概要
『遊戯王VRAINS』に登場するVR空間。VRAINSにおけるデュエルの殆どが、このLINK VRAINS内で行われる。
高いネットワーク技術を有する大企業SOLテクノロジー社により提供されており、現実と遜色ないメタバースなのが特徴。
Den City内にいる人間であれば「Into the VRAINS」の掛け声でログインが出来、人々は新たなデュエル体験に熱狂している。LINK VRAINSログイン時、ほとんどの人間はアカウント名と専用アバターを用いており、VR世界で顔を合わせているが現実世界での姿や本名は知らないなんてケースも見受けられる。
LINK VRAINS内で吹く風はデータストームと呼ばれている。
データストームの正体は長らく不明だったが、43話にてイグニスがネットワーク空間で生み出した超物質データマテリアルに由来するものと判明。データマテリアルは人知を超えた超物質であり、通常の数千倍のデータ処理を実現させ、それらが収束したものがデータストームである。SOL社はデータマテリアルを独占し、自社のネットワークシステムに取り込むことで莫大な利益を手にし、これによってLINK VRAINSを発展させたのだ。
なお作中で幾度となく崩壊or乗っ取りに遭っている。
1期終盤でハノイの塔計画によりあらゆるデータが吸い上げられ、街並みが崩壊したために2期で「新生LINK VRAINS」として新たに始動。だがボーマンがミラーLINK VRAINSを作り、ニューロン・リンクによって一般アバターの意識データを使い潰した件により、3期開始時点では閉鎖されていた。その後Aiがコードキーを奪取し、一般ユーザー向けに無料開放している。この際、Aiは『LINK VRAINS Ai-LAND』と名称を変えていた。
最終回ではDen City外からでもLINk VRAINSにアクセス可能となり、故郷へ戻った穂村尊が綺久と共にアクセスしている。
そして本編の後日談に当たるデュエルリンクスのVRAINSワールドにおいても登場。
LINK VRAINS内に新たに発生した未知のエリアとしてデュエルリンクスが位置付けられている。だがSOLテクノロジー社はデュエルリンクスの発生に関与していない模様。遊作たちはデュエルリンクスの謎を紐解くべく、活動していくこととなる。