、結局話は流れていたことが語られた。

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